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新しい年も粛々と
新年の三が日も今日で終わり。
「不安」の時代を象徴するかのように、全国の神社はどこも例年以上の人出だったらしい。

私は1日と2日が終日仕事で外出したせいもあって、お正月らしくない三が日だった。
昨年は一人でもおせちを用意して、お雑煮を作ったが、今年は何もしなかった。そういう気持ちにならなかったということもある。

今年は一に節約、二に物書きの道を正しく歩みたい。というわけで、今日も終日家にいて、お金を使わず、原稿用紙(400字×)10枚分の原稿を書いた。
この調子で行きたい。

普段はあまりテレビを観ないが、昨夜のNHKBSのドキュメンタリー番組(遠藤周作『沈黙』を映画化したスコセッシ監督を追ったもの)にしても、今朝のNHK「2時間でルーブル美術館を見て回る」にしても、非常に見応えのある番組に触れることができた。
あまりに情報量の多い雑多なネットに対し、テレビがその役割を見直し、作り手のメッセージをしっかり発信するものになっているような気がする。

20数年の歳月をかけ、隠れキリシタンにまつわる話を通して、悩み苦しむ弱き者たちの魂に迫る映画をつくった監督の思いは、決してキリスト教(カソリズム)という一宗教の枠にとどまるものではないと思った。
また、後者はルーブル美術館の要をおさえた分かりやすい内容だったのにとどまらず、最後にイスラム美術の美しさを紹介したことが、この時において非常に大きな意味を持っていたと思う。自分が西洋文化の中に溶け込んでいるイスラム美術がとても好きであることを再認識した。

この時代に、自分自身が生かされている意味とは何か…。
自分だけを守るという傾向が世界的に強くなっている今日、一人ひとりがもっと広い視野を持つことが重要ではないだろうか。
新しい年の幕開けとして、とてもいい3日を過ごせたような気がする。

 2017/01/03 21:21  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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