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20年ぶりの懐かしい味
「エンジェル会」?と称して、女4人で集まる飲み会がある。仕事を通じて知り合ったプレス関係者の集まりだが、友人同士の気楽さがあるから続いている。
30代、40代の中に、50代の私が仲良く入れさせてもらっているという構図だ。

昨夜は四谷・三栄通りにあるタン焼きの店「忍」へ行った。
ここは私が20年前、友人と頻繁に通った店。
前回、荒木町での食事の後、4人でぶらぶら歩いていて、偶然にこの店の前に出くわし、懐かしさがこみあげてきた。まだやっていたんだ…。
次回の「エンジェル会」はここでということになっていたのであった。

「まだやっていた」どころではない。予約していた7時に到着すると、店の前は既に人だかり。予約していてもなかなか席につけないかもしれないと電話で言われたのは、大げさでなかった。
あの頃と同じく、お肌ぴかぴか看板娘(?)の忍さんが効率よく切り盛りしている。
20年近くもご無沙汰していたのに、私の顔をしっかり覚えてくれていた。さすが、プロだなあ。

今年は創業30年らしい。
飲食業で30年続くということだけですごいことだが、基本的には変わらないメニューで前以上に集客力を増し、味はそのまま。こんな店はそうないだろう。
店は1店舗で味を守り続けながら、「お取り寄せ」を始めて、店の価値をさらに高めている。
ご主人は店の厨房を若い人に任せ、今はそちらの方の事業をやっているとのこと。
「100年に1度の不況」なんて、何のその。この店には変わらぬ熱いものが流れていた。
今度はもう少し空いている時に(あればの話だが)ゆっくり行ってみたい。


一番人気の「ゆでたん」。

 2009/04/29 10:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

世代交代が確実に
オペークなどセレクトショップのランジェリーコーナーで気になる存在感を見せている「キュイス」。久しぶりに、原宿の裏通りで開かれている展示会をのぞきに行った。
このブランドの顔であるYさんは、倉敷の名士として知られる某ブランドメーカーの2代目。
弱冠33歳だが、昨夏、母親から社長の座を受け継いだ。
華奢な体つきに、洗練された着こなしは相変わらずだが、芯のある経営者の顔つきになっているのでびっくり。社会的ポジションや責任というものは人を変えるものだとつくづく思う。

実は私は、彼女がまだ小学生の頃、倉敷に遊びに行ったことがある。
男の子のように真っ黒に日焼けして、海で遊んでいたのが昨日のことのよう。
「この子は将来ファッションに興味を持つのだろうか」という母親の心配をよそに、しっかりファッション専門学校を選び、イギリスにも留学し、いつのまにか母親の会社を手伝うようになったというわけだ。
特別ともいえる極上の環境が生んだセンスに加えて、自分や周りを客観視できる大人の視線は、彼女たちの世代ならでは。
もしかしたら、ファストファッションとは対極の洗練されたファッションを愛する最後の世代なのかもしれない。

世の中、確実に世代交代が進んでいる。
 2009/04/27 23:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

今日のトップニュース?
NHK夕7時のニュースでトップに並んで紹介されたのが、某人気アイドルグループのメンバーの公然わいせつ(未明の公園で全裸で騒いでいた)と、伝統あるSCの多摩川への汚水垂れ流し。

世の中どうなっちゃったのか。皆どこかタガが外れて、狂ってるとしか思えない。
特に後者は仕事でかかわりのあるところだけに、見覚えがある人が頭を下げているのにびっくり。

しかしである。これ、この国を代表する放送局が、1日のトップニュースとして取り上げることだろうか。

常々、日本は世界で今何が起こっているかを日々のニュースであまりにもとりあげないことを感じでいたが(取り上げても後回しの位置づけ)、これはないだろう。
もちろんこの2つは、社会や地球に悪影響を与えたという意味で見逃してはならないが、大事なのは、そのニュースの取り上げ方だ。
単純に事実に対して否定的で感情的な人々のコメントだけが加えられ、世論をあおる。

それぞれの事件の背景にあるものが何であるかということには少しも触れられず、その事実だけが一人歩きし、当人たちが何かの見せしめのように社会的制裁を受けることに、何か解せないものを感じるのは私だけではないだろう。
 2009/04/23 21:20  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

イチローはかわいい
WBCですっかりイチローファンになってしまった。
もともと野球オンチの私でも、イチローには好感をもってはいたが、こんなにかわい〜と思うことはあまりなかった。
スランプから脱せずに悩み苦しむ姿、そして出来すぎともいうべき幕引き、子供のように勝利にはしゃぐ姿。そのどれもが魅力的に映った。
ついでに、胃潰瘍にまでなってしまうというおまけ付き。
自分自身を客体的に分析、観察し、しかもそれを素直に話している姿に、共感を得た人も少なくないだろう。確かマスコミ嫌い(インタビュー嫌い)だった以前のイチローは、あんなふうには受け答えしなかったはず。
以前はストイックな印象が勝っていたが、今回のことで、すっかり人間イチローが浮き彫りになった。

私はもともと、自分の弱さを素直に出せる人に引かれる。
いかにも自分はこんなにすごいんだぞという空気を感じさせる人より、自分はこういうことが出来ないということを認められる人。その方がずっと大人である。
いや、男も女も大人でなければ、弱さなんか見せられない(本来は実年齢とは関係ないと思うが、周りを見回しても若い人の方がえらそうな場合が多くありませんか?)。

それはビジネスにおいても同じで、会社経営者でも、いかにもえらそうな人は苦手。
弱さを見せられると、母性本能がくすぐられてしまうのだ。「母性本能」は言い過ぎだが、きれいごとばかり並べられでも、ちっとも人間として共感することはできない。
相手に取り入るテクニックとしての下心見え見えは嫌だが、自分をオープンにさらけ出すこと(もちろんその中にまったく計算がないということもないが)がいかに大事かを感じる。


 2009/04/20 22:02  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

学校が知的な「カフェ」に
御茶ノ水の文化学院で月1回開催されるようになった「クリエイティブ・カフェ」に、昨夕、参加してきた。
大手アパレルのベテラン広報だったKさんからお誘いを受けたもの。同校は、彼女の新しい職場のクライアント先なのだ。

「カフェ」の本場、パリでは、最近になって「哲学カフェ」のように、カフェで討論しあうことがまた復活しているらしい。
日本でいえば「居酒屋」文化に近いのかもしれないが、「カフェ」にはもっと知的で上品な香りがある。
異業種交流会とかワークショップとか堅苦しいものでなく、しかも講師の一方的なセミナーにとどまらず、参加者同士が飲み物を片手に気楽に語らう場というのはあまりないだろう。
学校の中でも、もともと芸術家との交流を教育に取り入れていた文化学院だけに、実現できたことかもしれない。

第一回目に当たる昨夕のテーマは、北欧フィンランドのデザインと社会について。
北欧大好きの私にとって、そのクリエーションが育つ豊かな土壌には興味津々だ。
グローバリズム対リージョナリズムの問題などは、ファッションビジネスにも共通している。
講師のトークはやや間延びの感はあったが、後半の知的な大人たちによる飾らないフリートークこそが「カフェ」の真骨頂であり、次回への期待につなげた。

学校というものは、伝統を重んじるあまりに排他的になるケースが珍しくない。
学校経営に外部の血が注がれることによって、学校でオープンにこのような知的な大人の集まりができることは素晴らしいと思う。
 2009/04/18 21:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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