« 2010年11月 | Main | 2011年01月 »
年の瀬にひとこと
すっかりブログ更新をご無沙汰してしまった。
12月後半は、地元の食品メーカーでアルバイトをしていたため、話題もブログを更新する心身の余裕もなかったのだ。

なぜ、50代にもなってそういう未知の仕事(時給950円)に飛び込むのか。
一番の理由は、12月は本業が暇であったこと(経済的危機は常に感じている)。
そして、今年引っ越ししてきた小田原を代表する企業で、一時的でも仕事をすることによって、この土地や同企業について知りたいという気持ちもあった。
そんなきれいごとを言っても、所詮はアルバイト(季節労働者)の身。職場のヒエラルキーからいうと、最下流である。できることならあまり体験したくない。
周りの人は誰も私の本職やバックグラウンドは知らないし、そもそもそういうものは関係ない。まさに身一つでの勝負だ。
私は、仕事の基本は体を動かす労働にあるというふうにどこか信じているところがある。
かなりマゾ的ではあるが、そういう環境に身を置くことによって、自分自身のフレキシビリティを試したいという思いもあることは確かだ。
結果を一言でいうと、かなりの社会勉強になったし(社会というのは実にいろいろな人がいるものだ)、まだまだ自分には新しいことに挑戦できるエネルギーが残っていると思った。

そんな中で、ある友人から次のようなメールが舞い込んだ。

なんだか、長く生きてきているのに全く生き方がうまくなりません。。。何も自信の持てるものもなく、夢中になってできることもなく。。独身で企業で働いている女の人ってある程度バリバリキャリアを目指して働いているので、その人たちに共感もできず。。。じゃ、世の中のためにGiving Backの精神もおこらず。。。。
いままでは、好きなことではなかったけれど、適職と思って働いてこれましたが、本当に適職??と。 
会社からは常に成長しろと言われ続け。。私もそんなに若くないから、無理。。って思うけど、IT会社の未成熟な経営者は限界はないと言い続けます。。ネガティブな思考は排除されていきます。。
これから体力自体も下がるし、能力も上がらなくなる一方で、まだまだ伸び盛りの年下の男性と働くのは本当に恐怖です。。。


お嬢さん育ちで海外留学もしている彼女は、40代半ばの独身。今をときめく外資系IT企業の中間管理職で、マンションも所有しているし、経済的には何の不安もないまさにエリートだけれど、その心の叫びには胸が苦しくなる。
そもそも企業社会から落ちこぼれ、今や非正規労働者の辛苦を体験している私(最近、メディアでは、仕事のない非正規労働者や若くして餓死するような事件がよくとりあげられるが、私にとっては「明日は我が身」と感じる)とはまさに正反対の立場だが、それでも根には共通の社会問題があるような気がしてならない。

成長拡大、とにかくポジティブ志向…そればかりを善しとする社会、そこに加わらないと生きていけないというのはどこかおかしいのではないだろうか。
バブル時代を懐かしむなんて気持ちは少しもないし、生きていられるだけでありがたいと思っているが、それにしても何かヘン。今の時代は大切なものが欠落している。

世の中、どうしてこうなっちゃたんだろう――昨夜は町田のホルモン焼き屋さんで七輪を前にして、日本語教師をしている友人Kさんと語り合ったのであった。
 2010/12/30 13:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

野菜たっぷりのランチ
たぶん今年最後の東京。病院の定期健診が予定より早く終わると、ちょうどお昼時。午後の取材の約束まで時間があったので、近くの友人に電話して、そばにある中華料理レストラン『花壇』でランチをとることになった。
ここは東横線の電車からも見えるが、昔からある中華料理のレストラン(オートバックスのビル)。一昨年は、薬膳鍋がおいしいここの系列店『笑龍』によく行った。
本店の普段のランチは麺類が中心だが、ちょうど毎週水曜日は野菜ソムリエランチビュッフェの日だという(右下写真は『花壇』HPより)

1200円でこんな多くの野菜がいただけるなんて感激!
珍しいとれたての野菜のサラダや蒸しもの、炒め物、フリッターだけでなく、ふかひれの茶わん蒸しやあんかけ焼きそば、薬膳風ご飯&カレー、ポタージュ、そして各種飲み物やデザートまである。
100%ベジタリアンというわけでなく、程良くお肉が使われているのもいい。
それに、近くでサロンを営むセラピストの友人は、昔からこの店のおなじみさんだけに、支配人が実に親切に接してくれて居心地がいい。
食材のせいか、サービスのせいか、久しぶりに会った友人との会話のせいか、いただいているうちに体がぽかぽかしてきた。

それにしても、これは完全に採算度外視だろう。
野菜のおいしさを知ってほしいというオーナーの想いから始めたものらしいが、この価値は大きい。
にもかかわらす、最近のランチの常識はワンコイン(500円)らしく、というよりリラックスした気分で昼食をとれる人が少なくなっているためか、決してお客さんは多くないというわけで、今のところ、知る人ぞ知るの大穴場。

