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ささやかに母の一周忌
母が逝ってから1年。あの日の朝とは全く違う、どんよりした空模様。
あの最期の夜のことを思いだし、昨夜はなかなか寝付けなかった。

特別なことは何もできないけれど、せめて、お世話になった母のお友達をお呼びしてと考え、地元の料理屋さんから仕出し弁当をとって、3人でささやかな昼食。

これは私の自己満足かもしれないし、お友達にはご足労とお気遣いをいただいたが、やはり私としては一つの節目という思いもあった。
私はとても母の代わりは果たせないけれど、こうして母とご縁があった方とのつながりを切らないようにしたいと思っている。

 2016/08/28 18:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「承認要求」との闘い
アドラー心理学の専門家、岸見一郎氏の著作を読んでいて、ふと目がとまった言葉がある。
「承認要求」――。
他者から承認されることによってしか自分の価値を感じられない、他者に承認されることで社会への貢献度を感じる人は神経症になりやすいというのだ。
逆に、他者を喜ばせようという気持ちがある限り、その人の精神状態は大丈夫というわけである。
身近に典型例があることもあって、この論調にはすんなり納得のいくものがあった。

私は母が逝ってから1年。喪失感がつのる一方で、最近、鬱な気分にいるのだが、食事を用意して友人を呼ぶだけのエネルギーがあるから、まだ大丈夫かなと思った。

それにしても、「承認要求」ですぐに連想するのは、フェイスブックの「いいね!」。
(英語では「good!」)。
知人友人の投稿にところかまわず「いいね!」を押すのはどうかと思うが、といいながらも自分の投稿に「いいね!」を押してくれるのはうれしいから、私も最近は「いいね!」を連発するようになった。
私にとっての「いいね!」は、「見てますよ」の意味(もちろん、「いいね」と思うときもある)。
そうこうしていると、今度は、誰が「いいね」を押してくれているかをチェックするようになり、なかなか「いいね」を押してくれない人を「なぜだろう」と思うようになったりしている。

「いいね!」に関する番外編であるが、驚いたことがある。
人によっては、「いいね!」をするのは一般人のすることであり、自分よりも格下(?)の人間に「いいね!」をすることを避けるという意識の人もいるらしい。
個人的趣味からいえば、有名人ばかりに「いいね!」をしたり、有名人との写真を頻繁に投稿するのはどうかと思ったりもする。

が、いずれにしても「いいね!」をしてくれるのはうれしい。
私も「承認要求」の強い俗物であることは間違いない。
 2016/08/23 10:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

どの子もかわいい
日中は気温が上がるので、バルコニーに出るのは朝早めの時間だけ。

昨年、どこからか飛んできた百合。今年は二輪。
周りを見回してみると、百合は雑草のようにあちらこちらに生えている。

一昨年はゴーヤ、昨年はふうせんかずらを育てていた大きなプランターも今年はお休み。
当然、水もやっていなかったのだが、ある時に、小さな葉をつけた芽を発見し、そっと、別のプランターに移し替えてみたら、ぐんぐん育って、ふうせんかずらであることが判明した。

今年は豊作と思っていたレモンの実が3つを残すのみになって、あわててネットにかけたみてから数週間。おかげさまで少しずつ大きくなっている。
来週、友人たちが来る夕食で何かに使おうかな。1人でいただくのはもったいない。

我が家の庭にきてだいぶ経つが、いっこうに実をつけないオリーブ。別のオリーブの小さな木を根元近くに植えてみたところ、この春になってやっと実をつけた。
でも、実をつけているのは小さな方だけで、もともとある大きな方はやはり実をつけないオリーブであった。
 2016/08/13 09:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

利休に出会う
最近、私におこっているいろいろな出会いの一環で、この7月はこの本を読んでいた。
赤瀬川原平『千利休 無言の前衛』(岩波新書)

ちょうどヨーロッパ出張に向かう機内から読み始めて、ぐいぐい引き寄せられたのだが、その後のバタバタで読み終わるまでに約1か月かかってしまった。

いろいろ目を開かせてくれたのだが、中でも、この部分は、非常に赤瀬川原平らしい表現でいいなと思った。

利休の沈黙は、じつは出戸のように深い。出戸の底を地下水が流れている。利休はその地下水を汲み上げて茶を点てるようなことをする。それを受けたものは、その出戸の底を流れる地下水の冷たさを知る。その地下水がみずからの井戸の底を流れているとも知らず、秀吉はその地下水の冷たさにひるむのである。自分から出戸の底へまでは降りていけない。秀吉は両手でしっかり言葉につかまった上で、その出戸の底をのぞき込むのだ。そしてその両手を離すことはできなかったのである。

利休のことがもっと知りたくなった。
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 2016/08/08 21:16  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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