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昔の日本映画を観る
学生時代によく行った京橋の(東京都立近代美術館)フィルムセンターに、先週行ってみた。
新しく建て替わったことは知っていたが、仕事先が近くにあることから、先月ふとその前を通ったことがきっかけとなって、また映画を観に来ようと思っていたのだ。何と30年以上ぶり。
日本映画のアーカイブをはじめ、世界の映画も上映する。

今回観たのは、1969年の大映作品で、増村保造監督の『千羽鶴』。
言わずもがな原作は川端康成。なんとノーベル文学賞受賞記念映画と冒頭にある。
川端康成は私の卒論のテーマだったし、増村保造はかつて好きな監督(そのコンビとして多くの映画に出演した若尾文子も好きだった)だったので、自分自身の過去を確認しようというほどではないけれど、ちょっと興味をもったのだった。

映画がスタートしてまもなく、この映画は以前一度観ていたことに気が付いた。
まあ、それは善しとして、一言でいうと「隔世の感」。時代が大きく変わったと、何とも言えない感慨を覚えた。
まるでパロディか何かを観ているような錯覚に陥るほど、この映画の象徴するものがはるか遠い昔のような気がした。

50年という年月は、何と世の中を複雑にしたことか。
単純に比較はできないが、今の方が文学も映画も芸術表現は高度に進化(?)しているといえるのではないだろうか。
それ以上に人の意識、とくに女性が大きく変わったということをまざまざと見せつけられた。
もちろん観ている私自身も変わったということは言うまでもない。
 2015/05/26 21:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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