ざわざわした日常、やらなくてはいけない雪かき仕事(?)にかまけて、ここのところすっかりブログの更新がおろそかになっている。
先週はブログに書きたい、うれしいことがたくさんあったので、ここで一気に振り返ることにしよう。
8日(月)
某業界紙の取材を受けて、20代の記者にいろいろなことを話した。少しでも何かが伝わっていたら、うれしい。
9日(火)
セレクトショップ系の某好調ブランドの社長(50代女性)に取材。「ファッショが好き」が原点にあって、実績もあげているという方にお会いするのは、本当にうれしい。そういう人に久々に会ったような気がする。
10日(水)

陶芸家、濱田陽子さんの個展初日。
彼女の作品を撮影しているUgaさんと、数年前にモナコで会ったのがきっかけで、知り合った陶芸家。曲線の美しい彼女の作品を見ていると、いつも優しい気持ちになれる。
今回のテーマは「祈りのかたち」。Ugaさんとの女2人旅で、今年、米・ニューメキシコに旅した時の印象を作品にしたものらしい。彼女にとっては作品を作ること自体が、祈りのような行為なのだという。
“BIRD”いうタイトルの小皿を購入し、1年の感謝をこめて、両親がお世話になっているHさんに贈った。
同展は16日まで、新宿・小田急百貨店の本館10階アートサロンで開催中。
yoyo-p-studio.com
11日(木)
先日、ピアノの演奏会をしたM美さんと、そのドレスを担当したM里さんと、女3人、銀座の和食屋で食事。
M美さんは、今回のドレスが「演奏の力を与えてくれた」「扉を一つ開けてくれた」と、喜んでくれた。M里さんを紹介した私もうれしい。
それ以上に、こうしてファッションというものの持つ力を体で感じる人が、一人でも増えること(ファッションには偏見がある人が一般にはまだ少なくない)、その場面に出会えたことに感謝したい。
12日(金)
帽子デザイナーのN重さんと、渋谷からバスに乗って、世田谷通りを30分以上行ったところにある、Jさんご夫婦の新居にお邪魔する。
服のデザイナーをしているY子さんは、透明感にあふれた素敵な女性(とても40代には見えない)だが、キッチンでお料理をしているところを見ると、初々しい若奥様のよう。映画やコマーシャルの美術を仕事にしているダーリンにも、初めてお会いした。結婚して10数年経つとは思えないフレッシュなご夫婦だ。
四方の空が見えるマンションの最上階の部屋で、時間を経つのを忘れて、くつろいでしまった。ごちそうさま!
家に戻ると、夜中の12時をまわっている。
パリのK子さんからクリスマスカードが届いている。
「私も君子さんの訪れた所に行っている気分になり、ひとりぼっちの気分ではなくなるのです。美しいもの、人間の作ったもの、創造したもの…素晴らしい。映画、音楽、生きるということはすごいことですね」
早く病気が治りますように…。
13日(土)
家中すっきり片付けてから、原稿書き。そして新宿に出かけてヨガ、その後、同級生5人とごはん。
新宿はものすごい人でごったがえしていた。
新宿駅ビルがいつのまにか「ルミネエスト」という名に変わってる。こうして街も少しずつ変化しているのだ。そのうち迷子になる日も遠くないかもしれない。
14日(日)
原稿を一つ片付け、午後は渋谷のジムで筋トレとヨガ。そして、ネイルサロンで爪の先を朱色にしてから家にもどる。この爪で年末年始を明るく乗り切りたい。
今年も残すところあと半月。12月後半というのはいつも駆け足で、大晦日に突進する。体力つけてがんばろう。