プリザーブドフラワー
旧知の仲である第一園芸のフラワーデザイナーの方とお会いした。

私がまだ20代だったころ、勤めていたショップのパーティーのデコレーションなどを手がけてくれていた方で、その後も公私ともにお世話になっている。

その方からは、生花や園芸を通して、ヨーロッパの価値観、文化など、いろいろと教えていただき、その後の私の仕事に大きな影響を与えてくれた。

今回、5年ぶりにお会いしたのだが、その際、プリザーブドフラワーをいただいた。プリザーブドフラワーとは、生花を加工した「保存できる花」だそうで、最近人気があるとのこと。なんと、私のイメージに合わせて作ってくれたそうである。感謝。




プリザーブドフラワーの世界にとても興味がわいてきた。今度、外苑前に移転オープンする新本店に行ってみようと思う。
 2008/08/27 15:33  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


マーケティングって
私の仕事は、マーケティングのコンサルティングが多くの比重を占めます。

でも、結構多く質問されるのが「マーケティングってなんでしょうか」というものです。
確かに、曖昧模糊とした言葉ですよね。

私はこのように説明しています。

「市場を把握し、自社の発展を促進する活動」と。

市場には、取扱い商品から考えられる市場、対象顧客から考えられる市場、そして商圏などが多くあります。

これらを調査分析し、ご依頼主の発展に必要な提案をさせていただくのが私の仕事です。

そして、提案形式も、レポーティング(報告書作成)、トレーニング(研修、小集団活動)、ミーティングとあり、ご依頼主の状況にあわせて行います。

「マーケティング」というと、トレンド予測、または新語発明、広告宣伝というイメージが多いですが、そればっかりではないのです。

マイクロトレンド(細かなトレンドがたくさん進行している状況)の今、しっかりと、足もとにある市場を見据えることが何より大事なのです。
 2008/08/26 13:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


主力業態を超えるには
先日の繊研新聞に「アバクロ」の直近4半期の数字がのっていましたね。

「アバクロ」は主力業態の「アバクロンビー&フィッチ」は既存店売上を伸ばしているものの、「ルール」「ホリスター」などの派生業態は既存店売上減少のようです。

このような現象は、多くの企業で見られることですね。日本のアパレルメーカー、チェーン店でも主力はよくとも、新業態は不振ということが多いようです。
まあ、主力が良いだけでもいいのですが。

やはり別業態においては、別の文化を創らないといけないのかもしれません。
主力業態の延長戦上では、主力業態を超えることができないのでしょう。

一方、ライフスタイル提案型カジュアル業態アーバンアウトフィッターズの好調が伝えられてます。アーバンアウトフィターズは、主力業態である「アーバンアウトフィッターズ」のほか「アンソロポロジー」も好調のようです。
「アンソロポロジー」はずいぶん前にアーバンアウトフィッターズの傘下に入りましたね。しかし、同じライフスタイル提案型カジュアル業態でも、ロハスでフェミニンな「アンソロポロジー」は、単独のキャラ立ちができています。

業態ミックスは、まるっきり違うドメインを貫き通せる「業態文化」をそれぞれ持てることが必要ということでしょう。つまりブランド(業態)哲学を明確化させ、行動指針に落とし込むことを徹底することが必要です。M&Aだけでなく、社内業態開発でも、絶対必要なことなのでしょう。

 2008/08/20 23:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


フィールドMD
私のコンサルティングテーマで多いのがフィールドMDです。フィールドMDとは、MD計画の現場への展開、定着活動として、私は定義しています。

「本部で作成したMD計画が、現場で実行されているか?」、そして「そのMD計画は現場にあったものか?」、現状を把握し、それぞれの現場で最大のパフォーマンスを発揮できるようコンサルティングをしています。

大手アパレルSPAでは、営業担当が、チェーン店ではエリアマネージャーが行うことですね。

でも、多くの会社の場合、伝えたつもりが、現場に伝わっていない、また現場も率直な意見を述べずに本部からの指示を呑み込んでいることが多いようです。特に現場の店長は、自店を客観視点で捉えきれず、悩んでいることが多いのです。

そこで重要なのは、以下の3点を実行することです。

@ブランド(ショップブランド)としての使命をすり合わせること
A商圏特性、立地特性を踏まえ、客観的に個店の現状を把握すること
B戦闘的な施策(すぐに取り掛かれること)と戦略的な施策(難易度は高いけど、使命達成のために継続的に取り組むこと)の実行計画を策定すること


皆様の店頭では、「ブランドのメッセージが伝わっていますか?」そして、「スタッフはイキイキと仕事をしていますか?」、もし、やり切れていないようでしたら、先にあげた3つのポイントをもとに、本部と現場が話をしていみたら、いかがでしょうか?
 2008/08/18 14:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


年を重ねること
先日、いつも可愛がってくれている女性大歌手の方のコンサートに行った。

パリ出張の際に、偶然、同じホテルで、朝食を毎日、一緒にとって以来の仲である。
その方は、今年、還暦を迎えられたそうだ。

これまで、2度の大病をされており、大変な苦労をされているはずなのに、いつも明るく、かつ逞しく極上の歌を聞かせてくれる。

コンサートのMCでこんなことを語っていた。「私は生きても、43歳までと言われた、でもこうして、今も皆さんの前で歌い続けられていることが本当に嬉しい」「だから、自分の年は、皆に言い触らしたい」と。

