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変化に富んだパリでの食生活
パリ出張というと、いかにもおいしいものを連日食べていると思われがちだが、そんなことはない。ホテルの部屋で写真の整理など仕事もしなくてはならないので、周辺の店からのテイクアウトや日本から持っていったもので済ませることもすくなくない。
以前に比べると、人との会食や食べ歩きのような機会も減った。それより部屋でゆっくり、次の日のための体力維持に備えたいというのが正直なところ。
朝はホテルのビュッフェでたっぷり、その代わり、普段日本にいる時と大きく異なり、昼食はなかなかとる余裕がない。

ただ、今回は、友人たちの食事の機会が数回あった。。
パリに到着した夜は、前回ご紹介したようにパッシー通りにあるレバノン料理の店。

3日間の過酷な仕事が終了した最終日夜は、日本人の知人ご夫婦がやっているアレクサンドル・デュマ通りにあるビストロ「ソリレス」。舌の肥えたパリっこや料理のプロも来る知る人ぞ知る店で、誰を連れて行っても皆感動していれる。
美しいお皿の盛り付けも、深い味わいも絶品。


そして、今日は何と終日ホテルで過ごしている。
たまっていた仕事の疲れが出たのか、デリカシーとマナーに乏しい仕切り屋にあてられたのか、昨夜、ホテルに戻ってから発熱してしまって体が熱い。それ以上に一睡もできないのがつらかった。
プライベートな食事を楽しむには、やはり気ごころの知れたリラックスできる相手に限る。
いくらおもしろくても、私が私がという強引なタイプは私は苦手。

それでも食欲はあるので、ホテルの朝食をルームサービスしてもらった。ちょっとずつと頼んだのに、こんなにたくさん。


昼食は、加賀の方からいただいたお麩のお味噌汁と、家からもってきたフリーズドライの雑炊をいただいた後、薬を飲んで、夕方まで4時間ぐっすりねた(パリに来てから、睡眠薬飲んでも4時間すると目が覚めてしまう)。こういうものは胃にも心にも優しい。



郊外まで友人のお墓参り、インテリア関連の展示会周りなど、今日の予定はすべてキャンセルしたのは残念だったが、インフルエンザやノロウイルス、さらに恐れていた帯状疱疹などではなくて、本当に良かった。感謝!

今晩はこのままぐっすり寝て、明朝までには完治させるつもり。

明日はパリ在住の友人と和食屋さんでランチの約束をしている。
どうか元気になって、あと1日のパリを楽しむことができますように。
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 2016/01/27 02:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

パリでレバノン料理
以前に比べると、海外に出張に来ても、ホテルの自室で仕事をしながら夕食をとることが多くなった。
連日、レストランでの食事というのはもうつらい。
たまっている仕事も片付かないし、体ももたない。
それでも現地に住む友人とのひさびさの食事は楽しいもの。

パリ到着の初日は、パリのパッシー通り界隈のレバノン料理の店へ行った。
前菜2人分を3人でいただくが、これだけでおなかいっぱい。
主菜やデザートはとても入らなかった。
日本にはあまりなじみのない国のレストランが身近にあるのも、パリの楽しみだ。

 2016/01/24 15:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

着の身着のままのロンドン体験
定期的な海外取材は30年に及び、すっかり旅慣れているかに思われるが、そんなことはない。日本にいるのとは違って、毎回、何かがおきる(それが普通なのかもしれない)。
今回は、スーツケース紛失という体験をした。到着地でスーツケースが出てこないというのは初めての体験だ。特にパリからロンドンに乗り継ぎ、しかも成田出発時にシステム故障で混乱して飛行機が大幅に遅れた(乗継便も遅くに変更)という事態だったので、最初から何か嫌な予感はあった。

2泊のロンドンでは、スーツケースなしに着の身着のままの生活をした。
最小限の必要なもの、仕事で大切なものは手荷物に入っていたが、着替えや身の回りのものにはいろいろ困った。
特に私は寒さに弱いので、肌着やタイツ、携帯用カイロ(体用・靴用)、体調管理に必要な薬類といったこまごましたものが、スーツケースの多くの部分を占めている。
でも、もう仕方ないと腹をくくると、結構生活はできるもので、顔の化粧品の代わりに手持ちのハンドクリームを塗ったり、緊張感もあってかかえって具合が悪くなることもなかった。

それでもさすがに2日目に突入すると、着替えを調達する必要が出てきて、貴重な時間を必需品の買い物に費やしてしまった。何のためにロンドンに来たんだっけ…。そういう思いもあったが、「この経験は私にとって何かの意味があるに違いない」という信念だけはゆらがなかった。

ロンドン到着時に空港スタッフの方から「あなたの荷物はパリに積み忘れた」といわれたのに、その後、担当部署に何度連絡を入れても、いっこうに荷物が届く様子がないばかりか、いつのまにか荷物がどこにあるかわからないということになった。ロンドン郊外在住の友人夫婦やホテルの人の助けを得ても、ちっとも埒が明かないのだった。

