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アジアの日本ブランドなう
香港、台湾、タイとマーケット見てきて、感じたのは、「日本ブランド、ちょっとパワーダウン?」という印象です。

例えば、香港のコーズウェイベイからちょっと歩いた百徳新街 (Paterson Street) あたり。Fashion Walkと名付けれられた通りで日本のカジュアルブランドが軒を連ねていた路面店通りでした。それが、様変わり。

今は、APCやメゾンキツネ、イザベラマランやMM6、APCが。。。。。コンテンポラリーグレードのものに変わっています。さらにMSGN、クラブモナコもできるようです。前はここにビームスボーイやラブガールマーケットなんかがあったと記憶しています。

日本のメインプレイヤーである、駅ビルグレードブランドの店舗の拡大が進んでいないように思います。ユニクロや無印、ポイントのような大型SPAは順調に店舗数拡大しているようですが、、。

そこにある問題があるのは、やはりプライスポイントでしょう。以前から言われた「ユニクロ以上ザラ以下」という中間層のボリュームマーケット。それより上だったら、急に売れなくなってしまいます。

もちろん、日本好きの層は一定量いますので、各都市1店舗ぐらいまでは単独で店を構えられるかもしれませんが、他店化は難しいようです。

一方、増えたと思ったのが、パリなどで活躍している日本人デザイナーたちです。世界のファッションキャプタルで認められたデザイナーとして、著名セレクトでの取引が広がっているようです。

この傾向は、香港、台湾、バンコクだけでなくアジアの先進都市に共通しているようで、この百徳新街の変化がそれを象徴しているようです。

アジアでは、「価格で勝負できるSPAか、世界に認められたデザイナー」、このどちらかにはまらないと、拡大が難しいのが現状のようです。















日本ブランドにとってかわり百徳新街 (Paterson Street)に軒を連ねる欧米ブランドだち

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 2015/05/07 13:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

香港レポート 中環の丘に連なる旬ブランド
今月、行ったアジアの都市の中で、最も印象的だったのが、香港です。旺盛な消費欲をもった中国大陸からの旅行者が、急増する中、ニューエリアや日本未上陸のブランドなどが多く見られ、張り付いているブランドも感度&グレードアップしていました。何回かに分けてご報告します。

その中でも中環(Central)に注目です。これまでも皇后大道中(Queen's Road)沿いのラグジュアリーブランドやグローバルSPA、英国の百貨店ハーベイニコルズが入るラグジュアリーモール、置地廣場(ザ・ランドマーク)、海側のIFCモールなどで盛り上がっていましたが、丘の方に商業が伸び、面が広がっています。



の皇后大道中(Queen's Road)から雲威街(Wyndham ST)を登ると、グローバルで旬とされているブランドが軒を連ねています。クリスチャンルプタン、ブラックフリース、APCの他、ジュンヤワタナベ、ユリウスなども。その雲威街から安蘭街に入ると、Jクルーのメンズストアやサカイ、D-MOPの新業態も。

Jクルーは3層で、メンズのクロージングレーベルLudlowも入っています。店内は、プレップなオールドアメリカの雰囲気がただよい、NYのJクルーのあの空気感を伝えています。ちなみに、Jクルーのウィメンズは、中環の海側IFCにはっており、メンズ・レディス別にショップを構えるというのもNYと同じ手法です。

サカイの路面店は、ウィメンズのみ。メンズは、皇后大道中にある同ブランドの運営を行っているセレクトショップ、JOYCEで展開。そのショップもブランド揃え、濃度ともに見応えがあります。

皇后大道中には、今、キンキラのゴリゴリで急成長のフィリッププレインや、MCM、コーチなども新たな店を構えています。

一方、数年前お洒落エリアとされた、星街、日街、月街エリア。フィリップリムやカルヴェンなどが店を構えて話題を呼びましたが、今はこれらもブランドが撤退。土屋鞄製造所、45rpm、カポックのメンズトア、モノクルショップなどはあるものの、小粒感は否めず、飲食ゾーンに変わっていました。金鐘からもワンチャイからも歩かなければならず、不便な場所だったため、当然といえば、当然かもしれません。









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 2015/04/29 21:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

今後に期待 香港の星街
香港の商業立地というと、繁華街かモールというイメージが強いのですが、趣きのあるストリートもあります。

最近、お洒落エリアとして注目されているのが星街といわれる通り周辺。星街、英表記はStar Street、ロマンチックですよね。星街と並行して、月街 Moon Street、日街 Sun Street という道もあります。なんでもこのあたりに、発電所があったことに関連しているそうです。