誕生日がうれしいのは、昔のことで、30を超えたら、誕生日は特別感もなく行き過ぎていた。
でも、この方の話を聞いて、普段、当たり前のことと思っていることが、どれだけ幸せなことなのか、しみじみと思った。

そして、私も今日、ひとつ、年を重ねることができた。
感謝です。



 2008/08/14 15:55  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


競合はいない?
五輪を見ていて仕事でよくある出来事を思い出しました。

ブランディングやマーケティングのコンサルティングする際にうかがう質問は「競合はどこだと思われますか?」です。競合を把握し、市場・顧客からの評価を見出し、差別化の要素を決定したりするために必要な質問です。

その時に、「うちには競合はいません」と答える方がいます。特にこだわりの強い商品を取り扱う場合に多いようです。

私はこのような答を聞くと非常に頼もしく思います。自社のブランドや商品に強い思いと、自信を持たれている現れだからです。

しかし、冷静に考えて、本当に競合はいないのでしょうか?そのような企業、ブランドもあるかもしれませんが、よく調べると、実は競合は存在していることの方が多いです。そしてそのような場合、その競合は、自社よりシェアが低い場合が多いのです。

自社は気にしていないけれど、相手は気にしています。そして虎視眈眈と、自店よりシェアの高い企業・ブランドのできないことをやろうと狙っています。特に相手が新興企業だったりすると、斬新な方法で、がむしゃらにぶつかってきます。

このような場合、「失うものが大きい」強者は、すばやく立ち回れないため、ジワリジワリとシェアが奪われていきます。百貨店と駅ビル、百貨店とアウトレット、リアル店舗とWEB、、、、、、、。

今一度、競合のとらえ方を見直すとよいかもしれません。
 2008/08/12 17:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


やった!
本日は、仕事場でレポート作成です。

いつも、J-WAVEをかけながら、仕事をしているのですが、甲子園のニュースが!
私が以前の会社で、SI(スクールアイデンティティ:CIの学校版)のお仕事をした学校が、1回戦を勝ったのです!やった!!

今回、初出場なのに、すごい!!

思えば、今から10年ほど前、先生たちと、学校改革のためにいろいろと討議したり、生徒へグループインタービューをしたりし、どうやってこの学校が、受験者に指名される学校になるかという「ブランディング」を考えたものです。

私たちは、調査、ブランディング計画作成とPJメンバー育成で去りましたが、スポーツの強化というのも施策の一つにありました。

その後、PJメンバーである先生方が奮闘された結果なのでしょう。

それが、その後、こんなに素晴らしい結果を生むとは、感無量です。
 2008/08/05 12:06  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


原宿キャシディ
先日、表参道付近を歩いたので、原宿キャシディに立ち寄ってみました。

このお店はアメカジ系セレクトショップの草分け的存在で、20代の頃、よく通ったものです。
お店も有名ですが、店長さんも優秀なバイヤーとして、有名人ですよね。

私がアメリカのシューズブランドの卸売担当者をやっていたとき、この店長さんがつけた商品は、必ずそのあと、大手セレクトショップのバイヤーもつけていました。

その時に、その先見性に感服したものです。

先日、買い物の下見をした時も、店長さんは売場に立ち、接客をされていました。
なんかとても嬉しかったです。

日本が誇る名「個店」。ずっとずっと輝き続づけてほしいものです。

キャシディのHPはこちら
 2008/07/30 12:12  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


もっと、もっと
世界の他都市を見たあとに、我が国日本のことを思うと、「これって日本独特の商品」って思うことがいくつかあります。

そのひとつが「もっと、もっと」です。「もっと安く」「もっと便利に」「もっと軽く」「もっと早く」というニーズに対応する商品、サービスです。

駅ナカ、超薄型携帯、モバイルサイト、宅急便などなど....

ファッションにおいても、109系ファッションブランドの回転率の速さは「もっと早く、もっと安く、トレンドファッションを」というニーズに対応した結果といえるでしょう。

思えば、日本の中グレード以下のファッションブランドは「ファストファッション」が多くあります。ただ、H&MやZARAのような仕組みで為しているのではなく、人間力で成し遂げています。フランスのサンチエブランドのようなものでしょうか。


このような、日本マーケットにH&Mがもうすぐ進出しています。「日本のもっと、もっと」に対応できるのか見守りたいと思います。
 2008/07/26 14:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ローマ コルソ通り
ローマのコルソ通りは、ポポロ広場からのびる通りです。高級ブランドが軒を連ねるコンドッティエリアとは異なり、カジュアルブランドが多く、リアルなトレンドが把握できる通りです。いくつか気になった店舗をピックアップします。

○ナイキ&アディダス
ここでは、スポーツの2大勢力ナイキとアディダスが隣にあるという光景も見られます。そういえば、北京の王府井もそんな感じでした。



○フェンディ本店
フェンディの本店もあります。歴史を感じさせる建築物で、2Fにある毛皮コーナーは、ちょっと近づき難いほどの風格があります。





○David Mayer
ローマのブランドで、ヨーロッパやUSAに出店しています。コルソ通りの店は、光沢のある黒で仕上げた店内、大音量のクラブミュージック、さりげなく置かれたヴィンテージ風の家具が、今日性を訴求しています。
商品については、見え方は、クリスヴァンアッシュやニールバレットに通じるようなスタイリッシュさを感じますが、よく見るとカジュアルアイテムも充実し、市場対応型ブランドであることがわかります。Tシャツで48ユーロ、シャツで78ユーロと、通りにあるカジュアルブランドと同等の価格です。