不安のまま、3日後にパリにもどってから、すべてが解決した。パリの航空会社の荷物カウンターで事情をまた一から話していくと、その担当者が丁寧に対応してくれて、途中で、荷物の検索番号が2つあることに気が付いてくれたのだ。
同じ会社なら乗り継ぎの場合も荷物のタグは1つなのに、成田出発の際の混乱の際にどうみてもまだ新人さんの不慣れなスタッフが間違えて2つつけてしまったことがすべての原因。私はそれが間違いであることに気付かず、パリ・ロンドン間の方につけられたタグの番号のみを伝えていたのだった。その半券は何人ものスタッフに見せたが、それに初めて気が付いてくれたのがパリの空港オフィスにいたその男性だった。

その男性は奥様が日本人とのことで、途中から日本語で対応してくださったことが大きい。言葉の問題とともに、丁寧な確認の仕方をしてください、日本人のメンタリティをよく理解してくれている方に出会えて、本当にラッキーとしかいいようがなかった。本来はその日はオフィスに出る日ではなかったとのことをきくと、この出会いに心の底から感謝し、ぐっとこみあげてくるものがあった。

こういうアクシデントが起きた場合、私がこころがけていることがある。
それは不可抗力の不条理さをうらんだりしてもなにも変わらない。
今回の場合も、スーツケースがないことによるマイナス面ではなく、プラスの面、つまりスーツケースがないことによってよいことを考えるようにした。
身軽でシンプルな生活ができたこと、ホテルから空港までの移動が楽でコストもかからなかったこと。
人と会う仕事が始まっていたら、そんなのんきなことを言っていられないが、とにかく今回の経験は私にいろいろなことを考えさせてくれた。
普段、自分は物を持ちすぎていること。物は便利だが、それを整理管理するのにどれだけのエネルギーを費やしているか…。
スーツケースが手元にもどった途端、また物との格闘が始まっている自分ではあるが。

パリのホテルに到着してホッと一安心(部屋の窓から中庭を見下ろす)

 2016/01/23 16:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

個室のある温泉
一仕事の区切り目というか、新年早々の疲れ(?)を癒しに、一昨日思い立って温泉に出かけた。
温泉といっても、我が家の最寄り駅から箱根湯本駅まで、電車で10分強の近さ。とはいえ、そう頻繁にいかれるわけではない。

今回は一人でゆっくりお湯につかりたかったので、日帰り温泉なのに、露天風呂付個室のある部屋を頼んだ。1時間だけだが、大浴場(通常の入場料)の3倍以上する。ご覧の通りの小さな部屋。まずお湯につかって、あがった後に浴衣を着てお茶を飲みながら新聞をゆっくり読んでいると、もうあと10分位しかなくなって、あわててもう1回、お湯に入った。
ごろんと横になる環境でもなく、あわただしく退場したが、それはそれでけっこう満足だった。

解放感のある大浴場はやはり魅力あるが、日帰りでも宿泊でも、これからは露天風呂付個室という需要が高くなってくるように思う。
母と一緒に何度か温泉に行ったが、特に日帰りの場合は、個室でゆっくりする選択肢もあったなと思う。大浴場というのはけっこう足元が不安定な造りが多いし、特に病身にとっては人目がない方が落ち着ける。おひとりさまの潜在需要も少なくないだろう。
温泉の人気が浸透してきた外国人にとっても、同様のニーズがあるのではないだろうか。

マッサージや仮眠、またビールが部屋で飲めたりすれば最高。そこまでリラックスするのを日帰りでというのは無理な話かもしれない。



 2016/01/16 22:59  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「美」の感性を高める年に
年が改まって、2016年がスタートした。
昨年、母が亡くなったので、生まれて初めて(!)一人で年を越した。
喪中だし一人だし、明日2日からは仕事なので(小売業の仕事にかかわっている関係で)特に正月らしいことはない。しかし、最小限ながら母がいた時と同じようなことを一通りしている自分がいる。
昨夜の大みそかの夕食は一人すき焼き、今日の朝食はさすがに通常のパン食だったが、昼から夜にかけては、お雑煮やおせちの用意をしてある。もちろんお屠蘇は必須。正月用の器を奥の方から引っ張り出すことはせずに、すべて簡略系である。
母の部屋もすっきり片付け、床の間には母の書の掛け軸を飾った。

今年はどんな年になるだろう。
数日前の東京新聞1面に、こういう見出しがあった。
「美の感性高めれば争いは抑えられる」
EU前大統領で俳句愛好者でも知られるファロンパイ元ベルギー首相が同紙の取材に応じて語ったもので、「陽を海を星を見る者和を愛す」という同氏の俳句も紹介されている。

私も、美に対する意識を磨く年にしたいと思う。まさに、センス・オブ・ワンダー。
具体的には、なるべくPCの前に座ってネットを見る時間を減らし(今やブログやフェイスブックなどの情報発信&収集は欠かせないが)、映画や舞台や展覧会に足を運び、昨年以上に人と会う時間も増やしたい。昨年暮れは舞台に接する機会が何度かあって、自分にはこういう体験に飢えていたのだとつくづく思った。
そして、常にせわしない日常の中でも、私のミッションである「書く」ということを少しずつでも進めたい。

そんなわけで、細々と続けているこのブログでもいろいろな感動を伝えられればと思っている。今年もどうぞよろしくお願いします!

 2016/01/01 10:50  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

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