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海外出張は何はともあれ体力
先週末、1週間強の海外出張からもどってきた。
その直後から連日仕事だったこともあり、家のことや旅の片づけも早めに済まそうと、ものすごい勢いで動いているのだが、この酷暑の影響もあってかなりバテぎみ。
出張中も何度か具合の悪くなる手前まで行ったが、タイミングよく薬を服用したのでどうにか持ちこたえたのだから、ここで倒れるわけにはいかない。

リアルな自分の年齢も考えて、もう少し手を抜くようにしなければ、これはもう限界だなと実感した。手を抜くというとヘンだが、めいっぱいがんばろうというのではなく、やるべきこと、やりたいことの7割位でよしとするという謙虚な姿勢。
これから年々体力は減退していくのだから、そういう抜き方の術を知る必要があると思うのだ。

それにしても、パリ出発時の空港の混雑時にはまいった。
フランスは伝統的に7月14日の革命記念日(日本でいう「パリ祭」)を境にバカンス大移動になるのだが、ちょうどその前日の木曜日だったこともあって、空港の出国を待つ人々はまさに長蛇の列だった。フランスから海外に出る人、自分の国に帰る外国人合わせて数千人はいたと思う。
下にあるように、機内で見た新聞にちょうどその記事があった。

約2時間立ったまま、ひたすら行列が少しずつ前に進むのを辛抱強く並ぶのはつらかった。今回は手荷物に思いパソコンやカメラを入れなくてよかったとつくづく思った。
ビジネスクラスやファーストクラスなどの人々、さらに車椅子の人や赤ちゃん連れは明確に優遇される。
70代位までの普通の老人は、皆と同様に、その列に並ばないといけないので、つくづく旅するのは体力が必要だと思う。

こんな時にテロがおこったらどうしようと頭をかすめたが、何事もなく帰って来られたことにただただ感謝する。


 2017/07/17 15:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

パリで2つのモード展覧会
パリ初日。
パリで行われている2つのモードの展覧会に行ってきた。

まず、午前中は、モンパルナスに近いブルーデル美術館で開催されているバレンシアガ展。ここはこじんまりとした美術館であるが味があって心地よい。彫刻とモードがしっくり溶け合っていた。

そして午後は、ルーブルの装飾美術館で開催が始まったばかりのディオール展。
両者の規模や性質の違いはいうまでもないが、どちらもパリならではのクオリティの高さ。
前者やある程度モードの知識のある人向けなのに対し、後者は誰でも楽しめる盛沢山の豪華絢爛さ。
最近、パリではどこもそうであるように写真撮影は自由なので、数百枚も撮ってしまった。
いずれ機会があれば、皆さんにご紹介したい。

嫌なことやストレスがすべて吹っ飛ぶ。
30年にわたり約60回もこうしてパリに来続けられるのは、こういう大いなる感動があるから。それはパリでしか味わえないものなのである。



 2017/07/08 14:51  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

中国で食と茶の発見
先週、仕事で中国に行ってきた。香港にほど近い深せんという街。今は中国最大ともいえる経済都市で、そこに3泊した。
その間、毎食のように中国の人たちと食事をして、いろいろな発見があった。

中でもおもしろかったのはお茶。中国料理をいただきながらお茶を多く飲むことはよく知られているが、そのお茶もけっこう甘いものが少なくなかったのは驚いた。
その名も「緑茶」という今風のレストランで、オーダーしてくれたのが「茅根水」というもの。茅の根がお茶になるなんて知らなかった。
中国のお茶はけっこう甘い(砂糖が入っている?)ものが多く、缶入りのものも甘かったりする。

甘いといえば、中国料理は辛いものと並んで甘いものも多い。
果物が使われているものも多く、この海老の炒め物に入っていたのは、梨を衣につけて揚げたもの。これに唐辛子が使ってあって、甘辛のバランスが絶妙だ。
食材にしても香辛料にしても、どれも薬膳料理にのっとっていることを感じる。

また、お茶も、冷たいものと温かいものの両方が用意されていて、選べるようになっている。
温かいものといえば、白湯を携帯ジャーなどで持ち歩いて頻繁に飲む人がいることも新鮮だった。水でなく白湯。これはいい習慣だ。
食事する時はまず「ビール」と言ってしまう私だが、お茶や白湯で始めるのもいいなと思った。

人気レストラン「緑茶」
内装も料理の盛り付けなども、モダン

 2017/03/28 08:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

パリもロンドンも遥か彼方に
このブログも半月以上、ご無沙汰してしまった。
ヨーロッパ出張はもう遠い昔のようだが、帰ってきてからまだ3週間しか経っていない。この間、禁欲的に、やるべきことを怒涛のようこなしてきた。
それが出来たのは、健康に守られたからと、感謝はつきない。

パリも日帰りで行ったロンドンも、仕事漬けの日々だが、その合間にほっと息つく時もあった。
日帰りでロンドンに何しに行くのと言われるが、それはファッション業界の人がよくいうところの「市場調査」とか「市場視察」。私の場合、講演のネタ探しと言った方がいいかもしれない。

街や店の変化、人々の意識の変化、つまり時代の変化を肌身で感じるために、とにかくメインストリートを歩き続けるもので、好奇心や体力があれば楽しいものだ。
何を見て何を買って何を食べるか、そういう営みのすべてが仕事につながる、仕事はまさに自分の生き方そのものといえるような仕事をしていることはやはり幸せだと思う。

心安らいだひとときのショットをちょっとだけご紹介。

パリ在住の友人お勧めのバスク料理のレストランでランチ。すべて丸いモチーフの盛り付けが印象的、味も抜群だった

久しぶりに出向いたサントノーレ界隈にたたずむ古書店。格式高い文化が香る

パリの中心地(セーヌ川近くの旧市街)にも、年配の男性が一人でやっているこんな素朴なバーがある。レストランが開くまでの時間つぶしにフラッと入ってみたら、地元の人の憩いの場だった(友人撮影の写真です)

デパートの屋上から、暮れなずむパリの街を展望

ロンドンで最もおしゃれなデパート、セルフリッジのウィンドゥディスプレイはカラフルな毛糸で編んだアート作品。心がぽっとあたたまる

 2017/02/17 20:20  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

極寒のパリを離れる
今回のパリは寒かった。
この時季に取材を始めて31回目だが、今までで一番か二番位の寒さではなかったか。
マイナス5度を超えると、体の感覚がなくなる。

とにかく具合が悪くなりませんように、風邪をひきませんように、特にインフルエンザになりませんように、ウイルスが体に入ってもそれと戦う力をくださいと、まさに祈るような気持ちだった。

インフルエンザも困るが、帯状疱疹などはもっと困る。
ただの発熱は一晩でどうにかできるが、そういうわけにはいかない。

海外に来ると、感謝の気持ちが強まる。
激務の中で、いつも以上に守られていることを感じた。
元気で活動できるのは決して当たり前のことではない。

街歩く人は、たいていダウンコート(それも今年はフードに毛皮付のアウトドア風が多い)に帽子。
こう寒いと、コートは軽くて温かいという機能性が優先される。
私のダウンはけっこう薄手だが、保温性に優れていることが分かった。あと、耳を隠すことが大事。
寒さ、熱さという気温の変化に対処していくことが衣服の基本であることを痛感する出張でもあった。
 2017/01/27 07:31  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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