David MayerのWEBはこちら

○GEOX
靴でお馴染みのGEOXの大型店です。この店舗はアパレルの取扱いも豊富で、対象別(レディス、メンズ、男児、女児)に展開されています。




○LTB by Little Big
イスタンブール発のジーンズブランドです。全世界に店舗網があり、日本では、ネットショップなどでの取扱いが多いようです。店内は若い女性で賑わい、活気がありました。



LTBのWEBはこちら


 2008/07/23 13:05  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ローマ コンドッティのルイ・ヴィトン
ローマのブランド街コンドッティは、スペイン階段のすぐ近くで、深夜までウィンドーを覗く通行客で賑わっています。そんな数あるブランドショップの中で、最も注目を集めているのが、ルイ・ヴィトンです。

ウィンドー越に階段が見えるのですが、その階段で映像ショーが繰り広げられています。世界各都市の時刻や、宇宙、キャットウォークとさまざまなショーを見せてくれます。そして、ルイ・ヴィトンのモノグラムが各所にあしらわれ、ルイ・ヴィトンの多面性を表現することもできています。動画でお見せできなくて残念です。

最近のインターナショナルブランドの各国の旗艦店では、それぞれの都市に合わせたテーマ設定が行われ、違った表情を見せています。このショップも、「ローマ=スペイン階段」という解釈で、国際都市の中のひとつであるローマにあるルイ・ヴィトンという、アイデンティティを表現しているように感じました。


 2008/07/19 12:58  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ローマ オペラ座
ローマオペラ座で、「カルメン」を見ることができました。
一人出張の際の楽しみは、食べることと、観劇ぐらいですので、1回はオペラかミュージカルに出かけるようにしています。

オペラ初級の私にとって、「カルメン」は有名な曲ばかりで、わくわくしっぱなしでした。

職も婚約者も捨てた男が、奔放なカルメンに振り回され、悲劇的な結末を迎えるという有名な話なので、私にも理解できました。そして、踊りもたくさんあり、上質なエンターテイメントとなっていました。

また、衣装も、エスニックな柄の重ね着、アクセントとしての赤の使い方など、ジプシーならでは妖しい感じがでていて、見ごたえがありました。

そういえば、今秋のトレンドの一つに「ポヘミアン」がありましたね。





 2008/07/14 16:05  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ローマのTAD
以前、ミラノのTADを紹介いたしましたが、今回、1年半ぶりにミラノのTAD、そして本店のローマに初めて行ってまいりました。TADはライフスタイル提案型セレクトショップです。

入口付近には、フラワー&グリーン、ステーショナリーを経て、ファッション、そしてインテリアが広がります。もっと奥にはレストラン&カフェもあります。そして1階へと続く階段の前には、ヘアサロン、2階は家具を中心としたインテリアです。
東洋趣味をモダンに提案しており、ところどころ、和風の置物があります。そしてファッションもツモリチサトやアキコオガワという日本人デザイナーのものも展開されています。以前はメンズもあったようですが、今はウィメンズのみでした。





本店のローマに行って感じるのは、ミラノとはやはりパワーが違うということです。1年半前にミラノの店に行ったときは、非常にコンセプチャルでした。しかし、今回、ミラノの店は、陳列も乱れ、ギャラリー&ラウンジも展示がなく、全体的に閑散としていました。

しかし、ローマはお客様もほどよく見られ、ディスプレーも、独特の表現が用いられ、魅力的でした。

1号店はいいけど、2号店はイマイチという店舗はよくありますよね(特に大商圏型業態)。支店経営では2号店が一番大事であるといいます。2号店がうまくいけば、6号店まではどうにかいけるというものです。

今回、TADローマとミラノを見て、そんなことを思い出しました。

TAD HPはこちら

 2008/07/09 22:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


INDITEX業態ウォッチング
今回、ミラノ、フィレンツェ、ローマの3都市をまわりましたが、ZARAを抱えるINDITEXグループの業態を一等地で見ることが多かったように感じます。日本においてはZARAしか進出していませんが、ZARA以外にも7つ業態を持っています。ただし、2007年度において全世界での売上の66%はZARA(2007年度売上 6,264億ユーロ)で占めています。

本国スペインであれば、すべての業態を確認できるのですが、今回のイタリア出張で確認できたZARA、Staradivarius(2007年度売上 521億ユーロ)以外の5業態をレポートします。


○Bershka(ベルシュカ)
2007年はZARAに次ぐ売上となったヤング業態(2007年度売上 925億ユーロ)で、2007年で11店舗出店しています。ただし、ZARAのようなシックなイメージはなく、ジーンニングカジュアル中心です。

レディスが中心でありますが、メンズも4分の1ぐらい展開されています。ジーンズで35.95ユーロ、シャツ24.95ユーロ、トップス14.95〜19.95ユーロが中心価格です。
バルセロナに大型旗艦店があるようで、そちらは価値訴求ができているようですが、私が見たローマエストのショップは、ボリューム陳列で量販型ジーンズショップのようです。



