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日本は失敗に厳しい社会
ニュージーランドに里帰りした友人が、2年ぶりに日本へやってきた。女3人、のん兵衛が集まって、久々のおしゃべりに花を咲かせた。

久しぶりの日本はどう? という質問に、友人が答えたのが、「日本は“失敗”に厳しいね」。
学生時代から17年もいた日本だから、すべてが当たり前になってはいたが、その生活から離れてみると、いろいろなことが見えてきたようなのだ。

私はこれを聞いて、溜飲が下がったというか、近頃気になっていたことに納得がいってしまった。
そうそう。
この国の社会は、仕事でも何でも、失敗するとたいてい責められる。
「失敗」をネガティブにとらえ過ぎるあまり、「犯人探し」は日常茶飯事だし、時には組織的な「隠ぺい工作」まで行われる。
失敗しないようにしないようにと考えて行動しているから、小さく縮こまってしまって、新しいことに挑戦するということはほとんどできない。
お役所や銀行はもとより、多くの企業や組織でもそうなのではないだろうか。

かの国では、失敗して責められるということはほとんどないという。
それよりも新しいことに挑戦することが歓迎される。
クリエイティブであるかどうかはこういう違いから出てくるのだ。
問題は、内向き志向の日本の社会には、こういう客観的な視野で物事をとらえられる人がほとんどいないということ。

失敗したっていいじゃない。
失敗をおそれずに、「挑戦」しようよ。
と、私は言いたい。

 2012/04/23 09:44  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

浦島太郎の心境
仕事で東京に行く度に、合間になるべく街を見るようにしている。
最近とみに、TOKYOががらりがらり変化しているように思うのは、少し離れた距離にいるせいだろうか。
いや、それだけではない。常に変化しているこの街も、一層、大きな節目の時を迎えていることは違いないと思う。

一昨日は、銀座へ。
4丁目交差点の表通りを1本入ったところを歩くと、右にコム・デ・ギャルソンの大型セレクトショップ「ドーバーストリートマーケットギンザ」(ここは既にロンドンでおなじみ)。

左にユニクロ世界最大の基幹店がそびえる。

両方とも小松ストアがあった場所だが、以前の面影はなし。

両極ともいえるこの2つが、世界に向けて発信できる今のTOKYOを象徴するブランド、というわけだろう。
一通り、すべてのフロアを速足で巡ってみた

そして、昨日は青山から原宿へ。
ラフォーレ前には、「TOKYU PLAZA」が出現。東急プラザと原宿という組み合わせが、何だか不思議。あのきらきら反射鏡のエスカレーターの列に並ぶ勇気がなく、退散。

路面の「アメリカンイーグル・アウトフィッターズ」(紳士服の青山商事が展開)には、案の定、入店を待つお客の列が。


日本経済活性化の意気込みを肌で感じた2日でした。
 2012/04/20 12:02  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

本が読めない
毎日毎日、あちらこちらに移動するのに時間がとられて、最近ちょっと疲れぎみだ。

ここ小田原に来る前は、さぞかし本が読めることになるだろうと思ったのに、大誤算。
東京まで1時間半の行程も、新聞を一通り読み終わると、睡魔が…。
電車にのるとバタンと、爆睡状態という日も少なくない。

あんなに本ばかり読んでいた父も、今は病院ですっかり活字から離れている。
「新聞読む?」と聞いても、「今はいい」と答える。

本を読むという行為には気力が必要。心身ともに健康で元気でなければ、本はなかなか読めないものだとつくづく思う。
 2012/04/12 23:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

うちに帰る
父が転院してちょうど1週間。晴天のもと、電車とバスを乗り継いで隣町まで面会に行ってきた。
随分落ち着いてきた様子だったが、そのうちに、「うちに帰る」という口癖が始まった。「やらなきゃいけないことがいろいろあるから」というのが理由だ。

先日の転院の際も、急な外来受診の際も、移動となると不安になるらしく、「うちに帰る」「これからどこに行くのか」という押し問答になる。
「今度の新しいおうちに帰るのよ」。
困っている私を見かねて助け舟を出してくれた看護婦さんのこの一言。実にいい言い方だなと思った。
「今度の病院よ。今朝そこから来たでしょ」なんていうより、ずっといい。

ただ、父の場合は、家にいた頃も「うちに帰る」とよく言っていた。
ここではないどこかに帰る、帰るべき家は別のところにあるという感覚なのか。
哲学的、宗教的にはいろいろな解釈があるだろう。
そういえば、ある人が、瞑想を「自分の帰るべきうちに帰る」魂の行為と、言っていたのも印象深い。

結局、どこに行っても、帰るべき「うち」を模索しているのが我々なのかもしれない。

            昨年買った小さな植木鉢のモモのつぼみが、我が家のベランダで大きくふくらんだ。
 2012/04/04 23:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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