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シアタープロダクツ@歌舞伎町
昨晩はシアタープロダクツ2009春夏コレクションのショーに行ってきました。

場所はなんと歌舞伎町。1970年代は映画館街、そしてそれ以降は歓楽街として知られてますね。

ボーリング場やサウナなどが入るビルの7Fが会場で、エレベーターの稼働力のなさから、長い列ができていいました。

若者を中心とした長い列が、歌舞伎町にできているのは、STAR WARS以来かもしれせん。

会場は、キャットウォークはなく、舞台がありました。舞台の上には、ほし草が積み上げられ、シーズンコンセプトである「COUNTRY」が表現されています。

しばらくすると、シアタープロダクツのメンズをまとったブラスバンドが現れ、その後、レディスをまとったモデルが登場。

そして、女性シンガーの歌とバンドに合わせ、ミュージカル形式で、作品を見せていきます。
壁紙のような花柄、多種多様なフリル使い、麦わら帽子、ロングワンピース・・・

レトロなカントリースタイルが次から次へと紹介され、20世紀半ばのアメリカの田舎にタイプトリップしたかのようなひと時でした。

そして、ショーを終え、歌舞伎町のネオンを見ると、それはそれで、タイムスリップしたかのようです。21世紀の東京から20世紀半ばのアメリカの田舎、そして、21世紀の東京から取り残されたような印象の歌舞伎町。

もしかして、シアタープロダクツの狙いはここにあったのでしょうか。



 2008/09/20 13:18  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

H&Mの行列に思う
昨日、銀座に行く用事があったので、お昼時にH&Mの様子を見てきました。

予想以上にすごい行列です。H&Mの前から新橋よりの高速道路まで、行列ができており、中に入るのは断念しました。ただ、外観や中の様子から、NYC五番街、ロンドンのオックスフォードサーカス、よりも、スタイリッシュなな雰囲気づくりができていたようです。今度、ゆっくりと見たいと思います。

行列の中には、ファッションが好きそうな若者、行列に並ぶことから楽しんでいる年配の女性グループが目立ちました。時間がない人が利用するにはまだまだ時間がかかりそうです。

このブームを見るとスターバックスが上陸したときを思い出します。日本初、地域初のうちは行列が凄く、その後は落ち着いていき、今では駅構内や、いろいろなところで見かけ、本国アメリカと同じように親しみやすい存在になってきていますね。その後、アメリカのスターバックスの閉店ラッシュのニュースを聞いてビックリしたものです。

そういえば、ブーツがオープンしたときもにぎわったものです。ちょうど、原宿に用事があったので、華やかなオープニングレセプションも目にしました。あと、セフォラは、銀座のH&Mのすぐ近くにありましたね。その売り場展開は話題になったものです。

海外の新規業態の明暗は、「そのマーケットが広いか」「そしてレベルの高い覇権した競合がいるか否か」によって分かれます。

トイザらすがそれなりに、日本に定着したのは、玩具マーケットが生業店がほとんどだったからでしょう。スターバックスも喫茶店が生業店が多かったため、定着したのでしょう。対して化粧品、薬は、マーケットは大きいものの、百貨店、ドラッグストアがレベルの高い展開をしていたため、食い込むことができなかったのでしょう。

H&Mが「日本は見せ場としてそこそこの出店で、アジアで稼ぐのか」、それとも「ローカライズを進め、日本に定着させるのか」、「ブーツやセフォラのように見切りをつけるのか」見守っていきたいと思います。

 2008/09/17 16:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

新宿伊勢丹の挑戦
昨日、半蔵門線から副都心線に乗り換えたところ、伊勢丹の広告が目に入りました。




「そっか、伊勢丹の改装終わったんだ」と思い、新宿3丁目で途中下車して伊勢丹に行ってみました。新宿は毎週行ってるのですが、いつも時間がなく、急いで移動するので、ゆっくりと視察することにしました。

今回の改装の目玉は、地下2階の「イセタンガール」。「「OL〜ミセス」のメイン顧客層へ育成するため、ヤングレディスへより間口を広げ、新たな売場を開発したのでしょう。

イセタンメンズと同様に、ブランド構成は、メジャーどころを揃え、編集風に見せています。そして、それらのブランドの上位分類としてターゲットのライフシーンをもってきています。サンエーインターナショナルが編集平場を構築したことも話題ですよね。

