東京ビッグサイトで開かれている文具・紙製品の展示会、ISOTに行った。デザイン雑貨類の展示会も併設されていて、ファッション関係者にとってもピックアップできそうなものが少なくない。ジャンルやカテゴリーの壁というのは、ますます低くなったなと実感する。
昨年は多種多様なクリスマスカードが気になった文具・紙製品だが、今年は手帳やノート・パッド類で新しい商品開発が目についた。
中でも、ファッションのセレクトショップにぴったりと思ったのが、グリーティングライフの新製品「クラッチバッグノート」。

今では「ドン小西」と言った方が有名になってしまったが、ファッションデザイナーの小西良幸氏をアートディレクターに迎えたステイショナリーブランド「D‘moda」の、第一弾として発表したもの。
黒、ゴールド、白を貴重に、パーリーなクロコダイルに、エナメル、シックなフロッキープリントやロココ風の柄。ちょうど財布のように見える形状だが、内部がダイアリーをはじめ機能的な作りになっている(マグネット開閉式)。

自社の長年培ってきた伝統を、CIとして効果的に使っている例もある。お馴染みの、山吹色とモスグリーン2色のスケッチブックが50周年を迎えるマルマンは、同シリーズの大小さまざまなリングノートとノートパッドを展示していたのが圧巻。
また、ブース内で来場者による手帳デザインの人気投票をしていたり、老舗の外資系手帳メーカーはベーシックな手帳のさまざまな使い方を見せていたり、プレゼンも個性的で楽しめた。
和紙メーカーによるカラフルなマスキングテープ、ゼブラの人間工学に基づいたペン「ニュースパイラルT」など、きれいな色の商品もおすすめ。

機能や品質では世界一といわれる日本の文具も、従来、色は今ひとつという感じが否めなかったが、色が本当にきれいになってきた。
ファッションとのボーダーレスが進んでいる。