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あっという間の1週間
父が亡くなってから1週間が経った。
あっという間の1週間だが、実にいろいろなことを体験した。
病院での最期、教会での告別式、役所その他の手続きや変更など…。そして、たくさんのお花。
人が死ぬということはこういうことなのだと身をもって実感した。
うちは両親が長命なので、この歳になるまで私はこういうことに疎かった。というより幸いにも体験しないで済んできたのだ。

外出することがだんだんに困難になってきた母に代わって、私が方々を走り回っていたのだが、世の中にはそういうふうに動ける家族がいない人だって少なくないだろう(いても普段は遠方に住んでいる場合もあるし)。特に役所の手続きは同居しているからこそ、代理で申請しやすいものもある。
また、残された配偶者が病気や認知症だったらどうするのだろう。

特に大変だったのは、役所の書類関係(本人確認とかハンコとかも含めて)。
なるべく効率的に済ませたいと思っていたが、とても1度では済まない。
市役所には、人が亡くなった時にするべきことのリストのような一覧表があったが、あまりに煩雑だし、役所というのはだいたい隣の課のことはあまり把握していないもの。ましてや他機関の横のつながりはあまりないから、他に提出すべき書類について聞いても期待する応えはかえってこない。

ありがたかったのは、ちょうど私は仕事の繁忙期ではなかったし、母も退院して1か月余りが経ってだいぶ体調が回復していた時であったこと。
それ以上に、父母の所属する教会では「全聖徒の日」の礼拝(故人を記念するもの)にあわせて、告別式をとりおこなってくださり、牧師先生をはじめ、教会の皆さんもあたたかく送ってくださった。
もともと身内だけの簡素な葬儀をのぞんでいた私たち家族にとっては、理想的なかたちであった。

キリスト教文化圏では、11月は死者の月となっている。
寒さも厳しさが増し、誰もがあわただしくなる師走。それを前にした11月20日という日。
施設から病院に転送されてから3日目(キリストが十字架にかけられ息絶えてから3日目に復活したという話を連想してしまう)に当たった。
その絶妙なタイミングを、父が選んだかのような最期であった。91歳10か月余りを見事に生き切ったと思う。
 2014/11/28 22:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

編み物がしたいのに
少しずつ秋も深まり、編み物がしたくなった。
かつては毎年のように手編みのセーター類を作っていて、それらはかさばるのにいまだに捨てられない。母にあげたものなど毎年着てくれるものもある。
たが、ここ20年位はすっかりご編み物も無沙汰だった。
日常の忙しさにかまけてそういう気持ちの余裕がなかったし、それ以上に編み物を始めると肩こりがひどくなるし、箪笥在庫をこれ以上増やしたくないという思いもあった。

ファッションのトレンドとしても、ここ数年はかぎ針ブームが続いていたが(私はかぎ針編みが出来ない)、今年辺りからブリティッシュなトラッド系の影響か、またクラシックな棒針編みに惹かれるようになったということもある。

手持ちのセーターをほどいた毛糸で何か編みたいと思い立ち、書店や手芸店、図書館の書棚をあちらこちら眺めたのだが、これという編み物本がないという現実に直面した(手作りは好きでも私には作り方の型紙や指南書が必要)。
わざわざ1点のために本を買いたくないし、かといって図書館には古臭い昔の本しかおいていない。また、ネットで検索しても、作り方というのはあまり出てこない。
日本の女性は地方に行けばいくほど手芸が身近である(皆ちょこちょこ作るのが好きだし、そういうふうに手先の器用な人が尊敬されていたりする)のだが、編み物はあまり身近なものではなくなっている。

そうこうしているうちに手芸店で出会ったのが、このコンパクト(サイズもページ数も)な小冊子のような本(税別500円)。毛糸メーカーが出しているもので某毛糸ブランドに特化して、いくつかのアイテムの作り方を紹介している。
こういう手軽な本、いやもっというと作りたいものの作り方を1点2点から紹介してくれるようなシステムがあればいいのにと思う。
意匠権などいろいろな問題がはらんでいるから、なかなか難しいのは推測できるが、ここにも大きなマーケットが潜んでいるはずだ。

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 2014/11/12 10:51  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

小田原の連休に便乗
しばらく休日のなかった土日がゆっくりできるので、この11月初頭の連休はこれまでとは違った楽しみ方をしている。
小田原周辺は方々で集客に励むイベントが開かれているので、私もそれに便乗した。

昨日は、小田原活性化悲願の小田原駅地下街「HaRuNe(ハルネ)」がオープン。
雨模様だったが、商業施設はすぐチェックしにいきたい私は早速リサーチ(?)へ。
この店は接客がなっていない、この店は品ぞろえもサービスもいい、ここはまたゆっくり利用したい…等々、だいたいのポイントは把握。人も店も、第一印象というのは大切なのだ。

今日は、朝いちばんの小田原宿観光回遊バスに乗って、石垣山の上にある一夜城へ(いつもは母と一緒だったが、今回は私一人で)。
早川活性化推進協議会が開催している「コスモス摘み取り体験」に惹かれたのだ。10時スタートでコスモスがなくなり次第終了とあったが、既に自家用車で来た人がほとんど摘んでいった後で、花はあまり残っていなかった。
お花を自由に(無料)摘んでいいというのはあまりないことで、こういう夢のあるイベントには皆惹かれるようで、子供連れの家族などで賑わうのはよくわかる。
受け付けにいた係の人が、毎年、このために種をまいているということで(コスモスが終わったら、菜の花)、うれしそうに人々を見ている姿に私は逆に感動した。

もう一つのお目当てだった「ヨロイヅカファーム」の方は、中も外も人であふれていたために、洋菓子を買うことは断念。
代わりに地元農家の野菜や漬物などを購入し、再び下界へ。食べ物屋さんが集まる早川漁港周辺はバスも通れないほどの人混みで、予定よりだいぶ遅れて小田原の街中にもどってきた

いつも感心するのは、NPO法人小田原ガイド協会のガイドさんたち(その多くは仕事をリタイアした中高年男性)の博識ぶり。
バスの中ではガイドさんの説明に耳を傾けながら景色を見ているのだが、毎回、「へぇー」というような新しい発見がある。歴史というのは深い。


それにしても、連休というのは、どこも人混みで大変。休日は仕事をして、平日にのんびりとするパターンがやはり私は好きと再認識した。

 2014/11/02 18:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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