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「インディアン・ファンタジー」
海外からはクリスマスカード、国内からは早めの年末年始のご挨拶状を何通かいただき、いろいろなデザインを楽しんだ。
その締めを飾るように届いたのが、エルメス・齋藤社長からのカード。
毎年、翌年のエルメスのテーマをデザイン化した、素敵なカードをいただくが、今回はいつもと少し様子が違う。

封筒を開けると、スパイスパウダーで描かれた絵がプリントされた、屏風だたみの白いカードが出てきた。丁寧に封筒から出さないと、さらさらとパウダーがこぼれ落ちそうな感覚。封筒の内側に、パウダーがこぼれた跡が描かれているのがしゃれている。
それぞれに匂ってくるような、色とりどりのスパイスカラーだが、ウコン(ターメリック)の黄色が一番目立つ。
「FANTASIES INDIENNES(インディアン・ファンタジー)」――2008年のテーマが小さく記されている。

ああ、インド! 私が今、一番行きたい国。あらゆる宗教を受け入れる懐の深さを持つところ。
急速な経済発展の裏で、スピリチュアルの本場ならではの歴史と伝統が見直されているに違いない。
インドへの憧れを胸に、せめてジムでのヨガに来年も励もうと、意を決したのであった。

 2007/12/30 13:30  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

上野で落語を楽しむ
昨夜は久しぶりに落語に行った。
上野の鈴本演芸場。今や「寄席」といわれる場所は、東京に(日本に)たった4軒しかないらしい。
落語は、テレビで観るのと、舞台を直に観るのとでは大違い。シンプルな舞台で、噺家一人一人の個性のもと、着物の微妙な色合い(とくに袖裏がちらちら見えるのが美しい)や、噺家必須アイテムである日本手ぬぐいの組み合わせまでが楽しめる。
世の中、すっかり年末モードであわただしく、遊んでいる暇はなさそうだが、ここは満席の大賑わい。30代とおぼしき人もちらほらいるが、ほとんどは50代以上と平均年齢は高い。
タテに長い会場は後列では舞台が見にくいが、缶ビールを片手に楽しめる気楽さがいい。

前座から始まる落語の演目は、ものまねや踊りも含めて、変化に富んでいる。
いつもと違って、メインとなったのは、年忘れ恒例の鹿芝居「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」。「鹿芝居」とは「噺家(はなしか)」の芝居のこと。歌舞伎でも有名なお富・与三郎の芝居を、噺家たちが演じ、会場を大いに沸かせた。
この主役を演じた金原亭世之介師匠の縁で、友人たちがこぞって観にいったのだった。

落語に行く前に、せっかく「上野」に行くなら(上野はけっこう遠い)、見たいと思っていた「ムンク展」に寄ろうと、国立西洋美術館へ。ところが、29日(金)から三が日までは、何と休館。界隈にあるほとんどの美術館は閉館で、ひっそりしていた。
世の中、一気に新年へのカウントダウンが始まっている。
 2007/12/29 10:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

思い出を刻む贈り物
クリスマスイブ、都心の繁華街はさぞかし賑わっていることだろう。
年末の気ぜわしい中でも、今日から明日にかけてだけは、いつも静かな気持ちになる。今年1年お世話になった方々に感謝をささげ、そして家族の幸せを心から願う。

同時に、有形無形の贈り物について、思いをはせる時季でもある。
その昔、アメリカの上流階級には、自分の子供や孫のファースト・シューズを、本物のブロンズにして記念に残すという風習があったという。
それを現代によみがえらせているのが、アメリカ・コロラド州デンバーで創作を続けるブロンズ彫刻家、齋藤良知(さいとうよしとも)さん。アメリカ在住20年の彼の作品は、サンフランシスコ市立デヤング記念美術館、オークランド美術館、ハワイ州文化芸術財団、カリフォルニア芸術大学などに収蔵されている。

愛らしく小さなベビー・子供靴一対と、しっかりとした質感を持つ青銅という、対照的な組み合わせ。手のひらにのせると、ずっしりとその重さが伝わってくる。
成長のほんの一過程にはかれたものが、ブロンズという素材によって永遠のものになる。銅像などと違って、ただ見るだけではなくて、いろいろな使い方ができるのもいい。
オブジェという形に残して、子供たちの次の、そのまた次の世代にも受け継がれていくなんて、すばらしい。消費財とはまったく違う、未来への贈り物といえる。


作家連絡先・bronzemaestro@yahoo.co.jp (齋藤良知)
ホームページ・http://www.yoshitomosaito.com/
型取りのための靴(大きさは15センチまで、布・革・ゴム・プラスチックなど何でも可能)を作家に送ると、8万5000円(送料込)で、「世界に一足しかない」作品を作ってくれる。
 2007/12/24 15:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