その中で、賑わっていたのは「ピーチジョン」を中心とした「フォー・プライベートタイム」のコーナーです。やはり、手頃な頻度品をハイイメージで見せるということは重要だと再認識しました。

そして、1Fに行き、話題の期間限定ショップ「アート・コンビニエンス・ストア」も見ました。
元ラブレスの吉井氏が手掛けるアーティスト×雑貨&ファッションのコラボ業態です。勢いに乗っている人物が手掛けるものは、やっぱ面白いですね。

で、元々、ヤングレディスだった本館2Fシンデレラシティがどのようにかわっているのか、気になって、行ってみました。

なんと、半分ぐらいがランジェリーとビューティー関連のフロアになっています。以前の坪効率を稼げるのかちょっと気になるところです。

しかし、常識を超えるような挑戦は、それ自体はたとえうまくいかなくとも、その後の業界に大なり小なり影響を及ぼします。それが、トレンドの表流となります。そして、トレンド表流が経済的メリットとなるトレンド中流、底流に変わっていくのでしょう。


今回の「地下でのヤングゾーン開発」「ビューティー関連のシェアアップ」「大手アパレルセレクトによる編集売場の構築」などの伊勢丹の挑戦が、今後、百貨店業界、ファッション業界にどのような影響を与えるのか、楽しみですね。
 2008/09/10 12:56  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ファッションショーな2日
ジャパンファッションウィークが始まりましたね。

私もたくさんのショーを見たいのですが、なかなか都合があわず、今週は2本にとどまってしまいました。

木曜日の夕方は、原宿クエストで「HEATH」のショーへ。

「HEATH」は、好きなブランドの一つで、とても楽しみしていました。
09SSは、上品でクリーンなコレクションでした。
半端丈のパンツとノーブルなジャケットというスタイルが中心で、カラーはライトグレーが中心です。アクセントカラーとして使用されていたスモーキーなライトパープルがとても格好よかったですね〜。


そして昨日の夜は、東京ミッドタウンで「HIROKO KOSHINO」のショーを堪能。
コシノ先生のショーは、いつもエンターテイメント性があり、ショーとしての完成度がとても高く、いつも楽しみにしています。

超満員の会場で、今回は、南欧のムードのBGMが流れ、趣向をこらしたドレスを着たモデルがランウェイを優雅に歩きます。鮮やかで上品なブルー、輝く純白、そして涼やかな黒、フォークロアなスモーキーカラーと、カラー別にコレクションが展開され、強い日差しの下の優雅なクチュールの世界が広がってます。

観客もファッション業界、芸能界、スポーツ界、政界のセレブが集い、ほんとに華麗なひと時でした。

成長期のメンズブランドと、確固とした地位を築いたミセスブランドという、対照的なブランドのショーを見ることができ、とても勉強になりました。
 2008/09/06 13:25  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

たったの5年
先日、六本木ヒルズに映画を見に行った。その時、館内に5周年記念のポスターが掲示されていた。

「たった、5年しか経ってないのか」が率直な感想である。その後、様々な大型商業施設がオープンしたせいか、オープンしたのがもう10年ぐらい前のような印象を持っていた。

オープン当時、私がガイドを務め、クライアントである百貨店社員の皆さんをお連れして、視察研修を行ったものである。その時に、お伝えしたのが、「全体的にグレードが高く、ターゲットをセグメントとしたテナントが多すぎ、売上に苦しむ店舗も多い」「導線が悪いため、奥の方のテナントは特に厳しく、時間が経つとと歯欠けし、全体的に閑散とする可能性がある」「ファミリーで訪れた観光客にとっては対応できる物販が少ない」ということである。

その後、六本木ヒルズは富の象徴のように持ち上げられたものの、そのイメージはそれこそ泡のように消え去り、残った客層は、周辺就業者と観光客である。

バルス最高グレードの「AGITO」の1Fは、ユナイテッドアローズメンズストアに、明け渡し、各メーカーの新業態ショップは役割を果たし、替わりに「ゼロ・ハリバートン」「ティファニー」が入居した。

その結果、都市観光客やアジアからの観光客にとって、わかりやすいテナント構成になったといえる。

このような変化が、たった5年で起きたのである。商業におけるトレンドの加速を思い知った1日であった。

 2008/09/02 12:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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