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一般の家庭よりは少ないだろうが、私も時々、食べ物のいただきものをする。 各種お菓子をはじめ、各地の名産品、自宅菜園で採れた野菜…。パン屋さんに取材した際、焼きたてのおいしいパンを山ほどいただいた時もある。 一人ではとても食べきれない、というより一人で楽しむにはもったいないと思うので、ほんの少しでも「これお裾分けだけど…」と、ちょうど会う約束をしていた友人に軽く渡す(家族分はないことが多いので、一人暮らしかせいぜい二人暮らしの人が最適)。 すぐ食べた方がいいものについては、日頃お世話になっているマンションの管理人さんに差し上げる(この管理人さんのすばらしさについては、また項を改めていつか触れたいと思う)。 「お裾分け」は、別名「お福分け」とも言うようで、うれしい気持ちをシェアする気持ちがこもっている。何よりもらう側にも負担がないのがいい。 この連休、ちょうど両親の家に帰省中に、九州の親戚から大きなスイカが届いた。 わぁ〜、こんな大きなスイカがまるごと1個、家にあるなんて、何年ぶりだろう。子供の時以来かもしれない。 なぜか最近は、あまりスイカを食べなくなった。 果物の中でもスイカは、味そのものはどうっていうことはないが、妙に日本の夏の郷愁を感じさせる。 久しぶりでうれしいけれど、とても2人や3人では食べられない。 冷やしておくにも、冷蔵庫を整理してどうにか半分は入るが、1個分はとうてい無理。 そこで、同じ集合住宅に住む近所の人に、お裾分けしようということになった。 半分に切ったものをまた半分にして、1つは向かい側に最近越してきた若いご夫婦の家へ(数週間前にクッキーを持ってお引越しの挨拶に見えたらしい)、もう1つは上のフロアに住む一人暮らしの高齢のご婦人(同年代の母が時々話を交わすらしい)のところへ。 それぞれ在宅を確認してから、切り立てのスイカにラップをかけて渡しに行く。 両方とも喜んでいただいたようで、母も良かった、良かったと満足げ。 あと半分は、少しずつ家でいただくことにする。 立派なスイカをぜひ写真に撮っておこうと思ったのに、すっかり忘れて切り分けてしまった。写真はありませんが、想像して楽しんでみてください。 |



