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2001年を振り返る
今度の金曜日に実施されるセミナーに備え、10年間の振り返りをしています。
というのは、講座の中で、「時流」についてお伝えするからです。

私は、市場規模と社会現象、そしてファッション傾向から、ファッションビジネスのライフサイクルを解説しています。そして、ライフサイクルについては、フェーズが変わる年があります。その年から、その後の流れが変わるのです。

直近では2001年でしょう。その前の年のそごうに続き、マイカルが破綻、セレクトショップの躍進、ユニクロの一時ダウン、業態の二極化(ラグジュアリーとプライス)などがこの1年で急速にすすみ、その後のファッションマーケットが変わっていきました。

そうなると次の期に変わる年が気になりますよね。私は今年か来年だと思います。皆さんも、今、「ちょっと変だな?」なんて思っていませんか?

「ちょっと変だな?」なんて思うことが時流の変化です。「ちょっと変だな?」ということが「変」でなくなり、フェーズが切り替わるのです。

セミナーではこんなことをお伝えしようと思います。
ご来場される皆様、楽しみにしてください。

 2007/09/30 18:55  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「かもめ食堂」に学ぶ
ゆうべは、夜遅くまで事務所で仕事をし、食事をして帰宅。
(終電がなくなってしまいました。。。)
なんとなく気持ちを晴れやかにしたく、録画していた「かもめ食堂」を見ました。

ご覧になった方も多いかと思いますが、小林聡美さん演じる主人公が、北欧ヘルシンキで食堂を開くという話です。
※この先、ネタバレがあるので注意です!

食堂ならではの素朴な和食と北欧インテリアで、とても素敵な店ですが、現地の人からすると奇異な存在で、お客様が全然来ません。

それでも、主人公は、自分がやりたいやり方で、飄々と店を運営していきます。
そして、少しずつお客様が増えて、最後は現地の人が集う店になっていくという話です。

私はこの店をみて、商売で大切にしなければならないことを感じました。

@創業の思いを大切にする
A初めてできたお客様に対する感謝の気持ちを大切にする
B頑張っている自分を信じる

ということです。派手ではないけど、私にとって心に染みる話で、そして、「また、頑張ろう!」という気にさせてくれる一本でした。
 2007/09/29 15:30  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

マロニエゲートと伊勢丹とセミナーと
すでにアパレルウェブのポータルサイトでご覧の方もいらっしゃるかと思いますが、10月5日に「ファッションマーケティングセミナー」を行います。

今回は、これまでの「MD WATCHING」の仕上げともいえる「日本と世界のファッション小売の潮流」をお伝えします

なので、私はただ今、調査対象の最後の都市、東京のショップをウォッチングしまくっています。
ここ1ヶ月でショップを1000店以上リサーチしています。まるで、コンサルタントの卵だった頃を思い出すように、足とカメラとテレコを使っています。

おとといは銀座のマロニエゲート、昨日は改装オープンの伊勢丹8F「メンズレジデンス」に行きました。

銀座のマロニエゲートは、UA最大店舗、ジャーナルスタンダートの新業態など、成長企業の新店が集結していますので、見ごたえがありました。特にUAはショップの中にジョンロブのインショップがあり、高級百貨店のミニ店舗の様相です。
マロニエゲートファッションゾーンのMDを見ると「銀座=OL服」というコアなゾーンを外し、「自己編集」型ファッションを、有名どころで集結し、銀座内でもポジション確立をはかったように感じました。

一方、伊勢丹は、今回の改装で、NY高級百貨店を日本流に改良したMDパッケージを創り上げたようです。厳選した上質商材、サービス部門の付加、そして日本流百貨店の要である最寄品(食品)強化による足元商圏のシェアアップを図っています。

また、メンズ館は、都内における圧倒的なシェアを誇っていますので、「アパレル」以外のマーケットサイズの付加をしています。それが、「メンズレジデンス」です。万年筆やカメラなどの趣味雑貨、SPA、クリーニングといったサービスなどを、「住居」のコンセプトでまとめあげてます。また「売り」の期待できる「ラルフローレン」の新型店舗も付加させています。

このように約一年間、自らの足で世界主要都市を歩き、一つ一つの店で感じた時流と、確信した商売の原理原則をまとめあげ、セミナーでお伝えしたいと思います。

概要はこちらをクリックしてください。
ご興味のある方、是非、ご参加ください!
 2007/09/06 15:15  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

秋の立ち上がり状況
少しずつ秋めいてきましたね。
今年の夏は、厳しかったですが、このまま涼しくなってくれれば、ファッションも盛り上がりますよね。

先週は、新宿、青山、渋谷、丸の内、銀座、代官山、二子玉川を回り、レディスの立ち上がりを確認しました。

今年は、「レトロ女優風」とライダーズジャケットなどの辛口アイテムと、甘いアイテムを組み合わせたスタイリング、「甘辛スタイル?」の2つが大きな流れになっています。

特に「レトロ女優風」はアールデコの柄を使っていることが多いので、インパクトが強いです。
そういえば、このスタイル、前にやっていた「華麗なる一族」の女優陣のファッションを彷彿させますね。
キャリアのブランドはほとんんどこのテーマに取り組んでいるので、生地バッティングがものすごいです。ひどい場合には、隣接したショップ同士がバッティングしています。

差別化のつもりが「同質化」してしまうよい例ですね。


写真は、今回見た中でも「小技がきいた」商品を、ファッショナブルに提案していたセレクトショップのウィンドーです。ここの商品はバッティングするようなものはありませんでした。
 2007/09/02 18:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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