○Massimo Dutti(マッシモ・ドゥティ)
ZARAよりワンランク上のオトナ業態(2007年度売上 696億ユーロ)です。


私はフィレンツェとローマで見ました。
フィレンツェの共和国広場にあるこの店は新しく、通行客の注意を集めていました。
店内は、NYのビルの写真やクラッシックな絵、そして世界各都市の時刻を示しているたくさんの時計で、ちょっとジェットセッター風な演出がなされていました。
重衣料を強化しているようで、メンズではパーソナルオーダーも展開していました。メンズのドレスジャケットで、195ユーロ、パンツで89ユーロ、シャツで59ユーロ、レディスのブラウスで59~79ユーロ、ジーンズ69〜79ユーロが、中心価格です。H&MのCOSやバナリパより若干、安いという感じです。
スタイリングは、メンズ、レディスともにコンサバで、バナナリパブリックの重衣料ゾーンという趣きです。



○Pull&Bear
ヤングターゲットの業態(2007年度売上 614億ユーロ)です。

ミラノレポート2で紹介したミラノの旗艦店は、大音量のクラブミュージック、暗い照明、セクシーな写真とアバクロンビー&フィッチの影響は否めない雰囲気でした。写真はローマのショッピングモール「ローマエスト」のショップですが、こちらはもう少しシンプルなインテリアでした。
キャンパスファッションにストリートの感覚をミックスさせたようなスタイリングで、総柄のものが多いのが特徴です。
レディスはワンピース38,9ユーロ、キャミソール12.9〜19.9ユーロ、メンズはTシャツ7.9〜9.9ユーロ、ジーンズは49.9ユーロが中心ですが、ジーンズ19.9、シャツ12.9ユーロコーナーなどのマークダウンコーナーも目立ちました。





○Oysho
レディスインナー業態(2007年度売上 213億ユーロ)です。単品で7.95〜9.95ユーロぐらいの価格です。イタリアにはインチッシモ、ゴールドポイント、TEZENISなどインナー業態は多いですが、それらのものと比べると、展開カテゴリー、バリエーション、商品量ともに少なく、あっさりとした印象を覚えます。



○ZARA HOME
今、ヨーロッパ中心に、積極的に出店しているホームファッション業態(2007年度 201億ユーロ)です。インテリア、ファブリック、食器などが主力です。ローマエスト店では、中央の島什器で食器をストック陳列し、左右前後にファブリック&インテリアがカラーコーディネート別に展開されています。頻度品であるマグカップ、グラスが3.9ユーロと手ごろな価格で提供されています。また、ベットカバーなどは、ZARAらしい、美しいプリントで、なかなか魅力的です。



※年間売上はインディテックスアニュアルレポートより
 2008/07/05 16:41  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


フィレンツェ郊外のアウトレットモール「The Mall」
フィレンツェから車で20分ほど離れた場所にアウトレットモール「The Mall」があります。

テナント数は30店舗弱と、こじんまりしたモールですが、テナントはビッグネームばかりです。




グッチ、トッズ、アルマーニ、ゼニア、ボッテガヴェネタ、ラ・ペルラといったイタリアが誇るスーパーブランド、バーバリー、ウンガロ、ヨウジヤマモトといったインターナショナルブランド、ディーゼル、エナジーといったイタリアンカジュアルのスターが競うように出店しています。値段も上代の50%程度のものが多く、スペシャルプライスもあり、かつ免税対象でもあります。

また、全体的にシックな色調で整えられ、アメリカのモールとは趣が異なります。ハイエンドアウトレットモールという感じです。

そして、トスカーナの名産品を販売するブティック、カフェテリアとともに、きちんとしたレストランもあり、トスカーナの風景を見ながら、ワインを飲むこともできますよ。


 2008/07/04 16:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


09SS Pitti Uomo レポート
ミラノからフィレンツェに移動。今回の主目的であるピッティウォモに行ってまいりました。ピッティの会場はお馴染みバッソ要塞です。





ピッティでは、ブースがたくさんの会場に分かれています。また、ブランド単体ブースで建物を構成しているものもあります。

それぞれのブランドが世界観を表現しています。表現が面白かったブースをいくつか紹介しましょう。

○MASON’S
パンツが主力のブランドですね。コロニアル風のキャンプに、洗いのかかったパステルカラーのパンツをバリエーション多く、かつ無造作に陳列させるなど、コンセプチュアルな演出がなされていました。



○AMAZONLIFE
バッグが主力のブランドです。なんといっても、オオハシやトカゲのかぶりもののパフォーマーにびっくりします。商品はジャングル柄から無地ものまで幅広く取り扱っています。

○Marc O’Pole
ドイツのカジュアルトータルブランドです。このブースの中は、ワイルドな湖畔の夕暮れが広がっています。水こそありませんが、草、ウッドデッキ、夕暮れを演出する照明、水を演出照明、環境音楽によって、まるで本物の湖畔に迷い込んだようです。



その他にも、写真こそありませんが、大勢の実物のモデルをひな壇に座らせ、ボール遊びをさせることでキャンパスシーンを表現したヘンリーコットンズなどもインパクトのある演出でした。
また、「Camoshita United Arrows」「Bishubou」「Misa Harada」など日本や日本人デザイナーの出展も散見されました。

全体的に、目立つテーマは「ジャングル」「コロニアル」「キャンパス」といったものでした。

カラーはなんといっても「洗いのかかったパステル」が目立ちました。このカラーをあるブランドでは、ナチュラルに、あるブランドではキャンパスカジュアルに、そしてあるブランドでは80年代POPS風に表現していました。

