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Made in JAPANにチャンス有り!
今年の春節以降、今現在も日本への中国人旅行者の増加、「爆買い」が流行語になっていることは周知の事実。インバウンド効果と言う事で、日本の各業界、業種を越えて、無課税(免税)、銀聯カード利用可など、様々な対策を打ち、中国人観光客の取り込みに必死になっていると思います(その動きをしていないリテイルは、みすみすチャンスを逃していると思えてなりません)

観光庁の発表で、今年の1月から3月の中国人旅行者一人当たりの買物代は、176,975円。
これは、2位香港71,905円を、10万円以上うわまわる金額となったようです。
中国人旅行者は、他の外国人と違って、観光やレジャーにお金を使わず、買い物代に旅費全体の約6割を費やしています。
ここ2年ほどの爆買いを担っているのは、いわゆる富裕層ではなく、ミドルクラス層で日本を含む外資系企業や中国国内上場企業のサラリーマンが中心だと言われています。

その旅行者の消費の仕方は、例えばラオックス銀座支店では、中国人客の予算をだいたい38万円とみているそうです。その中国人が買って帰る物(お土産品も含めて)のベスト20を見てみると、以下の通りです。一部重複したカテゴリーも見られます。
1位 医薬品
2位 化粧品
3位 温水洗浄便座
4位 炊飯器
5位 食品
6位 目薬
7位 紙おむつ
8位 お菓子
9位 サプリメント
10位 魔法瓶
11位 アニメグッズ
12位 デジタル製品
13位 粉ミルク
14位 衣服(靴下,下着)
15位  玩具
16位  冷却ジェルシート
17位  日本酒、ウィスキー
18位 文房具
19位  工芸品
20位  貴金属、絵画

という様なランクになっています。注目すべきものとして順位は19位、20位と低いものの、工芸品、貴金属、絵画等は、富裕層が資産として購入していると思われます。
工芸品の代表、南部鉄瓶



その中でも、富裕層以外に売れていると思われるのが工芸品、つまり南部鉄器(鉄瓶)を代表とする陶磁器など、地方の工房でクラフトマン(職人、熟練工)が細々と製造していて、価値観、希少性の有る代物。更に言うと、あまりメジャーでは無く、まだ中国では知られていないと思われる物を買う喜び(プレゼントする喜び)も有ると聞きます。これらのMade in JAPANの品々(決して高い価格の物だけでなく)が、中国旅行者が訪れる日本だけではなく、海外マーケット、言い換えると中国マーケットにおいては、私は凄くチャンスが有ると感じています。
ネットから画像を探してみました。こんな可愛いガラスの器は上海では受けると思われます
新世代(80后から90后)家庭には、こんな洒落た陶器セットも人気が出ると思います



これら工芸品以外で言うと、日常的に使えるカジュアル性のある、例えば、可愛いガラス製コップ/器、お洒落な白い磁器セットなども、ライフスタイルブーム全盛の上海では間違いなく売れると確信しています。当然ながら日本と中国では可愛いと思うセンスポイントに違いがあり、日本で売れているから中国で売れるとは限らないため、商品セレクト(中国バイヤーとの商談)が重要な鍵になります。

日本以外での商売は困難、特に中国においては輸送、決済、製品の複製(コピー)問題等のリスクばかりを考えてしまいがちですが、しっかりとした取引先をセレクトすれば、その取引先店舗での販売や、taobao等のオンラインでの販売(O2O)である程度の数量も見込めると思います。

このブログを見られて、自社製品(工芸品、ライフスタイル雑貨など、Made in JAPANに限ります)の中国での内販を希望される方や、御興味の有る方、もしくは中国内販を考えているお知り合いの方がおられる方、是非私までメールを御願いします。
上海でライフスタイル事業(家具、カフェ、雑貨)を展開されている方を御紹介させて頂きます。もちろん私はマッチングの場をセッティングさせて頂く迄で、最終的にはバイヤーの方が欲しい(売れそうな)商材のセレクトをさせて頂くという事になります。

