« 極寒のパリを離れる | Main | パリもロンドンも遥か彼方に »
GOING HOME
どうにかこの1か月、いや1か月半は健康でいなくてはならない。倒れてはならないと思って、やっと予約のとれた鍼灸院に行ってきた。
「疲れているのは確かだが、体というより、頭を使い過ぎでハイになっている」という意味のことを先生に言われた。
自分と同じ体重の荷物をもって帰宅するから(スーツケース2個+手荷物1個で自分と合わせて100キロ)、後片付けが大変なことは毎度のこと。

そう、あれもこれもやることがいっぱいで、頭の中がぐるんぐるんと回っていて、気持ちが高ぶっている。
仕事の整理、いろいろなところへの連絡。ああ、山のような洗濯物(洗濯そのものは帰宅した直後に済ませた)もしまわなきゃ。

いろいろなことを同時に考えてこなしていくのはフリーランスの宿命だが、多くのことを考えすぎて頭があまりに散漫になり、手元がおぼつかないことはよくあって(そのためによく物を落とす)、そのことは母にもよく指摘された。

それにしても、もう30年も定期的に海外に出ているのに、時代背景もあって、今回はけっこう「いっぱいいっぱい」のきつい旅であった。

そんな私を支えてくれたのがこの本だ。
『イエスとブッダ(原題は「GOING HOME(いのちに帰る)」)

イエスもブッダもあまり違和感のない私にとって、とてもしっくりする内容であった。その一言一言が深く染み入った。
今の時代、人々が必要としているのは「内なる神」ではないかと思う。
それは人間による教祖様や諍いをもたらす宗教ではなく、一人一人の奥深いところ、自分の内部にあるいのち、神なるもの。
いわゆる宗教宗派の違いを超えたものである。

施設にいた父がよく言っていた。
「家に帰りたい」
あの「家」がどこの家だったかは定かではないが、今はもう「家」に帰ったからいいではないか。


 2017/01/30 21:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

トラックバック

この記事へのトラックバックURL  ※トラックバックは承認制となっております。
http://apalog.com/ueno/tb_ping/784


コメントする
※コメントは承認制となっております。
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント


2017年01月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新記事
最新コメント
keix
「みんなと一緒」が苦手 (2016年10月31日)
リボン
追悼 原田芳雄さま (2016年03月20日)
keix
「美」の感性を高める年に (2016年01月01日)
keix
「美」の感性を高める年に (2016年01月01日)
eriko
脳内に異常なし (2015年03月24日)
keix
オルタナティヴに生きる私 (2014年10月21日)
H・O
父のシューズを新調 (2014年09月19日)
keix
シルクの5本指ソックス (2014年07月24日)
eriko
母89歳の誕生日 (2014年06月12日)
cyoko
母89歳の誕生日 (2014年06月11日)
最新トラックバック
MOBILE ART (2008年06月30日)
服が捨てられない (2007年11月27日)

http://apalog.com/ueno/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