たくさんあるブランド、商品の中から、どの商品がバイヤーに見いだされ、日本のショップに並び、どのようなトレンドを創っていくのでしょうか。

楽しみですね。
 2008/07/01 18:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 8.ジェットセッターというライフスタイル
ジェットセッターとは、ハイクラスのシートや自家用ジェットに乗り、世界を股にかけて活躍している人物を指す言葉ですよね。このような人物は、情報量が多く、買い物に対しても意欲的であるとされています。また、そのようなライフスタイルに対応した商品やサービスの開発も注目されています。

まあ、ハイクラスのシートや自家用ジェットを利用しているかどうかは別として、「世界がどんどん狭くなってきている」と感じているビジネスマンの方も増えているのではないでしょうか。

私も2週間に1回は、成田から外国に行く時期があり、その時は、成田空港利用も、新宿駅を利用するのと同じくらい、日常的な感覚を覚えていたこともあります。
海外で仕事をする時に、最も不便に感じるのは、通信手段ですよね。その代表が携帯とPCでしょう。「世界が狭くなった」と感じていても、それぞれの国の通信インフラは、当然のごとく異なっています。国際ローミングの携帯で、インターネット利用ができますが、その料金の高さは、目玉が飛び出るほどです。私の場合、auを利用しているのですが、海外で、携帯でインターネットを使うと、ワンクリック900円ほどかかるとか...。NYで調子に乗って使用したところ、通話もあわせて「5万円」という請求が来て、びっくりしたものです。

便利な国際サービスは増えたものの、その分、お金がかさみますね。

さて、今回、ミラノのモンテナポレオーネを歩いているとジュエリーショップのような「携帯電話ショップ」を見つけました。名前は「VERTU(ヴァーチュ)」で、ノキアが展開する高級携帯ブランドです。宝石や高級素材を施した携帯がそれこそ宝石のようにディスプレイされます。



入るのも憚られるような店づくりですが、入ってみました。

入るとすぐさま、ショップスタッフが対応し、説明を始めてくれます。まず、私がどこから来たのか、今、どのような携帯を使っているのかを聞きます。そこで私は日本からきて、比較的多く海外に出ること、そして、日本とアジア用としてauの携帯を、そしてヨーロッパ用として別の携帯を持っていることを伝えると、「2つも携帯を持つのは不便ですよね?」「お勧めできる機種が一つあります」といって、ある一つの携帯を提示しました。革が施された携帯で、シンプルだけど、ほのかなラグジュアリー感があります。彼女は、ひとつひとつのディテールを魅力的な形容詞を使って説明します。

そして、3つの便利な機能があるとのこと。
1つ目は、「コンセルジュボタン」があり、これを押せば、コンセルジュとつながり、レストランやホテル、エンターテイメントの予約などをしてくれるとのこと。でも有料。
私の感想→「確かに、オペラの予約や、急なスケジュール変更による鉄道の予約などをしてくれると便利だな」
2つ目は、「ワールドワイド」サービスがあり、現地の天気予報など現地情報をすぐに見ることができるとのこと。
私の感想→「そうそう、天気予報、気になるんだよね。いちいちPCを接続して、ネットで調べるのも面倒だし」
3つ目は、「バックアップサービス」で、それを使用すれば、携帯をなくしたり、故障したりしたときに安心とのこと。
私の感想→「ロンドンで携帯を壊したんだよな〜。こういうのがあれば助かるよ〜・」

と納得し、金額を聞いたところ、「5,300ユーロ」とのこと、1ユーロ=170円として、約90万円ですね….。絶対無理!あと、メニューに日本語はないし。

やっぱ、ジェットセッターとは、「人並み外れたリッチであること」が前提なんですね。でも、このようなサービス、リアルなビジネスマンにとっても必要ですよね〜。

ちなみに、「VERTU」は今年、日本でも販売されるという情報も。auさん、docomoさん、ソフトバンクさん、日本のリアルな国際派ビジネスマンにとって便利なサービス、開発してください!
 2008/06/30 14:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 7.ミラノセレクトショップ比較
ミラノは、見ごたえのあるセレクトショップが多い街です。その理由は、世界に名だたるファッションシティであるにもかかわらず、百貨店がそれほど強くないこともあるのでしょう。それぞれのMDの特徴をレポートします。

●パープル
ナヴィリオにあるカジュアルなスタイリングを得意とするセレクトショップです。ストリートアートと融合したような空間で提案であり、それぞれの商品が1点ものかのよう商品セレクトで、着こなしの難易度も高いように感じます。スニーカーだけの専門業態などもあります。




●アントリオーリ
ドルチェ&ガッバーナ、Dスクエアド、ニールバレットなどの名だたるミラノコレクションブランドを中心に展開しています。ダークでシャープなセレクトに合わせ、店内の照明を落とし、外観も初めてだとわからない雰囲気です。わかりやすいMDをわかりにくい売場表現にすることで差別化しているといえそうでしょう。



