« 2010年02月 | Main | 2010年04月 »
無関心な態度
店舗調査が多い私は、あまり店舗の顧客になりません。
調査がしにくくなるので。
でも、やっぱり気に入った商品があると、つい、ポイントカードを作ってしまいます。

その中のひとつに、大手セレクト系の新業態があります。
ちょっとクセのある商品特性なので、顧客をつくっていかなきゃいかんなずなのに、お客さんの顔を覚えるのが苦手のようです。同じスタッフに何度か接客してもらっても覚えてもらえてません。ポイントカードも出しているのに。

そして、そこから来るDMですが、宛名が「中山」になって送られてきます。
そのDMを見るたびにイラッとした気持ちになっていたので、おととい名前を訂正してもらおうと店に行き、「ついでに初夏ものも。。。」なんて思ってたのですが。。。。

店に入っても、値つけに忙しいのか、あいさつもほとんどなし、そしてスタッフはおしゃべり。。。欲しい商品も見つかったのに。。。

その中で、まともそうな女性スタッフに、間違ったDMが来ることを伝えると、まるで、私の登録の仕方が違うかのような言い方。。。。

何も言う気も起らず、「もういいです」と言って店を出ました。。。

私がその店に行くことは一生ないでしょう。。。
 2010/03/27 08:19  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

まとふ 10AWコレクション
昨日は、東京ミッドタウンへ「まとふ」のショーを見に行きました。

まとふは、「日本の眼」という大テーマを掲げているとのこと。

そして、10AWのシーズンテーマは「かさね」で、現代の日本の草花や風景を色に置き換えた「かさね色目」を中心としたコレクションを展開。

黒から蒼、そして澄みとった青に移り変わる夜明けの空や、夕焼けといった不変の自然からとった「かさね色目」の他、街路樹やアスファルトなどの現代ならではの「かさね色目」まで、さまざまな「かさね色目」を纏ったモデルが登場し、日本の風景を表現していました。

グローバル化へのアンチテーゼともとれる「日本情緒」を大切にしたショーでした。



※ もっとご覧になりたい方はこちらで
 2010/03/26 09:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

FACTOTUM 10 AW コレクション
昨晩、FACTOTUMのショーを観に、国立競技場に行ってまいりました。

スタジアムの下の通路を利用したランウェイの横で、暗闇の中、ショーの開始を待っていると、ベルがなった後、重々しいBGMが流れ、モデルが登場しました。

テーマは「Cross Road」

荒涼とした大地を思わせるような粗いベージュ、ブラウン、グレーといったベースカラーで、ニット、ネップ、ツィード紡毛系の素材のジャケットやムートンのコートに、ネックウォーマーを巻きながら、頬を赤くし、猫背気味に歩くモデルたちは、イギリスの炭鉱町を歩く労働者風です。

着こなしは、レイヤードというより、「防寒のための重ね着」という印象で、ジャケットの上にロングカーディガンを羽織ったり、ガウン風ニットの上にコートを羽織ったり、「アウター&アウター」の着こなしが印象的でした。

そしてトップスの丈はチュニック丈が基本で、カーディガンやニットの下から、赤や黄色のチェックシャツをのぞかせています。

パンツはくるぶし上の細身が基本で、チャッカーブーツやワークブーツを合わせています。

国立競技場のコンクリートが、まるで英国の石壁に見えるような、重厚で、ノスタルジックなショーでした。



こちらでもっと写真をご覧いただけます
 2010/03/24 10:06  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

アトレヴィ巣鴨
昨晩、アトレヴィ巣鴨の内覧会に行ってきました。

実は、巣鴨駅って自宅から歩いて行けちゃうんです。ただ、最寄駅ではないため、年に2、3回ぐらいしか街は歩いたことはないのですが。巣鴨って、「とげぬき地蔵」のイメージが強すぎるので、年配の方や昭和好きの方が遊びに来た時に、案内するぐらいです。

そこへ、アトレができると聞いた時はびっくりしました。

外観を見て思ったのは、「意外と大きいなー」ということです。アトレでもアトレヴィは小型業態で、近隣の田端、あと先発の四谷のような2〜3層程度と思ったのですが、1〜5階の5層で店舗面積1.800uもありました。

では、業種構成を見てみましょう

1階・2階はランチの持ち帰りやちょっとした手土産に対応した業態構成です。

1階には、コムサのスィーツ業態「ベリーカフェ シュシュ」、ヴィドフランスの「デリフランス」の他、「青山フラワーマーケット」、「RF−1」、2階は、デリ&イートインのフロアで、和、洋、中のデリ専門店と成城石井が展開しています。

そして上層階は、飲食をメインに物販・サービスが構成され、ライフスタイル提案型フロアです。

3階は「ムジ・コム&カフェ」とビューティー・サロンというどちらかというと女性向け、4階は「書籍&タリーズコーヒー」の複合店と飲食とどちらかというと男性向けで、くつろぎに対応し、5階は焼き肉とピザ&パスタと、「しっかりとご飯を食べたい」というファミリーやグループのニーズに対応しています。


田端や四谷は、駅周辺に大きな商業施設がないため、ライフスタイルセンター的な機能を果たしていましたが、巣鴨は、西友やサミット、そしてパワフルな商店街が周辺にあるため、それらとすみ分けた業態を組み合わせることが課題だったと思います。

