« 2015年07月 | Main | 2015年09月 »
ピガールって
8月30日(日)に、ピガールが、渋谷にオープンしました。私は一足先に、レセプションパーティーに行ってきました。

ピガール(PIGALLE)は、その名のとおりパリ・ピガール地区にあるセレクトショップで、オリジナルブランドの展開を強化し、今はパリメンズなどでコレクションを発表しています。中位グレードでの展開で、ライフスタイルやカルチャーを反映したファッションで人気です。

パリメンズでは、サンローランやベルルッティなどのビッグメゾンの裏スケジュールでショーを行っているので、私は中々行けませんですが、いつも凝ったショーをやっていることで注目されています。

私が行ったのは、もう2012年1月に行われた2012-13年秋冬コレクションで、ピガールのクラブで演劇仕立てのショーを食事しながら見るという印象深いショーでした。

日本ではセレクトショップなどでの展開が広がっていましたが、今回満を持しての日本直営店を構えました。

場所は、渋谷・円山町。かつての花街、そして今は夜の歓楽街。パリ・ピガール地区もいわゆるモンマルトルの歓楽街で、かのムーランルージュがあるところです。私も、何度も行っていますが、昼から怪しい雰囲気が広がる町です。その一方、ファッションやブティックが集結エリアでもあり、カジュアルショップや可愛いセレクトショップをそぞろ歩く観光客も多く見られます。

そのピガールの雰囲気を求めて渋谷・円山町にお店を構えたようです。でも、このピガールがある通りは、ラブホテルや風俗店などはなく、小粋な飲食店が点在する通りです。周辺に、同ターゲットの業種・業態はありませんので、立地創造型の出店と言えそうです。


店内はコレクションアイテムの他に、人気ロゴTやナイキエアとのコラボものが充実。ロゴTで¥9,800。内外価格差もそれほど大きくないように感じます。

運営は、近日オープンするAMIと同じ、ディトリクス社。ショールーム事業はディストリビューション事業を行っている会社です。AMIも内外価格差を抑えたフェアプライスを展開しており、企業努力を感じます。


「立地創造型出店」「内外価格差を抑えたフェアプライス」でどのように闘うか注目です。











★関連記事:ピガールが東京・渋谷区円山町に旗艦店をオープン

★東京でのコンサルティングやリサーチ、取材で感じたことはこちらでも綴っています

https://www.facebook.com/yamanakaconsulting
 2015/08/31 18:45  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

文化系無造作男子のススメ
「文化系無造作男子」は、2016年春夏メンズのトレンド解説で、私がよく使用している言葉です。

文科系ではなく文化系、すなわり、画家やフォトクグラファー、作家のようなアーティストのイメージ。体育会系と対局にある男性のイメージです。

着こなしは無造作が特徴。こちらは、ここ数年続いている「ダサかっこいい」の流れです。そこに文化系なモチーフや、レトロな感じをミックスさせたルック。

クシャクシャな髪、レトロなメガネ、裾だし、アートなモチーフやデザイン、スカーフなどでの下術家気取りなどが特徴です。

2015年秋冬のダンヒルが印象的でしたが、2016年春夏は、プラダが計算された無造作さを提案していました。

また、ストリートなウェアで急上昇したエチュードスタジオが、パリメンズでパレロワイヤルのビュランのアートの前で提案したルックも文化系男子でした。

そして、ミラノの芸術大学の裏庭でショーを行ったアンドレア・ポンピリオ。サーフな雰囲気のルックも見られましたが、ダサめがねをかけたひ弱なアート男子を提案していました。

今後、気になるキーワードです。

■プラダ



■エチュードスタジオ



■アンドレアポンピリオ



Via Colleciton by Aapparel-web

★東京でのコンサルティングやリサーチ、取材で感じたことはこちらでも綴っています

https://www.facebook.com/yamanakaconsulting
 2015/08/26 12:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

アディダスが仕掛けるファレル発クリエイティビティの輪
昨晩、「CELEBRATION PARTY TOKYO by Pharrell Williams & YOON 」に行ってきました。

ファレル・ウィリアムスにより世界から選ばれた5人のクリエイターが「真のスーパースター」の意味を語り、クリエイティビティを連鎖させていくグローバルキャンペーン「#OriginalSuperstar - Pay It Forward」のローンチを記念したもの。

Pusha T(プシャ・ティー)、Grigoriy Dobrygin(グリゴリー・ドブリギン)、Smithe(スミス)、VJ Mian(ブイジェイ・ミアン)、そして日本を代表するYOON(ユーン)。この5人にファレル・ウィリアムスがメッセージを伝達。

その様子がこちらの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=hdBgiFPrTkk
https://www.youtube.com/watch?v=PsgJqTqMwIA

この5人がそれぞれの形でメッセージを具現化させていきます。そして、昨晩はそのメッセージを、1日限りの遊び場としてYOONがクリエイトしました。それが、この「CELEBRATION PARTY TOKYO by Pharrell Williams & YOON 」です。


