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シタマチフロント「パルコヤ」
11月4日オープンしたパルコヤ。内覧会は都合がつかず、そしてグランドオープンは混雑かと思い、昨日、行って参りました。

同店は、上野松坂屋の別館をリモデルしてオープンしたもの。パルコよりはターゲットの年齢が上ですが、松坂屋よりはぐっと若く、そしてSC業態であり、ハイブリット百貨店の一つと言えるでしょう。

テナントミックスはファッションより雑貨や飲食が面白く、特に4Fはナチュラル系を中心にミックスしていて面白いです。5Fにはアーバンリサーチのデジタルストアも。

また同店は、大丸松坂屋グループが推し進める「アーバンドミナント戦略」のもと、オープン。神戸の旧居留地、京都、心斎橋のように、館単体の「タテ」でなく、エリアを面として盛り上げる工夫がされてます。館内には、案内所を設置、随所にエリアの魅力をビジュアライズしています。神戸や京都、心斎橋のように、店外自社物件周辺を使用した工夫されるのか期待が広がります。

「下町フロント」と名付け、東京東エリアを盛り上げようとする同店が、今後どのような仕掛けをするかが見どころです。











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 2017/11/07 19:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ERDEMxH&M
本日、発売されたH&MとERDEMのコラボ。日本では馴染みがないデザイナーですが、報道を見ると売上は好調のようです。

このコラボ、今回はH&Mの会員制度「H&M CLUB」発足後、初のコラボ商品販売となります。これまで転売バイヤーが買い占めて、普通の意気込みでは買えなかったことが買ったので、行くのを諦めていた消費者も多かったはず。今回は「H&M CLUB」の会員向けのショッピングタイムを朝に行ったため、顧客にとって買い物しやすい状況になったようです。

私は、プレショッピングに行ってきました。プレショッピングは、10月30日(月)に重要文化財が所蔵される上野の東京国立博物館法隆寺宝物館で開催。 サンローランがイベントをしたりする、ファション業界では、エクスクルーシブなパーティーが行われる場所です。





歴史ある門を抜けると、池の向こうに美しくライトアップされた宝物館がまるで浮いているよう。事前にリリースされたキャンペーンムービーの世界を彷彿させます。

今回は、プレショッピングも落ち着いていました。インビテーションの送付先も限定、同伴者もNG。来場時間にあわせてリストバンドが渡され、15分ずつのスロットでショッピングタイムが指定されます。そのショッピングタイムを待つまでは、ホワイエ(劇場などの待合スペース)のように仕立てられた会場で、インスタレーションとカクテルでもてなしており、少しも苦になりません。







会場のバックヤードのようなところに、ショピングスペースを設置。小規模でびっくりするぐらいです。これまでの同社のショピングパーティーは、長い行列の果てに、パーティーとショッピングでわさわさした感じでしたが、しっとりと落ち着いた感じ。

その分、落ち着いて買い物ができますが、左脳で考えてしまうというデメリットも。今回のコレクションは、ブリティッシュトラッドを基調にしている(特にメンズ)ため、日本の消費者にとっては買いやすいものでした。私も欲しいものがあったのですが、「日本のブランドでもっと安いものがありそう」などと、セーブする傾向にあり、購買を見送ってしまいました。私と同じように感じた方も多いようで、レジもほとんど並んでいなかったように思います。

私が購買を見送ったのは、左脳でじっくり考えてしまったというのもありますが、「H&M CLUB」のメリットを使いたかったというのも本音。オンラインクーポンを使ったり出来るほか、初回買い物(私はまだ使っていなかったので)は、10%オフとプレショピングより発売当日にオンラインで買った方がいうアイディアが生まれたのです。

そして、発売当日の今日。あいにく午前中は仕事のため、オンラインショッピングできなかったので、午後にPCに向かいました。残念ながら、お目当てのアイテムは全て、ソールドアウト。やはり、ファストファッションのイベントごとに左脳を持ち込むのはナンセンスなんだなぁと感じた次第です。

ともあれ「会員優先」の今回の取り組み。アーデムのエレガントでリラックスした世界観ともども、好感を持てました。

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 2017/11/02 15:18  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ナイキ キックス ラウンジ 表参道
7月28日にオープンした「ナイキ キックス ラウンジ 表参道(NIKE KICKS LOUNGE 表参道)」。私は一足先に、内見会にお邪魔しました。


「ナイキ キックス ラウンジ」は、“地域に根ざしたスタイル”をコンセプトした業態。圧倒的なグローバルプレイヤーのナイキの、ローカライズコセンプトショップといえそうです。

場所は、東京のストリートを象徴するキャットストリート。ストリートスタイルと消費者を中心に据えた同店では、ナイキの商品を独自のキュレーションしているのが、特徴です。ナイキストアなどでは、ランニング、バスケット、ジョーダンブランドなどのカテゴリー別陳列が基本ですが、同店では、それらをアパレルと合わせてミックスしています。このキュレーションには、ショップスタッフの意見を反映させていくとのことだそうです。独立系セレクトショップのようなMDアプローチですね。

