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新零售セミナーに登壇しました!
だいぶブログupの間が空いてしまいました...バルセロナ、パリから中国に戻った後、ほぼ毎週中国のクライアントの仕事で、中国内のあちこちを休みなく飛び回っていました。少しだけ余裕が出たのでブログ書かせて頂きます。

という言い訳はさて置いて、先週20、21日の2日間、杭州にて中国全土(アメリカ1人や日本1人)から様々な領域の企業経営者、コンサルタント14名が集まり、「新零售」(オムニチャネル)をテーマにしたセミナーがあり、私も登壇しました。

因みに新零售とは?昨年あのジャック・マー氏(アリババ グループ会長)が提唱した、「10年、20年後の未来には、ECが無くなり、代わりに新しい小売が出てくるだろう。これはオフラインとオンラインと物流の融合である」を指します。


セミナーの模様は、映像ではなく写真ライブで、逐一配信され全国から視聴ができたようです



私のセミナーでの内容は、日本の現状と中国新零售を比較し、リアル店舗とECの融合、成功企業の数値分析、将来の戦略、などを1時間で話しました。
参加者は1,200人、これまた様々な業種の小売系、企画、生産、EC、デザイン会社、不動産、携帯通信企業、各所コンサル、報道機関、...の方々が対象。アパレル企業の方はほとんどいない状態。満席で熱気のある会場でした。

全登壇者が共通で話しているキーワードは、「製品の品質、デザインの向上」「リアル店舗の機能、サービス対応向上」「ECからリアル店舗への消費者誘導」。

この3年くらいでT-mallを代表として、中国の消費者の物の買い方が完全にECに移り、リアル店舗、つまり百貨店、モール、専門店、セレクトショップなどの客数、売上が落ち、その要因はECの台頭と言われているが、実際はそうではなく、企業側は本来やらなければならないリアル店舗改革をせずに、ただ単純にECで価格戦争に突入したこと、だと思います。

中国にとどまらず、今の世界中の消費者の潜在意識の中に、「ECで提供されるサービス体験は、リアル店舗でも提供して欲しい」と考えていると思います。
だからと言って、リアル店舗の内装を新しくしたり、何か奇をてらったことをやるのではなく、「消費者視点に立脚し、消費者が期待している買い物体験を提供すること」にあるのではないか?と私は考えます。

返品、交換が当たり前にストレスなくできたり、商品説明を明瞭簡潔にしたり、店内で商品が容易に探せたり、在庫状況がすぐに分かったり、レジ待ちのストレスを軽減するためGUの様に無人レジにしたり、オシャレナビ/ミラーの様なファッションデジタル化にチャレンジするなど、お客さんに楽しんで頂く場、サービスを如何に提供するか?が、これからは不可欠なのかも知れません。

私は長年VMDに携わっています、中国における新零售について、私がこれまで愚直に実行してきたことが、多いに活かせると再確認できた2日間のセミナーでもありました。

それでは!
 2017/10/27 17:00  この記事のURL  / 



たまにはインプットも必要!
毎年恒例の中国の国慶節休暇を利用し、初スペインはバルセロナに来ています。
毎年決まってニューヨークに行っていたのですが、ここ最近は新しいモノが見当たらず、少々飽きてきた、というのが正直な所。

では何故バルセロナへ?なのですが...当然ながら一度は本物のガウディ建築を見て見たいという事もありますが、やはり本場のZARAを見るためです。
願わくばWWDさんや、繊研新聞さんの様に、ZARA本社を訪ねたい所ですが、なかなかそうもいかず、インディテックスグループが本拠地で、どのようなリアル店舗を展開しているか?その品揃えや価格差は?日本や中国とどのように違うのか?など。

中国で仕事をしていると、クライアントであるアパレル企業はZARAをはじめ、ZARA HOMEなどの、インディテックスグループの動向が気になっています。少しでもそれに対応できる様にインプットをしに来たというのが、理由になります。
ウィンドーは市内の数店舗同スタイリング
日本、中国とは若干違う品揃え、VMD


同時に先日バルセロナにスペイン第1号店をOPENさせたユニクロを見るため。1号店は交差点を挟んでZARAの旗艦店の目の前、或る意味殴り込み、決闘そのもの。もう一つの四角にはH&Mもあります。まるでニューヨーク五番街、ロンドンのオックスフォードストリートの様相を呈しています。

ユニクロの決算発表などを見ると、中国を筆頭にアジアでは貢献しているも、欧米ではまだまだ苦戦を強いられている状況、そういう中のインディテックスのお膝元での1号店OPENは、ユニクロの本気度合いを感じさせます。
今日の午後、少しだけZARAの旗艦店を覗きましたが、レジ待ち3-40人、フィッティングルーム待ち20人、店内はレディスフロアを中心に常にお客さんでいっぱい、という状況。売場はかなり乱れていました。
横断歩道を挟み目の前に両ブランドが
入店待ちの行列
ラッピングバスを走らせています


一方のユニクロは、入店待ちの行列ができていて入店を諦めました。また明日にでも見に行きたいと思います。
750万人が住み、世界中から多くの観光客が押し寄せるバルセロナ、この地を戦いの場に選び、巨大グループに挑むユニクロ、今後の戦い方と多店舗化含めてすごく楽しみです。

他には、スペインを代表するMANGOも様々な業態があり、こちらも見てみたいと思います。

それでは!
 2017/10/01 02:29  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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