会場は、天王洲アイルの運河沿いにある寺田倉庫の中。大きなエレベーターからおりると、大きなメッセージとファレル、YOONのパネルを設置。エントランスではライブペイントを行うなど、クリエイティビティ感じるイントロです。







広い空間には、巨大なクッションを重ねたリラックススペース、バーコーナー、新コレクションであるSupershell(スーパーシェル)も展示されています。


8月7日(金)に発売された第1弾の「Supershell Art Collection(スーパーシェル アートコレクション)」は、史上初めてシェルトゥ(スニーカーのつま先に切替え部分)にグラフィックを施されているのが特徴。NYのコンテポラリーアーティストTodd James(トッド・ジェームス)、アメリカのフォトグラファー兼ディレクターCassBird(キャス・バード)、日本のコンテンポラリーアーティストMr(ミスター)が手がけたもの。そして彼らもファレル・ウィリアムスが選んだメンバー。




第2弾は、Supershell Sculpted Collection(スーパーシェル スカルプテッド コレクション)」は、シェルトゥに立体型の3Dアートを施したもの。イラク出身のアーティスト、Zaha Hadid(ザハ・ハディッド)、Todd James(トッド・ジェームス)、Mr(ミスター)に加えファレル自身もアートを創りました。





この、Supershellのオブジェや、デザインのアートも展示されていました。

パーティーの中盤には、ファレルとYoonが登壇。ファレルが、自分のメッセージをクリエイトしたYoonを讃えていました。





会場が、ほとんどのゲストが、スマホでファレルや会場を撮影。女性を中心にセルフィーもたくさん撮っていました。ハシュタグとともに、SNSで拡散。発売前日としては、とても良いPRとなったと思います。


ファレル、世界から選ばれた5人のアーティスト、会場に招いた消費者に身の回りにいるファションリーダーというピラミッド構造。そして、グローバル&ローカル、デジタル&リアル、ストリート&アート、リード&シェア、現在のファッションマーケッティングを考える上で、大事なキーワードが盛り込まれたプロジェクトと言えるでしょう。

★東京でのコンサルティングやリサーチ、取材で感じたことはこちらでも綴っています

https://www.facebook.com/yamanakaconsulting
 2015/08/18 09:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ラッキー・ブルー・スミスのインスタパワー
今回のメンズウィークで、最も注目集めたメンズモデルが、ラッキー・ブルー・スミス(以下ラッキーB)です。プラチナブロンド、クールなマスクで、存在感抜群です。なんと、まだ、17歳。

私が、彼を最初に見たのは、2013秋冬のミラノメンズ。マークジェイコブスのショールームでした。今から2年半前ですから、まだ13か14歳ぐらいだったのでしょう。その時は、そんなに幼いとは思いませんでしたが、自分で撮ったインスタの写真をもう一回見ると、やっぱり、あどけないですね。





その後、彼はインスタを駆使して、なんと1ミリオン超のフォロワーに、今日チェックしたら、130万人がフォローをしています。

その凄さを目の当たりにしたのは、ミラノメンズのエトロのショー会場。なぜか、10代の女の子ばかりが会場の前に。中心地から離れ、ちょっと不便なエトロの会場は、いつも車やタクシーで溢れていますが、そこに女子軍団も溢れ、周辺は大混乱。そんなことを全然、気にしない彼女たちは、地べたに座ったり、ショーのゲストに、ハッシュタグを告知して、ラッキーBの画像を撮るようにお願いしたり。ものすごいパワーです。



ショーでは、彼は、セカンドルックで登場しました。



そして、ショーが終わって、会場に出ると、“出待ち”の女子たちが待ち構えています。後日、聞いた話だと、関係者も会場に戻れなくなるほどの大混乱です。



その後、タクシーで移動すると、ファンに囲まれたラッキーBが、雄叫びをあげる姿が。インスタで自分の位置を知らせ、ファンたちが集まったところに出かけてコミュニケーションをとることを心がけているそうです。

この秋は、モンクレールのキャンペールモデルに抜擢。「会いに行けるスーパーモデル」、ラッキーBの躍進はまだまだ、続きそうです。

★東京でのコンサルティングやリサーチ、取材で感じたことはこちらで綴っています

https://www.facebook.com/yamanakaconsulting
 2015/08/10 13:53  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

山中健 公式サイト


ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

山中健 プロフィール
山中健 公式サイト
コラム 山中健のWorld Report

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
山中
金環日食を見ながら感じたこと (2012年05月21日)
mie
金環日食を見ながら感じたこと (2012年05月21日)
Rina
メンズの死角 (2011年12月08日)
山中
新サイトオープンしました (2011年06月07日)
山中
銀座シャネル (2011年03月25日)
morimo
銀座シャネル (2011年03月25日)
最新トラックバック
3区カフェと20区カフェ (2009年07月21日)

http://apalog.com/yamanaka/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集