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老眼鏡で新しい楽しみ
ついに、老眼鏡を作ってしまった。
特別に不自由しているわけではなかったが、針に糸が通らなくなったこと、特に暗いところで小さな字が読めなくなってきたので、そろそろ持っても悪くないかなと思ったのだ。
メガネの処方箋を作ってもらった眼科では、まず、50歳になってもまだ老眼鏡を使ったことがないことにあきれられた。「普通は45歳になったら老眼鏡は作るもの」らしい。

何せ、私は未だに右が1・2、左が1・5という視力で、どこまでも良く見えてしまうという眼の持ち主だから、サングラス以外のメガネをかけたことがない。
したがって、何をどう選んでいいか分からないので、知人に、メガネでは有名な原宿「ロイド」の並木さんを紹介してもらった。

たくさんのデザインから、いろいろなものを試してみたが、置いてあるのを見るのと実際にかけてみるのとでは、随分印象が違う。一見いいなと思うシンプルなものは、いかにも老眼鏡という感じの老け感が出てしまう。
特に老眼鏡は、どんな場面でかけるかが大切だから、サングラスのように服との全体のコーディネイトを重視するのとはまたちょっと異なる。
これはどうかなと、私が手にしたものはことごとく外れ、並木さんのプロのアドバイスには一つ一つ納得するものがあった。

結果的に、第一印象でそれはありえないと思ったフレームに決定した。
茶のメタルフレームで、両サイドにレーザーカットの透かし柄が入った繊細なデザインだ。
いつもカジュアルなタイプのサングラスを選ぶ私からすると、随分思い切った選択だと思う。
ほとんどは自宅で使用することになりそうだが、例えばレストランでメニューを見るとき、飛行機や新幹線の中で本を読むときなど、さっと取り出してかけてもエレガントな雰囲気が出るに違いない。このエレガントというニュアンスは、サングラスにはない要素だ。

今日、安価なメガネチェーン店はいくらでもあるが、プロのアドバイスによって新しい世界に目を開かせてもらった。老眼鏡のフレーム選びを通じ、おしゃれの新しい分野を発見した思いがしたのだ。
私のことだから、2本目、3本目がすぐ欲しくなるに違いない。
今後の出費が思いやられる。年を重ねるということは、実にお金がかかることなのだ。
 2007/12/21 23:43  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

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