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もうすぐ上海グローバル旗艦店がOPEN!
昨日28日ワイタンのホテル ハイアット・オンザバンドで執り行われた、9/30に淮海中路×茂名路にOPENする、世界最大UNIQLOグローバル旗艦店の記者発表会場に御邪魔しました。










旗艦店全体の売場面積は8,000平米、百貨店跡の地上5階、地下1階を売り場にするとのこと。旗艦店はUNIQLO(6,600平米)だけでなく、グループ傘下の「GU」(990平米)「PLST」(231平米)「コントワー・デ・コトニエ」(115平米)「プリンセス・タム・タム」(82平米)も中国初出店します。

このエリアは最近OPENした夜型モール「iapm」が人気を博しており、昔からの巴黎春天(プランタン)や百盛(パークソン)も大改装中と、同じ淮海中路でも新天地などの観光地が近くにあるK11、太平洋百貨、香港広場、アップルストアがあるエリアにお客さんを奪われている現状を打破することができるのではないかと考えます。

伊勢丹などがある南京西路も、UNIQLO南京西路旗艦店がOPENした2010年5月以降、近くに続々とグローバルSPAブランドが進出し、落ち込んでいた街に賑わいが戻り、「UNIQLOが街を変えた!」とまで言われました。今回の淮海中路UNIQLOグローバル旗艦店のOPENで、また再びこの街を変える起爆剤になると予想されます。国慶節前の9/30にOPEN、ただでさえ人,人、人でごった返す上海の街、この旗艦店も多くのお客さんで賑わうことになるでしょう、乞うご期待!


それでは!


 2013/08/30 01:55  この記事のURL  / 



「仮囲い考!」
何ともマニアックなタイトルで恐縮ですが、新装OPENや改装OPEN時に施工中の店舗を囲う「仮囲い」、実はブランド価値創造に繋がる非常に重要な要素だと考えます。

日本でも百貨店、MALLなど様々な業態の店舗や館そのもののOPEN時に、仮囲いが施されます。中には「えっ?」と目を覆いたくなるような、一言で言うと格好が悪く、センスの無いものも多く見受けられます。

こちら上海でも同様で、ピンキリのレヴェルの仮囲いを目にします。最近新しくできているMALLでは、事前に内装管理室で仮囲いの審査が有る等、館としてのトーン&マナーをかなり強い強制力をもってブランドに遵守させている所も有れば、全く逆で何の規制も無くブランド独自の設計で「自由にどうぞ!」という所もあります。先日、中国某ブランドで「OPENING ZOON!」という綴りを見て目を疑いました。。。「ZじゃなくSだろ!」と思わず突っ込んでしまうほど、間違いにも気づかず無法地帯状態のレヴェルの相当低い館も存在します。

今日仕事の合間に立ち寄ったガンフイ広場では、秋のリニューアルという事で、各フロアーで多くのブランドが移転、新店OPEN施工の真っ最中、という事で多くの仮囲いを見る事ができました。このガンフイは香港系資本のMALL、設計、施工規制も多く、施工中の仮囲いにも神経を尖らせる程、館のイメージ、レヴェル維持に拘りをもつ事で有名な館。
その中から幾つかのブランドの仮囲いを御紹介します。

移転OPENで施工中の「MCM」、ブランド名は入れずに大胆にモノグラムのアタッシュケースを模した仮囲い、インパクト抜群。自ブランドの柄特徴を分かり易く表現した代表例
人気の中国ブランド「m.tsubomi」、店舗インテリアのシンボル、丸をモチーフに、Opening soonという綴りの丸の多さとを掛け合わせた、デザイン力に優れた仮囲い。服作りの拘りを仮囲いにまで繊細に表現しています。
「HELMUT LANG」の世界観を、仮囲いという施工中限定のキャンバスに表現するとこうなります。モノトーンのシックさが逆に目立つ存在になっています
「red earth」ESPRITの化粧品ブランド、取り扱い商品を手書き風の絵で表現、可愛らしさ、女性らしさ、何のお店か?見てすぐに分かる仮囲い
これもこちらで人気のジーンズブランド「MISS SIXTY」、こちらは白ベースにゴールドの文字でシンプルなデザイン、高級感が伝わる仮囲いです
スゥイーツ店の仮囲い、自店の一押しの商品を写真で分かり易く表現しています。女性達はこの店のOPENが待ち遠しく、ヨダレが出ているのではないでしょうか?
こちらも人気の「MARC BY MARC JACOBS」、仮囲いの王道であるキービジュアルを用いています。郷に入ってはではないですが、きちんと中国語で「店舗改造中 乞うご期待!」というメッセージも入っています。ただビジュアルの中に施工中の出入り口が有るのはいただけないですが・・・