老眼鏡で新しい楽しみ
ついに、老眼鏡を作ってしまった。
特別に不自由しているわけではなかったが、針に糸が通らなくなったこと、特に暗いところで小さな字が読めなくなってきたので、そろそろ持っても悪くないかなと思ったのだ。
メガネの処方箋を作ってもらった眼科では、まず、50歳になってもまだ老眼鏡を使ったことがないことにあきれられた。「普通は45歳になったら老眼鏡は作るもの」らしい。

何せ、私は未だに右が1・2、左が1・5という視力で、どこまでも良く見えてしまうという眼の持ち主だから、サングラス以外のメガネをかけたことがない。
したがって、何をどう選んでいいか分からないので、知人に、メガネでは有名な原宿「ロイド」の並木さんを紹介してもらった。

たくさんのデザインから、いろいろなものを試してみたが、置いてあるのを見るのと実際にかけてみるのとでは、随分印象が違う。一見いいなと思うシンプルなものは、いかにも老眼鏡という感じの老け感が出てしまう。
特に老眼鏡は、どんな場面でかけるかが大切だから、サングラスのように服との全体のコーディネイトを重視するのとはまたちょっと異なる。
これはどうかなと、私が手にしたものはことごとく外れ、並木さんのプロのアドバイスには一つ一つ納得するものがあった。

結果的に、第一印象でそれはありえないと思ったフレームに決定した。
茶のメタルフレームで、両サイドにレーザーカットの透かし柄が入った繊細なデザインだ。
いつもカジュアルなタイプのサングラスを選ぶ私からすると、随分思い切った選択だと思う。
ほとんどは自宅で使用することになりそうだが、例えばレストランでメニューを見るとき、飛行機や新幹線の中で本を読むときなど、さっと取り出してかけてもエレガントな雰囲気が出るに違いない。このエレガントというニュアンスは、サングラスにはない要素だ。

今日、安価なメガネチェーン店はいくらでもあるが、プロのアドバイスによって新しい世界に目を開かせてもらった。老眼鏡のフレーム選びを通じ、おしゃれの新しい分野を発見した思いがしたのだ。
私のことだから、2本目、3本目がすぐ欲しくなるに違いない。
今後の出費が思いやられる。年を重ねるということは、実にお金がかかることなのだ。
 2007/12/21 23:43  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

運動能力を養い続ける
子供の運動能力が低下しているという。50年前に比べると半分しかない、という調査結果が発表された。
そりゃそうだろう、外で遊ばなくなっているから当然だ。その分、昔の子供と違って、コンピュータをあやつるというすばらしい能力は備わっている。

私は、恐ろしく運動神経の鈍い子供だった。体育の通信簿はほとんど3、確か一度だけ2をとったこともあったような。
水泳は、スイミングスクールの講習最終日に、母立会いのもとやっと泳げるようになった。
中学の時に学校でやっていた硬式テニスは、ボールがあまりラケットに当たらなかった思い出がある。
唯一、大好きだったのは、高校生から始めたスキー。これは結構いいところまで行ったが、もう30年近く遠ざかってしまった。
これは秘密にしておきたかったが、実は、自転車に乗れるようになったのは、40歳を過ぎてからだ。

そんな私が、今は週に2回も3回もジムに通っている。昔から考えると、まったく考えられない。
周りを見回すと、もともと運動神経の発達している人、以前は運動選手だったような人は、意外にも定期的に運動することをやめてしまった人が多い。
仕事が忙しいなどいろいろ理由はあるだろうけど、ジムでするワークアウトのような運動では物足りないようなのだ。
その点、私のようなもともと運動が苦手な人は、こつこつと続けることができる。向上心はないから、目標などを掲げてがんばるようなことはしないし、ただたんたんと続けるだけ。30代後半を過ぎたら、苦しいキツイ運動は避けるべきだから、ちょうどいい。

運動能力というのは、人間が生きていく上で大切な機能だ。
昔は道端や階段で転んでばかり、常に膝小僧に傷があった私が、まったく転ばなくなったし、そもそも怪我をしなくなった。咄嗟に危険を察知し、体を守る能力が体に備わってきたのだ。ぎっくり腰、骨折など一度もない(今のところ)。
とくに筋肉トレーニングは、何歳になってからでも必要だし、その人の年齢に合ったかたちで取り入れれば何歳から始めてもいいらしい。
いくつになっても体が進化し続けるなんて、すばらしい。
 2007/12/17 22:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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