昼食を外食にすると、なかなか野菜が十分に摂取できないのが実情だ。
今日はたくさん野菜が食べたいという時に、もう一軒お勧めなのは、『農家の台所』。
以前、取材をきっかけに知った店で、気概ある国内農家とのネットワークを強め、恵比寿や新宿3丁目など次々に店が増えている。
最近オープンした銀座店にはまだ行っていないが、ここもビュッフェスタイルらしい。


 2010/12/16 15:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

パン作りに再挑戦
前回に引き続き、今度は全粒粉を使ったパンに挑戦。
冷蔵庫に2晩寝かせただけに、前回よりもタネはふくらんでいた。
だが、焼きあがってからのパンならではの香ばしさが、やはりない。というより、ちょっと重くべっちょりしている。

電子レンジのトースターではやはり火力が弱いのだろうか(今回は「オーブン」機能のボタンを選んだが)、それともガス抜きの仕方、麺棒での生地の伸ばし方に問題がある? 

もうちょっと改良を加え、次は三度目の正直で、成功させなきゃ。
右が焼く前のパンのタネ、左が焼きあがり。
 2010/12/15 14:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

すべては「偶然」?である
恵比寿ガーデンシネマが年明けに「休館」になることを新聞で知って、昨日、冷たい雨の中を小田原から恵比寿に向かった。
最後の上映が、ここでずっと新作を見続けていたウディ・アレンの作品だったこともあって、これは行かなきゃと思ったのだ。

私の20年近くにわたった恵比寿生活(住所は目黒区三田)は恵比寿ガーデンプレイス抜きには語れない。
オープン1年半前から、そこから徒歩5分強のところに住んでいたので、特に最初の頃は、買い物に散歩にと庭のように良く出かけた。
映画館が「17年で幕」と知って、ああそんなに年月が経ったのかと感慨深いものがある。


さて、ウディ・アレンの40作目の映画『人生万歳』(原題:Whatever Works)は良かった。
やはりこの監督は、ニューヨークを舞台にしたもので本領を発揮するような気がする。

主人公のシニカルな老人を取り巻く人間模様で、「人生でおきることはすべてが偶然。その人の才能ではなく運である」というハッピーエンドの最後では、何かこみあげてくるものさえあった。
「すべては『偶然』」というのは無神論者の決まり文句だが(昔、フランス人の友人も同じことを言っていたことがある)、それは神の存在(あるいは占いでもいいが)を信じる人の「すべては『必然』というのと同義語のような気がしてならない。
主人公が最後に、占い師と出会ってめでたく結婚に至る巡り合わせがおもしろい。

興奮を胸にしながら映画館を出た後、その足ですぐ近くに引っ越ししてきた友人宅へとワインを抱えて向かったのであった。

 2010/12/14 10:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

大人に似合うおしゃれニット
冬のコート下には、あたたかく、しかも肩のこらない着心地のいいニットが欲しい。
市場には売れ筋ニットはあふれているが、これは新鮮と思うものにはなかなか巡り逢わない。
もう十分にタンス在庫はあるから、実用性、機能性だけでは食指が動かないのだ。
今、欲しいのは、ちょっとおしゃれしたい場面で着たいニット、今年らしいエッセンスの入った一味違うニットだ。

12月7・8日の両日、東京国際フォーラムで開かれた「ジャパン・ベストニット・セレクション」は、質の高いものがそろっていた。
会社ごとに強みがはっきり出ていておもしろい。OEMで培った技術力、企画力が自社ブランドに発揮されている。
厳しい市場環境の中でも、日本のニット産地のメーカーは、皆がんばっている。

山形のセイノコーポレーションのブースでは、大人の女性に着てほしいおしゃれなニットのコレクションが幅広く提案されていた。
スカートも充実しているので、トップとボトムでいろいろな組み合わせができる。
 2010/12/10 11:59  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

| 次へ
2010年12月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント
keix
「みんなと一緒」が苦手 (2016年10月31日)
リボン
追悼 原田芳雄さま (2016年03月20日)
keix
「美」の感性を高める年に (2016年01月01日)
keix
「美」の感性を高める年に (2016年01月01日)
eriko
脳内に異常なし (2015年03月24日)
keix
オルタナティヴに生きる私 (2014年10月21日)
H・O
父のシューズを新調 (2014年09月19日)
keix
シルクの5本指ソックス (2014年07月24日)
eriko
母89歳の誕生日 (2014年06月12日)
cyoko
母89歳の誕生日 (2014年06月11日)
最新トラックバック
MOBILE ART (2008年06月30日)
服が捨てられない (2007年11月27日)

http://apalog.com/ueno/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