●ディエイチコルソコモ
いわずと知れた有名店で、日本にもコムデギャルソンとのコラボ業態もあります。この店舗の特徴は、その幅広い品ぞろえです。ファッション、雑貨、飲食だけでなく、ギャラリー、ホテルも手掛けているライフスタイル提案型セレクトショップです。ファッションにおける商品セレクトも、ビッグネームのブランドをテーマにそってシャープに行われています。今は、「白」をテーマにメインスペースが展開されています。ディオールやアンドムスメルテールなどのブランドなどから白のシャツだけをピックアップしてラックを編集し、「白の世界」を表現しています。また、店舗のロゴを効果的にあしらった紙袋や包装紙などが独自性を感じさせます。




●DAAD
LEONでお馴染みのショップですね。こちらも、ブランド別編成でわかりやすい売場展開をしています。黒にこだわったセレクションで、マルタン・マルジェラ、ラフシモンズの他、日本のデザイナーも多く取り扱っており、アントリオーリより、若干ストイックなスタイルの商品、デザイナーを取りそろえています。スピカ通り近くにある方の店舗は、しっかりと接客をおこなっています。



日本においては、PB中心のSPA型セレクトショップが中心ですよね。それは、日本の消費者特性、流通環境などが生み出した日本独特の業態といえます。しかし、彼らがお手本にしていた、ミラノやパリのセレクトショップは今でも参考になりますよね。
 2008/06/28 16:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 6.ソラーリでの掘り出しもの
ミラノでお買いものをするなら、Dマガジンをおすすめします。いわゆるオフプライスストアです。

ブランドもののシーズン落ちのものが、お得な価格で買えます。モンテナポレオーネの店が便利ですが、商品密度が高く、選ぶのが結構大変です。なので、私は、ソラーリの店の方をおすすめします。

今話題のソラーリエリアにある、Dマガジンは、外観こそ倉庫風ですが、店内は落とし気味の照明で高級感が与えています。客数も少なく、試着室もほとんど空いていますから、ゆっくりと買い物をすることができます。


ミラノにいかれたら、モンテナポレオーネ、スピガ周辺だけでなく、ナヴィリオやソラーリも足をのばすことをお勧めします。伝統的なイタリアンレストランや、今話題のカフェ、そしてヴィンテージショップが点在し、新たな発見がありますよ。


 2008/06/26 10:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 5.COOL JAPN IN MILANO
日本というものに対する興味は依然として強いようです。インテリアの中に日本の急須や壺をさりげなく取り入れるなどのスタイルはあちらこちらで見受けられますし、和食レストランも、他の欧米の都市と同様に多くあります。


また、マンガカルチャーも多く見られ、イタリアンブランドの「TOKIDOKI」などは日本のファンシーショップで売っているかのようなデザインです。



セレクトショップでもその傾向は窺われ、特にDAADメンズの日本ブランドに対する傾倒ぶりは、こちらがびっくりするほどです。Y’s、ギャルソン、ナンバーナイン、キミノリモリシタ、アタッチメントなどを取り扱っています。またレディスでは、コウシンサイトウをアイキャッチ商品に使用していました。



また、パープルでは、EVISのコーナーが出来上がっています。



ギャルソンやY’sに続く世代がなんとなく見えてきた今、デザイナーだけでなく、日本のリアルクローズにも頑張ってもらいたいものです。
 2008/06/22 03:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 4.アート @ モンテナポレオーネ
世界に名だたるファッションストリート、モンテナポレオーネを歩いていると、こんな光景を目にしました。

どうやら、展示会の広告のようですが、アートフォトが通りに掲示されています。肉体や表情で感情を表現している作品が多く、半裸のものも見られました。

ラグジュアリーではありますが、ビッグネームばかりの通りなので、面白みがないといえばない、モンナポレオーネですが、このようなアートの効果で、ちょと刺激的なイメージを演出できています。

アートとのコラボとは、コラボする企業や店舗の見識の広さを示す効果もあります。


日本の通りでもこのような試みが増えるとよいですね。


 2008/06/21 17:50  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 3.ディーゼルブラックゴールド
ミラノのディーゼルのメインディプレーは、新ライン「ブラックゴールド」が展開されていました。

6月ですので、PREFALLコレクションとしての提案でもあるようです。ディーゼルの中では、コレクション対応ラインと位置付けられ、モードなデザインやカラーをミックスさせています。これまでのロゴ強調のデザインからスタイルで見せるスタイルです。端境期ですので、まだまだシンプルでカジュアルなものが中心で、コレクションでメディアが取り上げたドレッシーなものはありませんでした。

価格は、トップスで90ユーロ〜150ユーロというところで、ディーゼル本来のトップスがこちらでは、30ユーロ台ですから、約3倍です。

プライシングの原理原則からみると中心価格の3倍以上になると、別テーマを設定し、売場編成の差別化しなければなりません。このことはきちんと抑えられています。
今は大型内でのインショップ展開ですが、独立業態としてどのように成長していくか興味深いところです。




 2008/06/19 16:04  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 2.EUにおけるアメリカ-ナ
日本人が欧米のファッションに、アメリカ人がヨーロッパのファッションに憧れるように、ヨーロッパの若者もアメリカに憧れるようです。ナビリオエリアには、カーハートやステュシーなどのアメリカンブランドが軒を連ねています。

イタリアでは、エナジーやディーゼルのようなアメリカンカジュアルをイタリアならではの色づかいや、デザインを施した、イタリアンカジュアルがあります。これはイタリアならではファッションスタイルとして確立され、NYでもディーゼルやエナジーなどの店には若者が多く見られます。

