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しょっちゅう海外に行かれていいねと、よく言われる。もちろん、そう、その通りなのだが、経費を会社が全部出してくれる出張とは違うから、とにかくお金がかかる。先日、チップでさえ、いかに会社に請求しようかと考えている人がいることを知って驚いた。 縛りがない分、周りの人に気を使うことなく、1人で勝手に行動できる(常に誰かに頼っていては、新しい人や世界との出会いなどない、と断言できる)。 20年以上、定期的に海外取材に出かけてきた(自分自身に投資してきた)から、貯金はほとんどない。50歳にもなっても、こんなに自転車操業をしているという人も少ないだろう。養ってくれる人もいないし、将来の不安はかなりある。 その分、海外体験を通じて知り合った友人、異文化の体験や興味など、自分の中には他の何物にも代えることのできない財産が蓄積している。まさに仕事と遊び(好きなこと)が一体化しているからこそ、出来ることと言えよう。 私にとって海外に出ることは、もう習慣であり、生きていくうえで必要不可欠な要素になってしまった。 海外出張は、とにかく一に体力、二に体力。快適な環境を作る努力をして、いかに体力を維持するかにつきる。特に温度変化への対応がポイント。 食事以外はほとんど歩き続けているという具合だから、10日も海外に出ていると体力の限界に来る。 体力維持のための基本が睡眠と食事にあることも、海外で痛感することだ。 加えて、私の必須要素はお風呂。入浴剤を入れたバスタブにゆっくりつかり、一日の疲れを取ることができれば、次の日も活動することができる。時々、ホテルでどうしてもシャワーの部屋しかないときは、本当に落胆してしまう。ああ、私はやっぱり日本人なんだなあ。 今、成田に向かう飛行機の中にいる。今回の出張も無事守られて、いよいよ帰路についているというわけだ。 さあ、自宅にもどったら、洗濯物の山と仕事の山が待っている。 |



