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日本のサービス
香港から戻りました。いつも、日本に帰るといつも思うことを書きますね。
関係者の方で不快に思う方がいたらすみません。。。



よく日本のサービスは世界一といいますよね。
どの店でも、変な態度のスタッフはいませんね。また、商品を販売して、顧客づくりを行うことを専門とする接客販売業態は非常に努力していると思います。


しかし、海外から日本に帰ると、「おもてなしのプロ」とされるレストランやホテルなどのサービスで、「本当に世界一か?」と疑問に思うことが多いのです。


私はよくサービスを、マナーと個別対応力という2軸で測定します。

日本はマナーの下限が高いのですが、個別対応力の上限が低いように思います。
おじぎ、発声、身だしなみなどはできていますが、「融通がきかない」「フレンドリーさに欠ける」「お客様の立場になりきれない」と感じる店が多いです。

つまり「企業対客」というスタンスが多いのです。なので客という立場に胡坐をかいたモンスターなクレーマーが多いのかもしれません。


欧米やアジアはマナーも個別対応も上限、下限ともに幅が広いです。
ですので、「ありえない店」がある一方、「最高に楽しめたと感じる店」もあります。

つまり「人対人」というスタンスが多いので、バラつきが多いのが確かです。ただ、アジアのマナーのレベルはどんどんあがってきています。
特に中国は行くたびに「前よりレベルがあがったかも」と思います(あくまで中高級の話ですが)。このままいくと、マナーレベルがそこそこになり、現在の個別対応力をさらに磨きをあげたら、、、、、。

日本もうかうかしてられません。

日本のサービスは企業の代表としての「マナー」はできているところが多いのですから、「人対人」としての個別対応力をもっともっと、磨いて欲しいと思うのです。

そのためには、会社、上司の部下への理解と権限委譲が大事ですよね。
皆さん、厳しい時だからこそ、考えていきませんか?
 2009/10/22 17:43  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

いざ香港へ
私は今、広州の空港近くのホテルにいます。

成田から香港にいくのに、広州でトランジットというのは珍しいのかもしれませんが、諸々の都合でそのようになりました。

当初は、広州東駅まで40分ぐらいタクシーを飛ばして、陸路で香港入りする予定でしたが、疲れから、翌朝の飛行機を、現地でとり、香港に行きます。ちょっと高くつきましたが、体力温存と安全性のため、仕方ないですね。

今回の香港出張は、アジア消費トレンドの研究のためです。力強い仲間と、現地で合流し、精力的にマーケットを見てまいります。

シンガポールのレポートもなかなか進んでいないのに、香港のインプットが増えていきますが、少しずつでも、両都市のレポートをアップしていきますね。アジア消費トレンドの2大HUB(そういえば、HUBって流行語になりつつあるような。。。)ですからね。

どうぞお楽しみに。。。
 2009/10/17 00:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

シンガポール商業エリア解説1 オーチャードロード
オーチャードロードはいわずと知れた世界に名だたるショッピングストリートです。ただ、初めて行かれた方は車道の広さにびっくりするでしょう。そして、路面店の通りというより、モールが連なっているので、銀座通りやシャンゼリゼ、五番街とは随分と雰囲気が異なります。
まあ、赤道直下の都市ですが、街を歩きながらウィンドーショッピングなどしたら、たちまち熱中症になってしまうでしょう。

商業施設は超高級なものから、大衆的なもの、ヤング向けのものまで幅広くあります。ただ、1Fの路面部分は、だいたい超高級なブランドがショップを構えていますので、一見すると高級ショッピング街のようにも見えます。

しかし、それぞれのショッピングセンターに入ると、上層階がいきなり大衆的になっていたり、若者向けになっていたりします。

なので、オーチャードでは、路面部分に出店する以外は、どのショッピングセンターのどの場所に店を構えるかが重要となります。

オーチャードで一番店といわれているのが、高島屋ショッピングセンターです。核テナントとして、高島屋が入り、準核は紀伊国屋書店と、日本人にとってはありがい存在です。
しかし、日本のファッションブランドは、ほとんど目にしません。高島屋内は、欧米のベターブランド、そして、モールのテナントはラグジュアリーブランドで占められています。富裕層と観光客に支持されている商業施設といえそうです。



そして、この高島屋ショッピングモールに匹敵するモールが今秋に誕生しました。政府系デベロッパーが手掛ける「ION(アイオン)」です。



地下鉄「オーチャードロード」の駅上で、かつ、大交差点の上という立地は、銀座でいうと三越のような立地でしょうか。



テナント構成も地下鉄と直結したB2からB1までは、中間層に対応した人気ショップが集結しています。ZARAやTOP SHOPの他、日本が誇るユニクロ、MUJI、そしてZARAのお姉さんブランド「マッシモドティ」、妹ブランド「べルーシュカ」など、まるで世界のSPAの見本市のようです。

1F、2Fは、ディオール、ドルチェ&ガッバーナ、ルイ・ヴィトンなど、ラグジュアリーブランドが軒を連ねています。

私が出張に行ったときは、ディオールのオープニングと重なり、レセプションパーティーを行っていました。オーチャードロードに面した広々としたスペースでレセプションを行い、その模様をモールの壁面に掲示されたヴィジョンに映し出しており、そのインパクトたるや凄いものがありました。



また、地下3、4階は、日本のデパ地下風の食品専門店街や、フードコートもあり、圧倒的な集客を誇っていました。


マーケットの上澄みをとっている高島屋ショッピングセンター、中間層から富裕層、観光客までを包みこんでいるアイオン、、、、オーチャードロードにおける1番店競争、、、どちらが強者となるのか、見ものですね。
 2009/10/13 12:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

シンガポール トリビア
日本から見るとシンガポールって、マーライオン、罰則が厳しい、ゴミがない、美しい港っていうイメージですが、、、こんな側面があることはご存知でしたか?

自分が「へぇー」と思ったことを列挙してみますね。

1.平均所得は日本を超している。(これは結構有名ですかね?)

2.国土が小さいのに、年間の海外からの訪問客数は1,000万人を超えている(日本は800万人ぐらい)。

3.シンガポールで年間に海外旅行している人の割合は、年間に人口の約120%。(日本は10%台)。

4.現状の一番店は、高島屋、、、でもそれをアイオンという政府系デベロッパーの手がけるSCが追い上げている。

5.ジョン・ローレンス・サリバン、ファクトタム、ラッド・ミュージシャンなどの東京クリエーターを自主編集している百貨店(Tangs)がある。

6.赤道直下だけど、冬物衣料専門店という業態が成り立っている。

7.シンガポールのファッションビジネスをリードしているのは優秀な若者&女性

8.北海道アイスクリーム&銀だこがなどの日本のおやつ系が大人気

9.アジアの他の国と違い、知財保護意識が高い

10.常夏なのに、韓国より1人あたり衣料・履物消費支出額は多い。でも、英語文化だから、自国版ファッション誌がほとんどない。


など、など、、、、

みなさんは、いくつ「へぇー」って思いましたか??


 2009/10/08 20:00  この記事のURL  /  コメント(4)  / トラックバック(0)

シンガポールのファッションマーケット
ただいま私は、中小企業庁のPJで日本のファッション企業のシンガポール出店のお手伝いをしております。

そこで、シンガポールのファッションマーケットについて、日本の業界の皆さまに知っていただきたく、レポートにまとめてみました。マーケットアイ vol3を是非、ご一読ください。
 2009/10/01 10:27  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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