以上が、ガンフイ広場の仮囲いのほんの一部の写真です。如何ですか?ブランド特徴や店舗面積で施工に掛ける時間もマチマチですが、その施工期間も決して無駄にしない、逆に言うと、その間を利用して仮囲いでブランドイメージ最大化を図っていることが分かるかと思います。
この写真は皆さんも一度は見かけた事が有るかと思います。これは仮囲いでは無く、営業時間内のディスプレー変更時にウィンドー内の汚い状態を隠したり、ディスプレー設置方法を見えない様にする目的で用いられるカバー、Zaraが有名ですが、こちら中国でもこれはマニュアル通りなのでしょう、キチンとやられています。これも隠す事で逆に消費者の興味を駆り立てる心理的作用もあるように思います


という事で、長々と「たかが仮囲い、されど仮囲い」の事を書かせて頂きました、皆さんのブランド店舗の改装、新店OPEN時の仮囲いがどれだけ重要であるか?が御分かり頂けたでしょうか?

それでは!






 2013/08/23 00:00  この記事のURL  / 



ついに上海 iapmモールOPEN!
ついに先週5日(月)に上海市の目抜き通りの一つ、淮海路に新しい巨大なブランドショップモール「環貿商城iapm」がソフトOPENしました。地下2階、地上6階,面積は12万平米。年間40億元の売上を目指すと意気込んでいます。

下記URLから、ソフトOPENのTVニュースの模様を見る事ができます。
http://v.ifeng.com/news/society/201308/055a266d-4948-4b6a-b277-a91a3c87591d.shtml

外観はこんな感じで、まだまだ工事中、中国っていつもこのように緩やか〜にOPENして行きます(笑)上層部のOFFICE棟は工事中
香港系MALLは本当に吹き抜けが好きですね・・・



iapmの場所は?と言うと、元々は広大な偽物市場が有った場所、淮海中路と陝西南路の角に位置し、パークソン百貨店淮海路店の斜向かいのam(午前)とpm(午後)という香港の商業理念名前に倣ってiapmという名前が付けられたとのこと。

MUJI旗艦店がドーンと広い面積の店を構えています。館の中で一番の集客でした
marimekkoもあり、近頃の館ではライフスタイルSHOPも欠かせない重要な要素ですね


以下は、上海の新聞からの抜粋となります。

「香港新鴻基地産が投資、開発するiapmは、国際高級ブランド、新しいIMAX映画館、レジャーの露天レストラン、精品スーパーと多元化の娯楽施設を誘致し、上海に独特なレジャーショッピング体験を導入する。ターゲットは19歳から35歳の若者。

1階に数十社のブランドが既に進出し、スタッフは内装を進行中だ。中国最大規模のPrada、隣にはMiuMiu、TOD’S、D&Gなど一線ブランドとなる。また、YSL、Jimmychoo、 Mulberry、 ZZegna、Marniなどのファッションブランドも揃う。

「Playmore,sleepless」現在、新鴻基地産の香港九龍観塘区のAPMデパートは午前6時から午前2時まで営業している」
関係者によれば、この上海環貿商城の営業時間は午前10時〜23時を予定しており、従来の一般的な百貨店の営業時間の慣習から一時間延長した営業を行ない、レストランなどは24時を超えた営業を行ない、5階と6階のレストランやバーは深夜2時、一部の店は4時までの営業を計画しているという。

またこれに合せて、館内6階の映画館の最終放映開始時間を23時30分として、深夜客の需要を取り込む目論みとなっている。
環貿商城の管理会社によれば現在30%程のテナントしかオープンできていないため、今回のソフトオープンは2〜3か月間を予定しており、その後238のブランドショップテナントがそろった時点で正式営業としたい考えだとのこと。
香港系という事でJOYCEはお約束・・・
アレキサンダー・ワンも上海では既に2店舗目