エリアは、地下鉄の金鐘と湾仔の間で、ラグジュアリーモールのPacific Placeの近くで、オフィス棟のPacific Place3からすぐのところです。

世界の「お洒落エリア」の共通点は、レジデンスができて、ギャラリーやレストラン、カフェができて、若手デザイナーの店ができ、ブランド店、チェーン店が進出していきます。このぐらいから、メディアが注目するもので、以前のロンドンイーストエンド、ミートパッキングもそんな感じでしたよね。アジアでは、シンガポールのハジレーン、上海の長楽道、南昌路などとか。

星街は、それらの街と比べると、まだこれからという感じのレベルで、ファッション物販の「売り」という点では厳しそう。ただ、そこにフィリップリムや、カルヴェンのオンリーショップもあったりします。また、日本勢も45rpmや土屋鞄製造所などがあります。イメージ発信に重きを置いているのでしょう。

私が行ったのは、平日の昼時だったので、近くの高層オフィスタワーから、出てきたエリートたちが、パワフルにランチをとっていました。欧米系のビジネスマンも多く、国際都市香港のイメージそのものです。

その後、通りを歩いていると、開発業者の視察ツアー団にも会いました。立て替え中の区画もありましたし、開発余地はまだまだありそうです。Pacific Placeを開発しているSwireグループの物件も散見されていますし、これからどんどん立派になっていくでしょうね。













星街HP:http://www.starstreet.com.hk/

 2013/03/08 16:09  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

香港のHysan Placeはもったいない
おとといから、香港に来ています。初日は、コーズウェイベイ、旺角、中環の山側を中心にチェックしてみました。

香港は1年ぶりです。最も変わったのはコーズウェイベイでしょう。Hysanの手がけた大型開発も完了しつつあります。

Hysanは、ラグジュアリーなオフィスとモールを複合させたリーガーデンズ2年ほど前に完成させ、2012年8月にはHysan Placeを完成させました。

コーズウェイベイの客動線は、一番店のそごうと若くポピュラーなSCタイムズスクエアを結ぶ道が最も太く、そこからヴィクトリアガーデン(海の方)に抜ける道まで続きます。

リーガーデンはそれとは別の方向にあり、Hysan Placeはそごうの目の前で、後背にタイムズスクエア、リーガーデンズと、絶好の場所です。


1Fの路面には超大型のアップルストアがあり、新たなランドマークとなりそうですが、そごう、タイムズスクエアの地位を脅かすことはないでしょう。お客様は少ないようです。


その原因は、設計にあると思います。


設計はアジアの大好きな大きな吹き抜けが特徴です。大きな吹き抜けは解放感があり、また高級感もでます。しかし、館内回遊という点では最悪です。池のほとりを歩くようなもので、反対側に興味をもっても、すぐには行けず、歩いているうちに、他の興味が移り、他フロアに行ってしまいます。

また、Hysan Placeは、多層が特徴で、ショッピングフロアで10F、レストランフロアまで含めると14Fまであります。

さらに、視認性の良い1F、2F、3Fはアップル、GAP、DFS、ホリスターなどの有力で占められており、8〜10階には大型書店が入っているものの、日本ブランドが入っている上層階まで行く確率は少ないといえそうです。


世界一、賃料が高いと言われる香港の出店事情。良いSCの良い場所は、グローバルSPAと地元の有力代理店が抑えているため、独資で出る外国勢、特に欧州系に遅れをとっていた米国、日本にとって良い立地は大変なのでしょう。そのため、このような新設SCがチャンスではあるのですが、設計のチェックと出店区画のチェックは大事にしないともったいないですね。

☆セミナーのご案内:4月19日グローバル戦略セミナー アジア編
http://www.apparel-web.com/feature/other/asia-seminar-20130419.html










 2013/03/06 09:04  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

アメリカ勢も。。。
日本人の私としては日本ブランドの香港・上海進出に目が行きますが、アメリカ勢の進出もすごいです。

日本以上に大きい内需に支えられたアメリカファッション企業。実はヨーロッパやアジアではいまいちでした。

それが、香港でも上海でも進出ラッシュです。

上海と香港ではホリスター、アメイグがオープンしました

フォエバー21は香港でオープンし、上海もオープン予定です。
そして、香港のフォエバーは大混雑でした。



香港の中環にはアバクロもできるようです。



日本ブランドのみなさん 「What's going on?」
 2012/02/19 23:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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