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支持される理由!
昨年の険悪な日中関係の最中でも今でも、こちら中国のアパレルリテイルで中国の御客様に強烈に支持をされている日系ブランドは有ります。

ご存知、「snidel」や「MURUA」がその代表格でしょう。それぞれが自ブランドの立ち位置、メッセージを的確にお客さん、ファンに「商品」と「売り方」そして「売場」を通じて伝えていると思います。
これって,実はできそうで非常に困難で大変な事、それも日本では無く中国で達成させるって、かなりハードルが高く、至難の業です。
少し前の上海伊勢丹の状況。ブランドとして提案したい商品を無理無く表現されていると思います
最近OPENしたラッフルズの「MURUA」、客層が若いラッフルズという事で、これまでのオープンな形状からクローズ型へアトモスを変えてきています



私が見る両ブランドの共通点は?「拘った商品(モノ作り含む)」「独自性」「サービス」「売り方」「インテリアアトモス」に他ブランドとの大きな差別化が出来ている事。こちらでブランド運営に関わる方々が「現場視点」でモノゴトを考え、ジャッジしているのでは無いかと思います。それと日本のブランドだから日本人で決める!というのでは無しに、現地化、つまり中国でのビジネスを推進するにあたり、日本のDNAど真ん中に置いて遵守しつつも、中国ローカルに合わせにいっている、言い方を変えると「ローカルスタッフの意見に耳を傾けて、PDCAサイクルを愚直に回している」と言えると思います。
これも言うは易し・・・なのですが、このローカル化を少しずつ推進しながら、現地化、ファンを着実に増やしていっていると思います。

今後も引き続き、この2つのブランドに注目していきたいと思います。

それでは!

 2013/05/20 20:30  この記事のURL  / 



一目で楽しくさせるって大事ですね!
ご存知、L'OCCITANE(ロクシタン)。フランスはプロヴァンスが本部の世界的スキンケアブランド。この私でさえ冬場はシアバターのリップクリームを愛用しているほど。
店舗内装アトモスも粋で、商品陳列什器もよく考えられており、商品をアピールするPOP販促物も非常に分かり易く、いつもチェックさせて頂いています。

先週、上海の久光百貨1F入口付近(ここはいつも、化粧品、フレグランス等のプロモーションが行われています)で見た光景。朝の10時 地下鉄からエスカをあがり、太陽と共に目に飛び込んで来た「ワクワクドキドキさせる明るさ」、それがL'OCCITANEの催事場でした。
ブースデザイン、VMD、スタッフの制服に至たるまで、気が遣われている事が見て取れます
ブースの後方大きなウィンドーには、まるで絵画の様なVISUALポスターがリピート表現されています


小さなブース一杯にシアバターの記念シリーズの商品と、何と言っても色鮮やかでカラフルなパッケージ、柄が、嫌がおうでも目に飛び込んできて、私も思わずブースに見入ってしまいました。その後方のショーウィンドーにもL'OCCITANEのVISUALがリピートで演出され、この空間に圧倒されました。このブランドのVMDレヴェルの高さに、いつも感心させられます。


「形」・・・円形
「カラー」・・・ピンク、オレンジ、グリーン
「柄」・・・リピート、渦を巻く形状


この3つの難しい構成要素を、うまく纏め表現できていると思います。これはアパレルのウィンドー構成や、店内PPにも十分に活かす事ができると思います。

以下、グローバルのL'OCCITANEのURLと中国のサイト。特にグローバルサイトを見ると各国でのプロモーション商材が違っている事に驚かされました。統一では無く、各国分散、裁量という事なのでしょうか?

http://www.loccitane.com
http://www.loccitane.cn/201305shea,90,2,33371,339868.htm


それでは!
 2013/05/19 15:30  この記事のURL  / 



この時期の上海と北京の気温は?
先ほど北京に着き、ホテルチェックイン。あと数時間寝たら9時からレディスブランドさんへの3日間の集中コンサルティング開始です。

北京空港から市内に向かうタクシーの中、夜でも非常に蒸し暑く。この時期は北京の方が暑い!という事を実感しています。まさに下記の私の2011年4月16日のブログを御覧頂ければ,その理由がお分かりになるかと思います。

http://www.apalog.com/uchida/archive/30

ちなみに、今日の午後の上海の最高気温28℃、北京は30℃でした。明日から上海は雨模様で最高気温も21℃前後、逆に北京は26℃前後と、上海はこの時期と6月の梅雨の時期は「羽織もの需要」が確実にあります。アパレルの皆さん、店頭に品揃えください。且つUV機能付きであれば,更に良いと思います。紫外線もかなり強烈な中国です。

