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2014AW メンズキーワード 1 「ロマンチックテーラリング」
東京のコレクションも落ち着きました。そこで、今回から数回に分かれて、2014AWのトレンドキーワードをまとめていきたいと思います。

最初に、大きな流れをつかみたいと思います。私は2つの大きな流れがあると感じています。1つは、ぐっと大人っぽく、そしてロマンチックなテーラリングを中心とした流れ「ロマンチックテーラリング」です。大人っぽいアイテムが中心でありながら、レディスで使われるようなカラーやテキスタイルを使い、甘めの味付けがされているのが特徴です。ここ数年、英国紳士のようなストイックなテーラリングが多かったのですが、2014AWはエレガントさとリラックス感をあわせもったものが増えています。この流れは、先シーズンのハイダーアッカーマンのルックが創りだしたもののように思います。

今シーズンでこの代表的なルックはプラダです。カラフルなパレット、ルーズなシルエット、細長いストールなどが印象的でした。バーバリープローサムは画家の旅をテーマにスカーフを肩に巻いたフェミニンなルックを提案しています。プラダ、バーバリープローサムというトレンドセッターのビックメゾンがこのテーマを採り入れている点にも注目したいですね。

プラダ




バーバリープローサム



★メンズのコレクションをもっとご覧になりたい場合はこちらから
ミラノメンズパリメンズピッティもあります。
 2014/03/31 10:30  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

東京のファッションウィークを振り返って
22日で、いったん東京のファッションウィークが終了しました。実際には今週は展示会やビッグなブランドショーなどが続きますが、メルセデスベンツファッションウィーク東京(MBFWT)が日いくつもショーに行くという日々はいったん終わりました。

4大コレクションの後、そして東京という極東という前提条件から、運営側にいろいろな苦労があったと思いますが、グローバルを見据えた取り組みに始動したといえます。

そんな中で、印象に残ったショーをいくつか、お伝えします。まずはレディス


ヤストシエズミ

MBFWTで、最も印象に残ったショーでした。レトロ、ミッドセンチュリーという世界のビッグトレンドを上手く採り入れながら、美しいシルエットのレディライクを魅せました。



エーディグリーファーレンファイト
天津憂さんの丁寧な仕事が光ります。遠目でもわかる素材とシルエットの美しさ、奇をてらわずとも伝わる美しいデザイン。ラストに、同デザインをさまざまなカラーを魅せたのですが、カラー異なることでデザインが見えることをしっかりと伝えています。




オニツカタイガー×アンドレア・ポンピリオ

宇宙をテーマに、エンターテイメント性あふれるショーを行いました。注目のデザイナー、アンドリア・ポンピリオが来日し、かこみ取材に応じている姿も印象的でした。



アツシナカシマ
数学的モチーフを題材に、カラフルで美しいルックを披露。今シーズンはメンズも増やし見応えがありました。そして3Dマッピングも素晴らしかったショーです。



メンズについては、明日のセミナーでお伝えします。ぜひ、お越しを。

開催詳細はこちらから
http://www.textile-net.jp/exhibition/2014_15aw-seminar.html


※こちらにもたくさん写真や記事が載っていますので、ぜひ、ご覧ください
http://apparelweb-collection.tumblr.com/tagged/tokyo

Photo by Ko Tsuchiya(ヤストシエズミ、エーディグリーファーレンファイト、アツシナカシマ)
、Yusuke Abe(オニツカタイガー)
 2014/03/25 13:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

MBFWTにジュリーが
MBFWT2日目の夜に行われた、パッチケークイーターのショー。

テーマはなんと、ジュリーこと沢田研二。

ジュリーといえば、グループサウンズのタイガースからずっとトップスターであり続けましたね。

私の記憶は、「危険なふたり」から「勝手にしやがれ」「TOKIO」まで。その頃の「色男」の代表でありました。

その一方、やんちゃな部分もあり、男子もリスペクトする存在だったと思います。

そんなジュリーの人気絶頂期のステージ衣裳を彷彿させる人気が続々と登場、「勝手にしやがれ」風のダンディなパステルスーツ、「カサブランカダンディ」のフリルシャツ、「だーリング」のセーラールック、「TKIO」のパラシュートなどなど、当時の記憶が残っているゲストはすぐにピンときたでしょう。