という事で、既にオーバーストア状態の上海市内の商業施設に新たな巨人が加わったことになります。このiapmはほんの一部のテナントしかOPENしていませんが、上海では初の「夜型商業施設」。古くから百貨店やブランドショップの立ち並ぶ淮海路に新たな拠点が誕生することになり、淮海路の商業勢力図はまた新たな局面に突入するとしている
ほんの一部しかOPENしていないレストラン(全60軒予定)、どこも長い行列でした。銀座梅林、一風堂など和食、ラーメン店も入居予定
ソフトOPENでもiapmの露出を図るため、モデルを徘徊させ→記念撮影→微信UPとお決まり,お約束の口コミ効果を狙います


先日、40万平米と言う馬鹿デカイ規模でOPENし賑わいを見せている金沙江路駅の環球港や、夜型と言う明確なコンセプトのiapmの様に、ターゲットや狙いがはっきりしている商業施設は将来が有ると思いますが、コンセプトも無く、何を狙いとしているか分からない施設はこの競争に勝てずに衰退していく事でしょう。

因にiapmのテナントで集客、売上でも一人勝ち状態だったのはMUJIでした。売り場面積が通常店舗比1.5倍の約1200平方メートルで、同20%増の4200アイテムを扱う。旗艦店に相応しい店舗(六本木ミッドタウン仕様)でした。
MUJIもこのiapm旗艦店が中国77店舗目、年内には100店舗を目指すようです。

それでは!




 2013/08/17 19:40  この記事のURL  / 



『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』
今回のブログの標題が何かといいますと、記憶に新しい昨年9月の反日デモ激化から1年が経ちました。この間、日本ではデモに関する過激な映像が流れ、デモの最中も中国に住む我々には家族や友人からの心配する声も続々と届きました。
でも、日本のニュースに流れる中国と、我々が実際に暮らす中国とのギャップに戸惑った経験や、中国に暮らす日本人の思いは、実際のところ、どうだったのか?を綴った本のタイトルが『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』です。



「在中日本人による、在中日本人の、在中日本人のための渾身の1冊、緊急出版!」という事で、阪急コミュニケーションズから出版される本に、私の事も少しだけ書いて頂いているようです。書店では今月30日発売、アマゾンでは29日より詳細がアップされます。

http://www.amazon.co.jp/dp/4484132303

もし宜しければ、書店、アマゾンでお買い求めくださいませ。

それでは!
 2013/08/11 00:50  この記事のURL  / 



little thingというマガジンが超人気です!
中国の香港近隣、シンセンでJason Ren とTimmy Tianが発行するインディペンデント・マガジン。それが「little thing」(恋物志)、既にご存知の方も多いのではないでしょうか?
東京では、代官山の蔦屋書店でも確か1500円くらいで売っていたと思います。
OFFICEビルに位置するK11、ランチタイムはOLの皆さんも詰め掛けています
中にはログハウス風の小屋を造作し、商品を展示しています



「小さいものは美しい」(we collect beautiful things!)をフィロソフィーに、アジア圏でクリエーションをおこなう様々なアーティスト、コントリビューターたちと制作される一冊の雑誌は、独特なガーリー感覚に溢れています!いまアジア圏で超注目の中国生まれのマガジン(1冊25元=約400円、2ヵ月に一度発行)、今このマガジンが活字離れを言われて久しい90后世代(1990年代生まれ)の女性に受けています。

以下、little thingのURL、その独特な世界観を御覧下さい。
http://www.littlething.cn/

微博では何と128.000人近くのファンを集めています、以下URL。
http://media.weibo.com/profile.php?uid=littlethingmagazine

イベントのオープニングに駆けつけた、littlethingファンの女の子達、確かに中国のマーケットではなかなか見ない独特のスタイリングですね
バックナンバーも揃っています、日本のこのマガジンのファンの方へのプレゼントに如何ですか?日本では4倍もしますよ・・・



その「little thing shop」という名のイベントが、7月27日〜9月5日までワイハイ路にあるK11の地下2Fで開催されていて、little thingファンの女の子で凄い人気です。蚤の市が開催されたり、VINTAGEの服や、協賛しているレディスブランドの服、もちろん過去のlittlethingのバックナンバーも売られています。

目の付けどころが凄いと関心するのは、日本のアパレルブランドJUNの「Rope picnic」もこのマガジンとタイアップして過去にイベントを仕掛けています。

このマガジンをチェックされることを御薦めします。VMDの方はお仕事の参考にもなりますよ!!!

それでは!
 2013/08/06 02:10  この記事のURL  / 



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プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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