今回、ミラノを歩いて思うのは、「アバクロ」風のカジュアルファッションが非常に増えたと思うことです。商品だけでなく、店内の演出もアバクロ風に、照明を落とし、セクシーなモデルの広告を掲示しています。ただ、ストーリー設定をしっかりと行い主力商品に帰着させ、展開アイテムも絞り込んでいる本家アバクロと比較すると、MDストーリーが拡散しています。まあその分、価格も安く展開していますが…

思えば、ちょっと前に、アバクロがD&Gのカバーではないかと物議を醸し出したことがありましたね。悪くいうとカバーということになりますが、お互い影響を受け、影響を与えているということでしょう。


〈ALCOTT〉


〈PULL&BEAR〉
 2008/06/19 01:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


MILANO2008 1.リナシャンテ ミラノ
私は今、ミラノにいます。



今回のイタリア出張は、ミラノから入りました。あいにく初日は日曜日なので、多くのショップはクローズしておりますので、百貨店「リナシャンテ」を第一弾としてお伝えします。




リナシャンテは、今、イタリアを代表する百貨店といえるでしょう。プランタンを買収したことで少し前に話題になりましたよね。イタリアの百貨店は、大衆百貨店が多く、日本の消費者が見たら、百貨店というよりも、総合スーパーのように見えるかもしれません。しかし、この「リナシャンテ」は近年ブランドの取扱いを増やし、大衆百貨店から中高級百貨店へのグレードアップを図っているようです。1年半前に来た時は改装中でしたが、外観、店内装飾、ショッパーもハイセンスなものでまとめられ、レベルの高いVI戦略がなされています。

ミラノの最大観光地であり、最大繁華街でもあるドゥウォモに面するこの店は、ファッション化とともに観光客の買い上げ率アップを図るためのMDを組んでいます。
本館と、別建物にある3フロア展開ヤングゾーンがあります。本館は、B1Fは雑貨、1Fが香水を中心としたブランド化粧品&服飾雑貨フロア、中2Fはブランドのバッグ&小物インショップ、それより上はメンズ、レディス、キッズ、インテリア、フード&レストランとバーチカルゾーニングがなされています。
ファッションは、それぞれジェンダー別に、インナーファッションや身の回り品→カジュアル→ドレスウェアという、高頻度商材→低頻度商材というリレーションで展開されており、ブランドも認知度の高いブランドを中心に買いやすいアイテムのみを取扱い、衝動買いを誘うための取組みがなされています。しかし、ブランド構成やアイテム構成については、及第点といったところでしょうか。
そして新たに開発された最上階のフード&レストランは、観光資源の乏しいミラノにおける最大の観光資源「トゥオモ」とイタリア食材、そしてファッションイメージを融合させた空間が広がっています。わたくしが見た中では、No1とも言える「ハイイメージな観光フロア」です。





テラスは解放され、間近に見えるドゥモの上部を背景に記念撮影もとれます。そしてスーパー方式のイタリア食材コーナー、チーズ、寿司、エスプレッソ、ワインなどのイートインコーナー、眺めも楽しめるハイイメージなレストランなどが、リズム感よく配置されています。

パリのギャラリーラファイエットやボンマルシェ、ロンドンのハロッズなどともそうでしたが、不振にあえいだ百貨店が蘇るには外国観光客の誘因が不可欠といえそうです。

日本の百貨店は、高い坪効率とサービス力で、世界でも有数の優良店舗が多いですが、内需拡大が厳しい時代の今、蘇ったヨーロッパの老舗百貨店から参考にできることも多いといえそうです。


 2008/06/16 20:19  この記事のURL  /  コメント(4)  / トラックバック(0)


新宿にて
本日、新宿で仕事があり、新宿3丁目の駅を通りかかると、地下街がすっかりと綺麗に生まれ変わって、びっくり!

そういえば、明日、副都心線が開通ですもんね。ちょっと歩けば沿線まで出られる私とすれば、伊勢丹や原宿から帰る時、混雑する山手線を避けて帰れると思うとちょっとワクワクしてしまいます。

まわりを見ると、伊勢丹から高島屋につながる地下通路を一足先に歩こうと来た女性客も散見されました。駅員さんに「えーっ。まだ通れないの〜」「な〜んだ」なんて言っている声も聞かれました。

梅雨の合間の貴重な晴れ間に、地下を通る必要なんてないのに、やっぱり、日本の生活者は新しもの好きですね。

 2008/06/13 14:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


顧客対応型MD
5月の数字、厳しかったですね。特にフリー客を対象としている業態が厳しかったように思えます。

そのような状況の中、堅実に数字を積み上げているのは自店のファッションスタイルと顧客のクセが一体化している業態です。私はこのような業態のMDを「顧客対応MD」と呼んでいます、広義の意味でのトレンドは抑えつつも、自店らしさをしっかりと発信し、コンサルティング型接客をきっちりやっているのが特徴です。

「トレンドの変化=顧客の変化」です。付和雷同ではなく、トレンド多元化時代の今、自店の顧客の好みやクセ、そして買い頃予算をしっかりと踏まえたMDを組み立てることが、より大切な時代になったといえるでしょう。




写真は、専門店のモデルとして有名な、ボストンにあるルイスボストンです。
 2008/06/10 10:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


