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出張前の体の準備
恒例の海外取材への出発が目の前。
スケジュール調整はもちろんのこと、おおげさかもしれないが、バンドエイド1枚も気になる私のこと、旅先で困らないように手抜かり無く準備を進める。
物の準備以上に大切なのは、体調の調整だ。海外取材というのは体力的な激務であるが、旅先で体調をこわすほど辛いことはない。
昨夜は鍼灸院、今日はジムで筋トレとヨガをやってきた。
ジムのあるようなホテルに泊まるわけではないから、何しろ旅先では過労+運動不足になる。今回はホテルの部屋でヨガをしようとCDを荷物に入れた。
実は帰国後の予約もいろいろ入れてある。帰国後すぐに体調を整えなくては、押し寄せる仕事をこなすことができないからだ。

旅というのは、お金を節約しなければならない貧乏旅行ほど、体を使う。
そう、世の中はお金か体力か、実に分かりやすい(体力がない貧乏人は、旅行はできない?)。
飛行機のエコノミークラスとビジネスクラスとでは、疲れ具合が全く違う(私は当然、前者)。
以前は何も考えずに、海外の空港とホテルの往復はタクシーに乗っていたが、ユーロがかつての2倍になってしまった今日、どこにも経費を請求できる身分でない私にとって、バスや電車を使うのは当然だ。
重い荷物をひきずって、ラッシュアワーを右往左往したり、歩き続けたりするのは相当の覚悟がいる。

数年前、タイアップの多い雑誌の取材でヨーロッパに行った時、何の手違いか、約束のビジネスクラスがいっぱいなので、何と、ファーストクラスに誘導されたことがあるが、もう天国であった。
ファーストとビジネスの開きは、ビジネスとエコノミーとの違いの比ではない。
そのフライトは出発が3時間も遅れたが、不満どころか、フライト時間がもっと長くてもいいかもと思ってしまった位だ。
でも、たとえ私がお金持ちになったとしても、滞在先のホテルにはお金をかけたいが、飛行機のファーストクラスに正規料金で乗るだろうか。まずしないだろう。
後にも先にも、私の人生でファーストクラスに乗ることはもうないだろうから、どうでもいいが。

とにかく、今回は万全の体調で臨めそう、今のところ。
昨日、友人の紹介で行った鍼灸院は、正味2時間かけてマッサージ、鍼、灸をやっていただいたのに、6000円という良心的な価格。加えて鍼灸士の先生が話好きで合計3時間! 鍼の針にもいろいろな種類があることなど、いろいろ教えてくださった。
旅先用にといただいた置き鍼は、今回の旅のお守りである。
 2008/08/31 21:53  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

食べ物が人を変える
いろいろな方にお会いできるのは、ライター、ジャーナリストの役得だ。
ことに繊維・ファッション分野以外の、それぞれの道を究めたような専門家にお会いするのが楽しみだ。
今日は東京農大の教授、小泉T氏にお会いした。発酵学の権威で、テレビにもよく登場なさるので、すぐお顔や語り口が思い浮かぶ方も少なくないだろう。
当然、掲載媒体があっての仕事だから、さわりだけお伝えしたい。

結局、日本民族の遺伝子を持つ我々には、伝統的な和食が一番合うそうだ。
もともと温厚だったはずの日本人が、肉食の民族のようにアグレッシブになったり、それ以上にキレたりするのは、明らかに食べ物の影響とか。
根菜、菜っ葉、豆、魚、海草と、日本の伝統的な食材には、ミネラルがたっぷり含まれている。
また、発酵食品は免疫力をつけてくれる。発酵食品がくさらないのは、微生物が外敵と戦うため、発酵によって自分の子孫を永遠に増やそうとしているからだそうだ。
それに、何といっても日本酒。脂っこい食事には焼酎の方が合うかもしれないが、伝統的な和食にはやっぱり日本酒だ。美肌効果もある。
うんうん、結構、実践している私。毎日、和食ばっかりだと厭きるけどね。

最後に、どうしても元気が無い時の秘伝を一つ。
5人分材料として、ボールに納豆3パック、生卵3つ、とろろ芋のすりおろしたもの、缶詰のナメコ、しょうゆ少々を入れてかき回し、彩りにゆがいたオクラのみじん切りを散らす。これを豆腐の上にかけて食べる。
「ぺろんぺろん、とろんとろんに、ぬらぬら、ねばねばが加わって最高」だそう。
 2008/08/28 23:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

