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富士山の雄姿に対峙する
日本人なら嫌いな人はあまりいないのではないかと思われるのが、美智子皇后と富士山(この2つを唐突に並べるのは失礼ですね)。
富士山というのは、私たちの心を和ませ、あるいは鼓舞する不思議なパワーがある。

小田原に移転してからは、都心にいるよりも富士山の雄姿を見る機会が増えた。
我が家からは見えないが、小田急線や東海道線沿線など、とにかく神奈川県というのは富士山が間近に見えるスポットが少なくないのだ。

11月22日は快晴だった。父の葬儀の後、車で教会から火葬場に向かう時も、眼の前に雪で覆われた猛々しい姿の富士山が迫ってきて驚いた。
富士山に祝福されているといっては何だが、送り出されているような気がした。
ちょうど巡礼街道という名の道を通っていたのだが、あんなふうに富士山が近くに見えるとは知らなかった。

先日のクリスマスイブの夕方、5時頃。
私はちょうど藤沢で仕事をしていたのだが、その時も周りの人々が感激してそちらの方を眺めるような素晴らしい姿を見せていた。
夕刻のほんの一瞬であっただろう。オレンジ色からだんだんに暗くなりつつある空に、黒い幽玄なシルエットを見せていた。
肉眼とは異なり、写真では右に小さく見えるが、その左側には三日月が。

大きくアップにすると、神秘性がなくなる。


場所はもちろんのこと、季節、時間によって、多様な表情を見せてくれる富士山。
これほどまでに尽きせぬ魅力を持っているものはないだろう。
加えて、その感激を写真で表現することがこれほど難しいものもないだろう。
 2014/12/26 21:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

だいじょうぶ、だいじょうぶ
考えてみると、私たちは普段から「大丈夫」という言葉をよく使う。
いろいろなニュアンスを含んでいる言葉。外国人にとっては、便利な日本語として覚えやすい言葉になっているようだ。

父が亡くなる時のこと。
病院から緊急の電話があり、母と一緒にかけつけたのだが、父はもう口をあんぐりあけて、明らかに「逝ってしまった」という顔をしていた。近寄るように母を促すと、母は父の手を握り、こう言ったのであった。
「パパ、大丈夫だからね」
何が「大丈夫」というわけではないが、「もう何も心配することもないからね」という思いを咄嗟に口にしたものに違いない。

毎朝、起きて、母の部屋をのぞき、ベッドで寝ている母が目を開けるなり、私はついこう聞いてしまう。
「だいじょうぶ?」
それに対して、母はこんなふうに答える。「夕べはトイレに2回行った」――。
良かったと一瞬ホッとする。

英語でいうと“That’s OK?”か。
だいじょうぶ、完璧ではないけれど何とかやっているよ… そういう思いを込めて、この年を乗り越えよう。
 2014/12/19 10:56  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

愛用バッグが二代目へ
身に着けるものも身の回りのものも、快適で使いやすいものというのは、出番が多い。一方で、好きなものでも案外使わないタンスの肥やしというのは少なくないものだ。

バッグ好き(しかも布や雑材が好き)の私としては山のようにバッグを持っている(古いものはだいぶ処分しても)のだが、その中でもかなり活躍度が高いのが、友人の勝屋さんが主宰する「how to live」のキャンバス地のオリガミバッグ。折り紙のようにたためるが、広げるとたっぷりと収納力がある(荷物の多い私はこれが必須条件)。
もう5年以上、いや8年は使っただろうか。
何度も使っているうちにいつの間にかボロボロになっていた。

シルバーのコーティングは変色し、四隅は穴が開き始めていた。それはそれで貫禄十分でいいのだが、場合によってはみすぼらしく見えてしまう。
もう捨て時なのかなと思いながら、何となく捨てられないでいたが、同じものの在庫があったので、思い切って新しいものを購入した。


ほぼ真四角なサイズ(W27×H28×D15)感といい、シンプルなデザインといい、たすき掛けにした時の体への程よいフィット感といい、特に両手で荷物を持つ時などには本当に便利。私はリュックなどの背負うかたちが苦手なのでなおさら。
年齢とともに、バッグそのものに重量感のあるものはもう持てなくなった。
そういう機能面だけではなく、シルバーのコーティングがおしゃれでクールな印象になる(カジュアルになり過ぎない)のがいい。

いくら使いやすいといっても、このように同じものを買うことは滅多にない。
ファッションは1シーズン限りのデザインが多いし、たいていの場合、商品というのは五年や十年すると新しいものにモデルチェンジしてしまうから。

二代目を所有することになって、私の持ち物のなかでもすっかり定番になったといえる。

左がぴかぴかの新品。右はご苦労様でした。

 2014/12/14 22:30  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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