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裂き編みラグ完成!
夏からこつこつ作っていた裂き編みのラグが完成した。
8月25日付ブログで紹介したもので、これを12個つなぎあわせ、一枚のラグになった。


古いTシャツを利用したものなので、生地の厚さがまちまちだったり、中にはポリウレタン糸が混紡されているものもあって、全体の統一感は今一つだが、大きさがゆがんだりしているのも、ご愛嬌。
かなりの重量感である。
ポリウレタンが入っている方が編みやすいが、伸びやすいので、やはりコットン100%のしっかり目のつまったTシャツ生地の方が良い(肩はかなり凝りますが)。

次は黒系統に挑戦してみようかな。
パリのある店で、古い木の床に黒&紺の大きな裂き編みラグがひいてあるのが素敵だった。
こういうものは土足でうんとふみつけると味が出てくる。

さて、出来上がったラグがどこに使おうか。
とりあえずはベッドの足元にでも。
 2009/10/31 11:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

服飾の書棚は縮小の一途
昨日、八重洲ブックセンターに久しぶりに行って、驚いた。
平日17時前だったということもあるが、とにかくお客が少ない。それでも1階はちらほらだったが、上層階などほんの数える位しかいない。
「本が売れない」と出版各社がなげいているが、その実情は予想以上に深刻なようだ。

そして、さらに驚いたのは、ファッション・服飾関係の棚がものすごく縮小していたことだ。
少なくとも10年以上前は、書棚2つ分はあった。それが今や書棚1つ、しかも実質はその半分に満たない。
売場も、以前は3階か4階の人文学のフロアにあったように記憶しているが、今は地下の雑誌や旅行ガイドの隅の方。

もともと日本は、欧米に比べて、ファッションや服飾関係の書物が極端に少なく、書店で「ファッション」というと、雑誌の延長のようなものだったり(今や雑誌も売れなくなったが)、実用書や手作り本だったりする。はっきり言って、タレント本のような扱いだ。
同じデザインでも、グラフィック関係や建築関係の棚は立派なものがある。
それ以上に、ビジネス書は花盛り。成功している企業や人の事例からヒントを得たいという欲求だけが突出している。

雑誌だって実用書だっていいけど、それだけってどうなの?とずっと思ってきた。
つまり、日本においてファッションは「文化」ではなく、「流行」、つまり消耗していくものであり、その傾向がますます進んでいるようだ。
書店や図書館のファッション・服飾の棚を充実させたい、そのための仕事をしたいと、ずっと思ってきた私は(本はなかなか書けないけれど)、惨憺たる気持ちになった。

とにかく売れりゃいい、数が出ないものは作らない――その結果、器用に売れ筋をこなしただけの、表をなぞっただけの、変に薄味、大味な大量生産品だけが市場にあふれている。
出版もアパレルも状況は同じである。
 2009/10/30 17:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

風邪の特効療法
JFW回りで心身共に疲れたせいか(人混みと空気の悪さが元凶)、昨今我が身におこっている諸事情の心痛からか、ついに風邪を引いてしまった。
普段は、あれ、ちょっと変だなと思う時は、葛根湯を飲めばすぐ治るのだが、今回はもうすでに時は遅し、風邪の菌が中まで入っていたようだ。
私としては珍しく発熱し(といっても38度まではいかなかったが)、最初から喉にもきて咳が出ている。

昨日は終日横になっていた(こんなことは久しぶり)せいで、今日は熱も下がったが、まだ本調子までは時間がかかりそう。
幸か不幸か、今週前半は仕事もないので、ゆっくり休むことにした。

風邪を早く治すための特効療法(その道の専門家から聞きました)。

その1:スペシャルドリンク
湯飲みに梅干を一個、細かくして、生姜のすりおろしを多めに入れ、醤油をほんの少したら〜り。そこに熱い番茶をかけて出来上がり。
こういう類のものは皆さんも試しているかと思いますが。

その2:ユーカリのエッセンシャルオイル
新鮮なユーカリの精油(エッセンシャルオイル)を、綿棒につけて、喉の奥に直接塗る。また、鼻や喉に当たる部分の寝具(枕やシーツなど)、外出する時に首に巻くショール、マスクなどにもユーカリを数滴たらす。

これに温かい鍋物(大根おろしやキノコ類も風邪にGOOD)などをいただいて、ぐっすり眠れば快方に向かうこと間違いありません。
もちろん、私もこれらすべてを実践中。

急に寒くなってきたので、皆さんも風邪を引かないように気をつけてください。

続きを読む...
 2009/10/26 17:27  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

ランジェリーがキーワード
海外のコレクションと同様、今回の東京発JFWでも「ランジェリー」っぽいニュアンスのコレクションが増えた。
ランジェリー風のアイテムやスタイルというだけではなく、ランジェリーのように軽く、優しく、女っぽく、着ている人の体と一体となったような服が増えたということだ。
今までカジュアルやお嬢様風、あるいは極端なセクシーさがお得意だった日本も、やっとこういう時代が来たのだなと思う。

ランジェリーといえば、服トータルの一環としてランジェリーに取り組んでいる若いブランドがある。
「MEMAI」(メマイ)」。
昨日閉幕したプラグインに、2回目の出展を果たした。1年ぶりに会ったデザイナーは、ますますランジェリーが好きになったようだ。

きちんとした作りのブラウスやドレスとともに、サテンのスリップや透けるレースのブラなどが何の違和感もなく、並んでいる。
本来、下着というものもこういうものであったと感じる。
ちなみに「MEMAI」は、デザイナー自身が小柄できゃしゃな体型であることもあって、Sサイズを探している人に必見(連絡先090−3973−4195)。

若いデザイナーがこのように、ファッションの切り口から(グローバルな意味で)正統派のランジェリーを追及しようとしている姿を見るのはうれしい。
作り手のジェネレーションも変化し、今、ファッションとランジェリーは今までになく接近しているようだ。
その辺のことは、ランジェリーに詳しいジャーナリスト、武田尚子さんに聞いてみよう(!?)。

 2009/10/23 09:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

時間をかけて丁寧に
「ファストファッション」という明確なカウンターの対象ができたせいだろうか。
今回のJFW東京コレクションはなかなかの力作揃い。今まであまり関心のなかったブランドにも、おやと思わせるものがある。

レースやフリルやチュールを多様した、ハンドクラフト風の凝ったディテールでありながら、全体的に軽やかでシンプル。無駄なものがそぎ落とされ、かといってミニマルなデザインとは違う。
「無駄なものをそご落とす」といっても、無駄を省いて利益を確保しようと必至のマス市場メーカーとは明らかに異なり、一つ一つ時間をかけて作られたものが多い。
以下は、本日コレクションが開かれた有力ブランドのご紹介。

「エヴァラスティング・スプラウト」のショーは、舞台の上に白い洗濯物がたくさん釣り下がっていた。青い空の下の一軒屋の庭先をイメージし、「色どろぼう」によって舞台で見せるコレクションには次々に色がのせられていくという設定。
昭和初期の優しい色使いをテーマにしたらしいが、その日向くさいような(しかも複雑な)色合いが、殺伐とした今の時代に優しさを投げかけていた。ニットの得意なブランド。

「ズズキ・タカユキ」は、今回もインスタレーション形式で本領を発揮していた。
1品1品の完成度が抜群に上がったように思う。
 2009/10/21 21:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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