阪急メンズ
先日、遅ればせながら、阪急メンズに行ってまいりました。

まず、1Fへ、セレクトされている服飾雑貨は伊勢丹や名鉄と通じる伊勢丹的手法でスルー。その後、話題のルイ・ヴィトン、ティファニーのメンズストアへ。個人的にはラグジュアリーブランドには縁がない私ですが、ブランドの奥行きと物語を感じることができます。特にルイ・ヴィトンは、サロン風のインテリアと、専門性ある品ぞろえで、クセのある商材を大人のダンディズムとして見せることができていました。

次は2Fへ。ニールバレット、バレンシアガ、ランバン、ディオールオムとコレクションでイキの良いブランドが軒を連ねています。そして中央にあるガラージュDエディットというブランドセレクトショップがあります。伊勢丹のクリエーターズビレッジとは異なり、ちょっと破れ感のあるインテリアにイヴ・サンローラン、ジョンガリアーノ、トムブラウン、そしてトウキョウデザイナーズがセレクトされています。伊勢丹よりもメジャーどころが目立っており、ロンドンセルフリッジよりブランド密度が濃く、パリのボンマルシェより尖っています。価格幅も広く、1万円前後のTシャツなども展開されており、見せ場としてだけでなく、買い場としても十分機能しています。

そして、3Fの「ジェントルメンズスタイル」へ。このフロアはアルマーニ、アルニス、キートンというショップを集結させています。その中で目玉はやはり日本初上陸の「トムフォード」のショップでしょう。「トムフォード」については昨年の7月にできたばっかりのNYマジソンの店をレポートしましたが、その雰囲気をコンパクトながら伝えることができているようです。トムフォードのインショップは、ロンドンのハロッズでも見ましたが、大阪の方が、小部屋ごとにテーマを設定しており、マジソンの店に近い印象です。
あと、3Fには、パーソナルショッピングサービスのブースやメンバーズラウンジがあります。
外商サロンやお得意様を通す応接室は昔から日本の百貨店はありますが、通路からその存在がわかるようにスペースを設けたのは日本では初めてでしょう。欧米の百貨店では、よくある光景ですが、「パーソナルショッピングサービス」が大阪に定着するのか注目していきたいと思います。

4、5F、B1Fは1〜3FのラグジュアリーなMDとは異なり、百貨店らしいブランドを集結させています。まあ、売上をとるにはこちらの方がかたいのでしょうが、1〜3Fを見た後だと、時代を逆行した印象を持ちます。そして、レストランフロアにおいては昭和(狙ってはいないのでしょうが)にタイムスリップした感じです。

高いものから手頃なものまで、感度の高いものから生活実感のわくものまで、幅広く取り扱われている館であるとはいえますが、「超カッコイイモノ」と「安心する馴染みのブランド」の間に隙間があるともいえそうです。たぶんそこは、大手セレクトショップが存在しているゾーンなんでしょうね。あと、館の地型が三角形なので、導線がいまいちなではありますね。死んでるな〜と思う通路がみられます。

何はともあれ、このようなメンズの館は世界でも見たことがありません。メンズを扱っている方は必見の店舗でしょう。


 2008/06/05 07:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


トップセールス最終回
以前、このブログにも書いたNHKドラマのトップセールスが終わりましたね。

実は、私、前職で自動車メーカーの販売会社向けの研修を担当させていただいたことがあり、その後も毎週欠かさず見ていました。自動車販売会社のスタッフの皆さんの地道な努力に本当に頭が下がる思いをしたこと、私の持つファッション業界での成功事例を、自動車販売に生かし、うまくいったとお礼を言われて、本当にうれしかったことなどを思い出しました。

そして、この番組のイメージソースとなった人物とも、同じ講演会の講師同志という立場でお見かけしたことがあります。

そんな、わたくしに縁のある番組でしたが、最終回を見終わって、このブログのアクセス数を見ると、なぜか非常にアクセスが上がっていました。参照元をよく見ると、「トップセールス」の検索からこのブログにたどりついている方が1日に50人もいることがわかりました。びっくりしました。やはり、いろいろな方にいろいろな思いを与えたドラマだったんですね。





 2008/06/01 16:09  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


東京に戻りました
昨日、関西から戻り、東京へ戻ってきました。

本日は、午前と午後、別々の企業様にお邪魔して、コンサルティングです。
東京はあいにくの雨、土曜日まで続いてしまうようです。
春が吹き飛び、夏の実感を持ち始めたばかりで、セールの内容の詰めをしていることに違和感を感じます。

そんな中で売上を伸ばしているところは、顧客密着型MDをしっかりと組み立てていることろのようです。トレンドとされている商材が、意外にも売れていない今、目の前にいるお客様のニーズのその半歩先をどのように提案していくのかしっかりと考えていかなければならないですね。

 2008/05/29 19:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


京都高瀬川
昨日のセミナーを終え、京都にリフレッシュしにきました。

私は京都でも二条あたりの高瀬川が好きで、ホテルもその周辺にとるようにしています。初夏の緑と町中にある小さな水路はしばしの安らぎを与えてくれます。

 2008/05/28 17:25  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
山中 健(やまなか たける)
アパレル業界を中心に、百貨店、大手から個店まで、幅広い業態におけるコンサルティングを手掛ける。調査設計から戦略策定、行動計画への落としこみ、そして教育研修にいたるまで、マーチャンダイジングに関してのコンサルティングを得意としている。特に豊富な実務経験と活性化事例に基づく教育研修は説得力があり高い評価を得ている。

山中健 プロフィール
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