久しぶりに山下公園
すっかり秋らしくなった今日、久しぶりに横浜・山下公園へ行った。
渋谷から特急でわずか30分。便利になったものだ。
ぎらぎら太陽が照りつける中で、あの周辺を歩くのは辛いものがあるが、今日はしっとりした曇り空。
ヨーロッパのリゾート都市にでも来ているような気分で、快適だった。
全体的に街がこぎれいになっている。公園周辺に観光用の人力車が出ているのは初めて見た。

目的は、自転車専門店オーナーであるSさんへの取材。昨今の自転車ムーブメントを仕掛けているキーパーソンである。
世界のデザイングッズを扱うYO−KOの加藤さんが主催した飲み会で、先週会ったばかり。
ちょうど自転車を中心とするライフスタイルショップの取材をしていたところなので、いろいろ教えてもらいに伺ったのだ。

詳細はここでは紹介できないが、この市場についてほとんど知識がなかっただけに、想像以上にいろいろな動きがあることに驚いた。
単なる一過性のブームでなく、まさにライフスタイルとして私たちの日常に根付いていく可能性を痛感した。
自転車によって、生活が変わる――今、人々が求めているのは、生活を変えてくれるツールなのだろう。
ウォーキングがすっかり定着した今、次に来ているのは自転車だ。
 2008/08/23 21:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

遺伝子は受け継がれる
今日はいい日だった。

私が10年以上前に評伝を書いた某クリエイターについて、A新聞の文化部記者、Kさんから話が聞きたいと、昨日電話があり、早速会ってきたのだ。
もう忘れられた存在かと思っていたが、その遺伝子は脈々と若い世代に受け継がれていたのだ。
これこそライター冥利である。

何の気負いもなく、2時間、思いのたけを話すことができた。
この人になら、私が知っていることは全部伝えたい、そう思える人だった。
こういう万に一つの出会いのために、私は仕事をしているように思う。
 2008/08/21 21:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

インタビューの難しさ
北京オリンピックも終盤。
それにしても、種目の多さはものすごい。テレビ放映も、人気の競技を追うばかりで、中国の今や人々の様子を紹介するような余裕は微塵もなさそう。

テレビ放映を見ていて感じるのは、インタビューの難しさ。
メダルをとった選手にも、メダルを逃がしてしまった選手にも、もう少し聞き方というものがあるんじゃないかと思う。
私がやれって言われても、きっとうまく出来ないのは分かっている。
時間をかけて気持ちが和んできたところでじっくりというわけにいかない。勝負の決まった直後に、選手の気持ちを瞬時に引きださねばならないから、本当に難しい。
元スポーツ選手だったキャスターが活躍している理由も、このへんにあるだろう。
種目が違っても、スポーツ選手の苦楽を理解できる人になら、ホンネを打ち明けられるという…。

「どうでしたか?」「どんな気持ちですか?」なんて、ありきたりの質問も間が抜けているが、疑問文ではなく、「・・・でした」と状況を伝えて、無理に感想を聞くのも何だか不自然な感じ。
マスコミ慣れした選手は、メディアを意識した言葉を考えたりもするだろう。
でも、そういうふうに用意した言葉でなく、言葉にならない言葉というものをいかに引き出すことができるか。これはインタビュアーのクオリティにかかっている。

そういえば、開会式のテレビ中継アナウンスも間が抜けていた。
外出先から遅く家にもどり、途中から各国選手の入場行進を見たのだが、まず何の順番で出てくるのかさっぱり分からなかったし、日本選手の入場が早い時間帯に終わっていたことはひと言も説明がなかったから、あの長たらしい行進を最後まで見るはめになってしまった。
あれだけ多くの国が一堂に会す機会はそうないのだから、もう少しそれぞれの国の紹介(選手だけでなく文化の背景など)というものがあってよかったのではないか。

各国首脳の席では、堂々とした貫禄ある体格で、いかにも人のよさそうな、モナコのアルベール2世(グレース王妃の息子)の姿を見逃さない私であった。蛇足ですが。

追記:自国の選手が行進している時に、起立して拍手しなかった首脳は、日本の福田首相だけだったそうだ。
 2008/08/19 16:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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