これらの、独立系的アプローチとともに、ナイキならではのテクノロジーと資本だからこそできるサービスも魅力。2Fには、テーラーリングコーナーを設置。Tシャツなどのアパレルへのプリントカスタマイズに加え、ヘミング(縁仕上げ)やカットオフ(丈調整)サービスも行っています。そして、店頭では、nike.comでの購入することで指定住所への配送、全国12,000店のコンビニ受け取りも可能。

また、ナイキだからこそ集められたアーティストたちのワークにも注目。山口歴氏によるスニーカーボックスを使用したウォールアート、サカナクションの山口一郎氏がスタートさせた「NF」に青山翔太郎氏が加わった「NF SOUND CREW」が手がける音楽、東京を代表するアーティストたちによるディスプレイなど、ナイキのネットワークと力を感じます。

グローバルとローカル、リアルとデジタル、相反する要素から、消費者が魅力を感じる部分だけをすくいあげており、これからの店舗のあり方に指針を示す事例だと感じた次第です。





Courtesy of Nike

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 2017/07/30 13:08  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

LifeWear 2017AW
LifeWearを標榜するユニクロ。その2017年秋冬の展示会が行われたので、行ってまいりました。




先シーズンまでは、ブランドの世界観やファッションメッセージを伝える取り組みがなされていましたが、今回は商品アピールを前面に押し出しており、商品お披露目会という感じです。ユニクロのものづくりの進化がそのままお客様への提案に結びついるのが魅力です。



2016年にロサンゼルスに設立した、「ジーンズ イノベーション センター」。ジーンズ開発のスペシャリストの知恵と技、そしてネットワークを生かしたジーンズが、披露されました。従来のストレッチジーンズとは比較にならないほどのストレッチ性を持つウルトラ ストレッチ スキニー、ボアではなく、裏の織地をスウェットのようなソフトな物にしたイージー ジーンズ、そしてフリースのような暖かさを持つヒートテックジーンズなど、優れものがたくさん。そして、それらの表情はプレミアム感のあるウォッシュ加工。プレミムジーンズ発祥のロサンゼルスの技とデザイン性が効いています。



島精機製作所とニットの研究・開発を行う「イノベーション ファクトリー」も2016年に発足。デジタル技術を駆使して作られた、縫い目のないニット「3D U-Knit」も目をひきます。



イネス・ド・ラ・フレサンジュは、初のメンズコレクションを発表。来週には関係者や報道陣を招いてショーを行います。そして、目玉コラボは、J.W.アンダーソン。まだ、こちらでは発表せず。ローンチ直前にプレビューを行うそうです。



他にもコントラストの効いたカラーリングが特徴のユニクロU、ミッド〜ボトムマーケットのアスレジャートレンドの担い手スポーツウェア、好調のミッキーマウスとのコラボのさらなる拡大と、見どころ満載の展示会でした。







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 2017/05/31 18:49  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

IFF MAGIC
昨日、開幕したIFF MAGIC。世界最大規模といわれるファションの合同展示会「MAGIC」が、国内最大級のJFW-IFFと提携して、今回から生まれ変わったと言うことで、期待して出掛けてみました。

IFFからはずっと足が遠のいていたので、直近の回とは比較ができなのですが、だいぶイメージが変わったのではないのでしょうか。ただの見本市ではなく、ファッションやそのブランドの世界の楽しさを伝えるための取り組みが随所に見られました。


見所は、メインエントランスに設けたゾーン「EDIT」。アヴァンギャルド〜コンテポラリーのブランドを、国内外からキュレーションしています。ポジショニング的には、パリのトラノイといった感じでしょうか。その横には、バーやDJブースのあるラウンジも設け、良い雰囲気。ソマルタやヴェンヌ、アディクトノア、ガラアーベントなどの東京デザイナーと、LUDLOW、GM STUDIOなどの欧米の人気ブランドをミックス。ブラックを基調にしたブースで、様々なバックボーンのブランドを同じトーンでまとめることができています。

その他のゾーンでは、メンズと「メイド・イン・ジャパン」ゾーンが見応えがありました。三陽商会やベイクルーズなどの大手も出展。見せ方も、ブースに凝ったり、デモンストレーションを行ったり工夫が見られます。文化服装学院は卒業生の作品を、モデルによるインスタレーションで紹介しており、目を引きました。


私が持っていたIFFのイメージは、ボリュームマーケット&インディーズ&B2B。しかし、今回はコンテンポラリーさと、日本ならではものづくりの良さが浮き上がり、上質さを感じさせました。

海外も含め、パワーがダウン傾向にある、ファションの合同展示会。さらに同展示会は、開催時期が遅いので、どこまでオーダーがつくのかが不安ですが、頑張って欲しいところです。





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 2017/04/27 12:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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