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「承認要求」との闘い
アドラー心理学の専門家、岸見一郎氏の著作を読んでいて、ふと目がとまった言葉がある。
「承認要求」――。
他者から承認されることによってしか自分の価値を感じられない、他者に承認されることで社会への貢献度を感じる人は神経症になりやすいというのだ。
逆に、他者を喜ばせようという気持ちがある限り、その人の精神状態は大丈夫というわけである。
身近に典型例があることもあって、この論調にはすんなり納得のいくものがあった。

私は母が逝ってから1年。喪失感がつのる一方で、最近、鬱な気分にいるのだが、食事を用意して友人を呼ぶだけのエネルギーがあるから、まだ大丈夫かなと思った。

それにしても、「承認要求」ですぐに連想するのは、フェイスブックの「いいね!」。
(英語では「good!」)。
知人友人の投稿にところかまわず「いいね!」を押すのはどうかと思うが、といいながらも自分の投稿に「いいね!」を押してくれるのはうれしいから、私も最近は「いいね!」を連発するようになった。
私にとっての「いいね!」は、「見てますよ」の意味(もちろん、「いいね」と思うときもある)。
そうこうしていると、今度は、誰が「いいね」を押してくれているかをチェックするようになり、なかなか「いいね」を押してくれない人を「なぜだろう」と思うようになったりしている。

「いいね!」に関する番外編であるが、驚いたことがある。
人によっては、「いいね!」をするのは一般人のすることであり、自分よりも格下(?)の人間に「いいね!」をすることを避けるという意識の人もいるらしい。
個人的趣味からいえば、有名人ばかりに「いいね!」をしたり、有名人との写真を頻繁に投稿するのはどうかと思ったりもする。

が、いずれにしても「いいね!」をしてくれるのはうれしい。
私も「承認要求」の強い俗物であることは間違いない。
 2016/08/23 10:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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