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テーマの見本市「ラスヴェガス ストリップ」
ラスベガスのホテルが連なる通り、「ストリップ」にはそれぞれのホテルがテーマに沿った館づくりをし、そしてモールもそれに沿った環境づくりをしています。

古代ローマ(フォーラムショップス)や



ヴェネチア(グランドキャナルショップ)や



砂漠(デザートパッセージ)など、



ラスベガスにいながら世界の観光地を旅し、そして買物をするという趣向です。

ここでは、原理原則などというものは見られません。

導線もなるべくエキサイティングに、



そして恥ずかしいくらい大げさな演出を競っています。



日本でもヴィーナスフォートやイクスピアリなどがありますが、演出の上手さはさすがにアメリカだなと思います。やはり、このような大げさな演出が浮かないのは来場客のノリのよさも関わっているのでしょう。


敢えてその中に原理原則を見出そうとするのであれば、認知度があって、テイスト訴求もしっかりしながら、実際には多くの客層が購入できるテナントを揃えていることです。GAPやバナナリパブブリックやBeBe、CHICO’Sなどはストリップの多くのSCに入居しています。

アメリカのナショナルチェーンのすごさは、イメージターゲットはしっかりと理解できる店づくりをしながらも、実際には幅広い客層が購入できるMDを組み立てていることです。

ストリップのテーマ訴求型SCもウツワとはそれぞれ工夫しながら、気楽に買物ができるオールマイティーな専門店を押さえていることです。テーマを訴求し、売場づくりを凝り、そして実質客層は幅広くするというマーケティング手法は見事なものだと思います。
 2006/10/16 05:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
ファッションビジネスコンサルタント
大手百貨店、外資系ブランド、大手経営コンサルタント会社を経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。アパレル業界を中心に、ライフスタイルショップ、百貨店、SCなど幅広い業態に対しマーケティングやMD、リテール、海外進出のコンサルティングを手掛ける。トレンド分析、市場調査、戦略策定などのマクロなテーマから、個店支援、研修などの現場へのブレイクダウンまで様々なテーマのコンサルティングに対応可能。

また、欧米、アジア、国内のコレクション取材やファッションマーケット調査を数多く行っており、国内外のファッションビジネスの動向を語ることができる貴重な存在として注目されている。

2009年にアパレルウェブコンサルティングファーム主席研究員、2011年にアパレルウェブ編集長就任。

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