それでは!
 2015/06/26 11:00  この記事のURL  / 



淮海路が熱い!
淮海路と茂名路の角に有った歴史の有る永新百貨がUNIQLO旗艦店としてOPENしたのが、2013年の9月、そしてその少し前の6月に近くにiapmもOPENしています。それに伴い百盛パークソンもリニューアルオープンと、この辺りが騒がしくなってきました。
iapmの横、百盛の目の前にあるパリ春天(プランタン)は、「ZARAの旗艦店になるのでは?」と言われて久しいのですが、今のところまだ動きが有りません。

15〜20年程前のまだ地下鉄が無い頃の淮海路は、今のUNIQLO旗艦店より東に1kmほどの所に伊勢丹1号店がOPENし、そこから西の淮海路はそれは賑やかで、オシャレなストリートでし
た。この辺りは今は見る影も無くシャッター通り化しています。逆に高架道路から東のK11、太平洋百貨の辺りは地下鉄駅直結という地の利を活かし、OFFICEビルも多くでき外資系企業も多く入居し、新天地も近いという事から淮海路の中核をなす街を形成しています。

しかし、ここにきて元OPAの跡地にForever21(F21)がOPENすることになりました(今年の春ぐらいからOPAが撤退しF21が入居するという噂を聞いていました)。F21が上述のエリアに出店せずにこのOPA跡地(上述エリアから地下鉄で一駅)に出店するという意味は、凄く研究されての結果だと思われます。





・一棟借りが出来てブランドイメージが打出せて、面積も2,000平米級有る物件である事
・外資系企業が入るOFFICEビルが近くにあり、顧客ターゲットに合っている事
・F21の1号店(地下鉄2号線)が有る南京東路と同商圏でなく、オシャレな女性達が集まるエリアで有る事
・上海最大乗客量を誇る地下鉄1号線沿線,且つ駅近である事

などが理由では無いでしょうか?
このF21は年内にはOPENすると思われますが、既に上海に3店舗(南京東路、浦東、南京西路)有り、4店舗目となるこのF21は淮海路のお客さんの流れを何処まで変えることができるか?はまだまだ未知ですが、少なくとも昔の様に地元の人が訪れるファッションの街、淮海路を取り戻す起爆剤になると思います。
ただ、非常に残念なのは日系ブランドを集積していたOPAは、当初は日本ブランド人気もあり、検討したものの、最終的には力及ばなかった事・・・時代を感じますね

それでは!
 2015/06/24 11:25  この記事のURL  / 



某TV局の密着取材を受けました!
実に3週間振りのブログ更新となります。中国国内アパレル向けの指導、及び新たな案件でバタバタ、そしてまさかの体調不良(地方の病院に行き点滴を受けるはめに・・)、そう言うなか日本の某TV局の3日間に渡る密着取材を受ける機会を頂き、何とか無事終了しました。
中国某アパレルの本部での定期指導の模様
中国某アパレルの店舗での指導の模様
日本某アパレルの店舗での指導の模様
知人の経営する家具&カフェでの模様



番組主旨は、アジア、中国で奮闘する日本人ビジネスマンを紹介する、というドキュメンタリー。私が何故中国で仕事を続けているか?そのキッカケは?私が担っているVMDコンサルティングという仕事内容、その仕事ぶり、等々、何処まで視聴者の方々に伝わるか分かりませんが、少しでも海外、アジアに身を置き仕事をするビジネスマンとは?特に若者層が海外で働く事への興味を持って頂ければ良いのではないかと考えます。

現在、某局制作会社の方が編集をされており、いつ放映されるかはこれから決まります。詳細が決まりましたら、またこのブログで書かせて頂きます。
この度の取材でご協力頂いた様々な関係者の皆さんに、この場をお借りして御礼を述べさせて頂きます。「有難う御座いました!」

それでは!
 2015/06/18 00:00  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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