沢田研二といえば一定の期間、昔の映像が全然でないことがありました。なぜか彼だけモザイクで消されていたのです。

そこからでしょうか、最初に流れた映像はモザイクで隠した昔の歌番組、そしてフィナーレでは、覆面を被ったモデルがウォーキングといった、演出のギミックも。

会場には顧客やファッションスクールの学生と思われる20歳前後の観客も。彼らには、どう映ったのかなぁ。


Photo by Ko Tsuchiya

この他の画像はこちらをご覧ください
 2014/03/19 09:06  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

東京にニューショップが続々と
14日の金曜日はオープニングレセプションがたくさんありました。私もいくつかお邪魔しました。こちらでは、セレクトショップ3店を紹介したいと思います。

青山の骨董通りに、パルグループがオープンさせたのが「ドローイングナンバーズ(Drwing Numbers)」。「ハイスタイル」をテーマにしたセレクトショップです。



レディス、メンズウェアだけでなく、雑貨やギャラリーなどをミックス。そしてそれらの商品群をセレクト、編集したのは、業界をリードするプロたち。

タレントのYOUさん、スタイリストの小沢宏さん、エディターの青木良文さんなどなど。さまざまなプロの視点が、心地よい化学反応を起こしています。








メンズは、ブルックリン出身のオバディア&サンズなど、東海岸の上品な普段着という感じでした。

青山の他に、二子玉川高島屋SCにもオープンとのこと。


その後、青山から渋谷・明治通りへ。



待ちに待った「トッドスナイダー・タウンハウス(Todd Snyder Town House)」です。
トッドスナイダーは、Jクルーのメンズをクールにした立役者。彼が手掛けたNYトライベッカのリカーストアは、NYに行くたびに行きます。



その彼が独立して作ったレーベルがトッドスナイダー。そして、その世界初のショップがこのショップなのです。

店舗は地下1階から2階までの三層。NYの街角にありそうな外観、そしてオールドアメリカな内装。素晴らしい出来上がりです。





品揃えはオリジナルに加え、トリッカーズやオールデン、バラクータ、モスコットなど、コンセプトに合致したブランドや雑貨が複合されています。2階にはバーも。





内外価格差のあるプライス設定が、ちょっと気になりますが、円安の今、仕方がないのでしょうか。

運営は、接客と顧客づくりで定評のあるアングローバル。がっちりと日本の上得意客をつくっていくのでしょう。

そして、明治通りをぐっと登って、ビームス原宿へ。

NYのサーフショップ「ピグリムサーフ+サプライ(Pigrim Surf + Supply)」がレジデンスストアとして期間限定ショップをオープンさせたので、そのパーティーへお邪魔しました

店前まで行くと、ものすごい人。人気の高さがうかがえます。



ビームス原宿の1Fがすべて「ピグリムサーフ+サプライ」。ウッディーな内装に、サーフボード、本、家具などが置かれ、ハッピーな雰囲気が広がっています。展開されているウエアは、開放的でリラクシングな今の空気にぴったり。ビール片手にくつろぎました。



この3つのお店に共通するのは、メンズでアメリカを打ち出していること。世界一リアルクローズマーケットが大きく、世界一アメカジが好きな日本メンズを物語る現象とも言えるでしょう。
 2014/03/17 02:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ウォルフォードが銀座に日本初の路面店を
ラグジュアリーなレッグウェアマーケットでは圧倒的なシェアを占めるウォルフォード(Wolford)が銀座の並木通りに日本初の路面店をオープンさせました。


世界のファッションストリートには必ずと言っていいほどあります。パリのサントノーレの店などは日本の大人の女性がこぞって買い求めています。

ウォルフォードといえば、ストッキング。手仕上げで創られた凝った柄が、女性を魅了していますよね。

そして、ここ銀座店では、ボディコンシャスなウエアも展開。独特の製法で着る方に自然とフィットするのが売りとのこと。日本では、ここ銀座店と池袋東武のみで扱っているようです。

レッグウェアといえば、日本が世界で一番のマーケットサイズ(一人あたりの年間消費支出額)を誇るのですが、その多くはポピュラープライスマーケットのもの。その日本で、世界の富裕女性を虜にしてきたウォルフォードがどのように事業を拡大していくのか、注目していきたいと思います。








 2014/03/17 01:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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