« 2009年04月 | Main | 2009年06月 »
東大生との交流
昨日、東京大学駒場キャンパスでゲストスピーカーとして講義をさせていただきました。
呼んでいただいたのは、七丈准教授の「コンテンツ産業論」です。

タイトルは「欧米型ファストファッションと日本マーケット」です。

日本マーケットを海外のマーケットと比較し、その特徴を説明したのち、欧米型ファストファッションのビジネスモデルについて説明しました。
その後、学生のみなさんに、欧米型ファストファッションがどのように日本に広がっていくかを、消費者視点で考えてもらうというものです。

学生の皆様からでた意見は、「これだけ幅広い層に受けいられる業態は他にはない」「日本のアパレルは品質追求すべき」「ファストファッションも広がって飽きられる段階がくるはず、その時に日本のアパレルはどうするのか」といったもので、とても的確な指摘でした。

あれほど、若く、真剣なまなざしを見たのは久しぶりです。


充実した時間を過ごし、清々しい気持ちで新緑の駒場キャンパスをあとにしました。

 2009/05/26 11:53  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

台北百貨店クルーズ
台湾は、百貨店が非常に強いことは広く知られていますね。そしてその中で、2大勢力が「太平洋そごう」と「新光三越」です。百貨店の中には、日系アパレルブランドがたくさんあり、一瞬、日本にいるかのような錯覚を覚えます。

しかし、百貨店を3店舗もまわると、どこも同じブランドばかりだということに気付きます。
特に、信義という新都心のようなエリアには、「新光三越」が4館も連なっており、同じブランドが違う館にあり、歩いているうちにどの館にいるのかわからなくなるほどです。



需要が供給を上回っている段階であれば、総合化MDがうまくいきますが、転換期を迎えると、差別化のMDが必要です。

太平洋そごうの復興館などは、差別化MDにトライした館といえます。欧米ラグジュアリーブランド、高感度欧米デザイナー、そして日本系メンズ、レストランフロアで差別化を図っています。売上も好調とのことです。





同質化から抜け出し、台湾の百貨店がどのような差別化MDを構築していくのか、そして、そこに日系アパレルがどのように絡むのか、注目していきたいですね。
 2009/05/24 17:50  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

LOOK 台北
台北滞在5日目です。
毎日、いろいろな方にお会いし、密度の高い日を送っています。

詳細は、追ってご報告いたしますが、台北は日本にとって中国進出のための始点になる重要なマーケットであることは間違いないようです。

1.所得格差が他のアジアの国と異なり大きくない。
2.中間層の買い物場所は日系百貨店である。
3.欧米列強がまだ進出していない。(ZARA、H&M、TOP SHOP)
4.日本ファッションはすでに多く進出しており、日本ファッションに違和感がない。
5.台湾の企業と日本の企業のパートナーシップが良好であり、大陸への進出事例も数多くある。

これらのことを、順を追って報告していきますね。


 2009/05/19 13:48  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

成田にて
私は今、成田にいます。

とても空いています。日本人の多くはマスクをしています。
そして、アメリカからの到着便は検疫で時間がかかり、成田乗り継ぎ便はどんどん遅れています。

新型インフルの影響をひしひしと感じている次第です。

今晩、台北に到着し、明日から活動します。リアルタイムでアップできるよう頑張りますね。

 2009/05/15 17:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

副都心線ファストファッションめぐり
昨日は、午後に恵比寿で打ち合わせを終え、夕方の新宿での用事まで、時間があったので、副都心線沿いにファストファッション業態を見てきました。

最初は、コレクトポイントへ。

ポイントの大型複合業態です。





ファストファッションと呼ぶにはいささか違和感があるかもしれませんね。トレンド追従型ではありませんが、早く、安く、洒落たものを用意するという点は一緒ですね。

店内は、ほどよい客数で、客層もポイントのターゲットと合致していました。商品デザイン数が多く、商品陳列も丁寧で、今日の日本アパレルチェーンのよいところが浮き出ています。今の日本のカジュアルを代表する業態といえますね。

そして、次いでトップショップへ。

ファストファッションといわれている店で、一番好きなのは、このトップショップです。ロンドンにいったときは、あれも、これもと買ってしまいます。

ただ、ここ原宿の店では買ったことはないのですね。行ったことは何度もありますが...。
たぶん、私には若すぎるのでしょうね。商品のセレクトも、スタイリングも。
原宿のラフォーレにあるのですから、それでよいのでしょうね。

そして、「H&Mとフォエバー21はどうなっているのかな?」と混み具合をチェック。
H&Mは行列はないものの、相変わらずの混雑ぶり、そしてフォエバー21には行列ができていました。小雨の中、並んでいただけるお客様がいるなんて、本当にありがたいでしょうね。



で、時間が迫ってきたので、新宿へ、副都心線を降り、西口へ行くと、ユニクロの大きな看板が....。

まだ15分ぐらい時間があるので、チェックしてみました。オープン初日に行ったときは大混乱でしたからね。

NYのコンセプチャルな店とは異なり、「商売の原理原則」に基づいた効率重視の店です。

急ぎ足で、ファストファッションと呼ばれている話題店舗を見ましたが、提案しているファッションは、それぞれ自分たちの立ち位置を守ってます。

自己編集型消費者にとっては、低価格でいろいろなファッションを選べる、そんな時代に突入したといえますね。

 2009/05/09 15:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

| 次へ
山中健 公式サイト


ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

山中健 プロフィール
山中健 公式サイト
コラム 山中健のWorld Report

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
山中
金環日食を見ながら感じたこと (2012年05月21日)
mie
金環日食を見ながら感じたこと (2012年05月21日)
Rina
メンズの死角 (2011年12月08日)
山中
新サイトオープンしました (2011年06月07日)
山中
銀座シャネル (2011年03月25日)
morimo
銀座シャネル (2011年03月25日)
最新トラックバック
3区カフェと20区カフェ (2009年07月21日)

http://apalog.com/yamanaka/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集