そこを、江戸情緒と洗練を融合したインテリアと、上質な最寄り業態で、差別化を図っています。

周辺の商業施設は利用しづらかった、アンチ地元志向の居住者、就業者、そして駅利用客を取り込めるのか、見ものですね。

というのは、山手線は原宿〜目黒までは、お洒落エリアですが、それ以外の非大ターミナル駅は、地元居住者と就業者と来街者の特性が雑多な駅です。この「アトレヴィ巣鴨」が成功すれば、山手線のそれらの駅での商業開発のポテンシャルが広がると思います。

今後の展開を見守っていきたいと思います。。

 2010/03/24 09:32  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

SHINMAI Creator’s Project
JFW(Japan Fashion Week )が開幕しましたね。私は昨日、六本木の東京ミッドタウンで開催された「SHINMAI Creator’s Project」のショーと記者会見に行ってまいりました。

「SHINMAI Creator’s Project」は今回で、2回目で、世界の新進デザイナーの登竜門になることを目標にしたJFWのプロジェクトで、日本国内にもビジネスの拠点を置き、モノづくりをしようとしている国内外の有能な若手デザイナーに対し、日本のファッション市場に参入する足掛かりを与えることを目的としています。今回は4つのブランドが、2010-11AWコレクションのショーと展示商談会を行っています。

世界11カ国から選ばれた4つのブランドとは、「A DEGREE FAHARENHEIT」「AKANE UTSUNOMIYA」「FABIOLA ARIAS」「THE INDIVIDUALIST(S),a Label & Luise&Franck」で、ショーはリレー形式で行われました。

最初は、 「AKANE UTSUNOMIYA」です。

ニットを中心とし、ヌードカラーとブラックをベースカラーとしたフェミニンでクリエイティブな印象を与えるコレクションでした。キーアイテムはロングカーディガンで、ローゲージやファータッチ、そして異素材組み合わせなどの、ニット素材のテクニックが効いていました。全体的には、日本人女性らしい上品で優しい雰囲気ですが、透けた素材のニットの下や、背中から、ベリーカラーや山吹色のランジェリーが透けて見えるなどの挑戦をしていたことが印象的です。日本の中高級百貨店のブリッジゾーンやコンサバなセレクトショップの上限ゾーンにあったら映えそうなラインです。




2幕目はフランス人男性と旧東ドイツ人女性の2人組デザイナーによる「THE INDIVIDUALIST(S),a Label & Luise&Franck」です。

プレスリリースにある通り、郷愁に帯びたコレクションでした。ベースカラーは黒、グレーで、「ビッグシルエットトップス×スキニーパンツ×ブーツイン」といったシルエットを基本としています。メンズ、レディス複合のコレクションでしたが、印象的なのはメンズです。メルトンのような素材でできたジャケットの袖部分にできた「捻じり」や、フリンジにおける「ヤれ感」といったテクニックが効いた」コレクションでした。
日本や欧米のメンズモード系セレクトショップにそのまま導入できそうなアイテムが多く見られました。



3幕目は、アメリカ人女性デザイナーの「FABIOLA ARIAS」です。
プレスリリースにある「Victorian fairy dolls」のテーマ通り、森に住む妖精のような、可愛らしい、ナチュラルで、ピースフルなコレクションに仕上がっていました。
フィット&フレアのドレスが中心で、白、ベージュ、グリーン、ベリーカラー、チャコールグレーといった森をテーマとしたカラーでバリエーション豊かに展開されていました。そして、ほぼ全員のモデルが、枯れ木や葉のヘッドアクセサリーを着用しており、物語性を高めていました。
最後に、額のような四角い枠の中に全モデルが収まるという演出も効いていました。




そして、最後は「A DEGREE FAHARENHEIT」です。デザイナーの天津憂氏は、ニューヨーク在住の注目の日本人デザイナーで、アパログ仲間のRINAさんのお知り合いでもあります。RINAさんから、いろいろと事前に情報を提供していただいており、楽しみにしていました。

結果は、期待を裏切らない素晴らしいコレクションだったと思います。黒やベージュをベースとした寡黙ながらメッセージ性の強さを与えるメンズ、レディス複合のコレクションに仕上がっていました。Pコートの袖を切り取ったようなジレや、トレンチコートをねじったかのようなドレス、ペーパークラフトのような装飾、シルバーのストールなど印象に残るアイテムが多かったのも印象的でした。




4つのブランドとも、日本の素材を使用したコレクションでしたが、どのブランドのそれぞれの素材の良さを生かしきったものでした。

3月23日〜25日の展示商談会でどのようなビジネスに結び付くのか、楽しみですね。

ちなみに、この4組のブランドは、4月から新宿伊勢丹で販売もされ、そして上海万博の日本館でイベントも行われるそうです。

今後の活躍に期待したいところですね。

※写真の続きはこちらで
 2010/03/23 10:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

| 次へ
山中健 公式サイト


ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

山中健 プロフィール
山中健 公式サイト
コラム 山中健のWorld Report

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
山中
金環日食を見ながら感じたこと (2012年05月21日)
mie
金環日食を見ながら感じたこと (2012年05月21日)
Rina
メンズの死角 (2011年12月08日)
山中
新サイトオープンしました (2011年06月07日)
山中
銀座シャネル (2011年03月25日)
morimo
銀座シャネル (2011年03月25日)
最新トラックバック
3区カフェと20区カフェ (2009年07月21日)

http://apalog.com/yamanaka/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集