台湾は、百貨店が非常に強いことは広く知られていますね。そしてその中で、2大勢力が「太平洋そごう」と「新光三越」です。百貨店の中には、日系アパレルブランドがたくさんあり、一瞬、日本にいるかのような錯覚を覚えます。
しかし、百貨店を3店舗もまわると、どこも同じブランドばかりだということに気付きます。
特に、信義という新都心のようなエリアには、「新光三越」が4館も連なっており、同じブランドが違う館にあり、歩いているうちにどの館にいるのかわからなくなるほどです。
需要が供給を上回っている段階であれば、総合化MDがうまくいきますが、転換期を迎えると、差別化のMDが必要です。
太平洋そごうの復興館などは、差別化MDにトライした館といえます。欧米ラグジュアリーブランド、高感度欧米デザイナー、そして日本系メンズ、レストランフロアで差別化を図っています。売上も好調とのことです。
同質化から抜け出し、台湾の百貨店がどのような差別化MDを構築していくのか、そして、そこに日系アパレルがどのように絡むのか、注目していきたいですね。