それでは!
 2013/05/15 02:16  この記事のURL  / 



興味深いアンケート結果!
年収1000万以上の転職紹介で有名な、ビズリーチ社の「一度は働いてみたいと思う企業」のアンケート結果が非常に興味深いので、御紹介をさせて頂きます。


Q、一度は働いてみたいと思う企業を教えてください。

A, 1位:Google、2位:Apple、3位:ソフトバンク、4位:トヨタ自動車
  5位:楽天、6位:三菱商事、7位:ファーストリテイリング
  8位:ソニー、9位:Amazon、10位:GE

それぞれ、選んだ理由についてもご紹介いたします(代表的な回答をそのまま抜粋)。

1位:Google
・創造性があり、社会をドラスティックに改善する可能性を秘めている
・テクノロジーと収益モデルを持ったインターネット企業
・自由な社風、革新を取り入れる速さ

2位:Apple
・時代を変革するプロダクトを作り出してきた会社だから
・革新的、創造的な商品創出の場を経験してみたい
・プロダクト技術とデザインの融合がすばらしい

3位:ソフトバンク
・理想とする経営者がいるから
・孫社長の経営能力に尊敬と魅力を感じる
・後発の企業でありながら生活に根ざしたサービスを提供し続けている

4位:トヨタ自動車
・最強のモノ作り企業でそのモノ作りを実践したい
・豊田社長の、「日本の製造業を守る」という執念に共感するため
・日本初の世界企業で、日本のモノづくりを世界に広めた企業だから

5位:楽天
・グローバル企業で勢いがある
・社内の組織運営に興味がある

6位:三菱商事
・グローバルに展開する日本を代表する企業であり、革新性も備えている
・日本最強の企業だと思うため

7位:ファーストリテイリング
・アパレルに革命を起こし、グロ−バルな視点で新しい分野にチャレンジしているから
・リスクを取って勝負する柳井社長と直接働いてみたい

8位:ソニー
・昔から独自の技術を持ち、独創的で、リードしてきた企業
・日本のモノづくりの象徴とも言える企業を、自分の手で立て直してみたい

9位:Amazon
・経営の安定と確実さだけではなくて現有資産を生かして新たな市場に投資している
・マーケティング戦略を実感してみたい

10位:GE
・GEの幹部育成には定評があるから
・今の資本主義社会の象徴であり、世界経済を動かしているから


10位までにランクインしたのは、グローバルに事業を拡大しているイノベーティブな企業ばかりという結果となっています。

今をときめくグローバル企業が並んでいます。私自身は第7位の企業に在籍し、まさに上に書かれている1つ目の様々な新しい分野にチャレンジさせて頂きました。そして2つ目の柳井社長とも直接会話をさせて頂き多くを学ばせて頂きました。この企業の素晴らしさは、外から見るだけでは絶対に分からないと思います。一度FR社に飛び込まれ、自らを試す意味でも働かれ、グローバルで大活躍される事を御薦めいたします。



それでは!
 2013/05/14 01:04  この記事のURL  / 



神戸ハーバーランドumie!
こちらの労働節(4/28-5/1)に合わせて、お仕事&休暇で日本に帰っていました。
何と言っても「空気がうまい」。これは実感しましたね。上海、中国に住んでいると、咳き込む事が良く有りますが、日本では全くなく、逆に深く息を吸った深呼吸を何度もしてしまうほど。

「日本のGW前にOPENした関西の幾つかの商業施設を見に行く」と帰国前に決めたにも関わらず、神戸の家のTVのニュースなどで「梅田のグランフロント大阪、入場制限中」などと聞いて、思わず行くのを諦めました。。。新しい施設を勉学のため是非とも見に行きたかったのですが、普段、人の多さに酔う様な中国にいて、リフレッシュも兼ねて帰国しているのに、わざわざ中国の様な環境の中に身を置く事もないな〜、というのが本音。次回は少しはお客さんが減っていると思われるので、そこで見に行く事にします。

残るは神戸ハーバーランドumieと、姫路のピオレ姫路のいずれかの選択・・・結果は家の近くのumieをチェック。まぁご当地という事と、10年程前にハーバーランドが出来た時によく息子を連れて行っていたので、懐かしさと、前職で1,000坪級の店をOPENさせたので、それがどのようにリニューアルしたか?で決定。
外観はあまり変わっていません。よくよく見るとFR社のUNIQLOとGU、このようにロゴサインが横並びになることを想定して、guからGUにロゴを変えたという事ですね、ナルホド
ノースとサウスを繋ぐブリッジが出来て回遊性はUPしたと思います



素直な感想としては「こりゃ拙い」という第一印象。ノース館とサウス館に分かれているものの、ノース館はイヅミヤはそのままだし、上層階もZARAや神戸初出店のH&M、OLD NAVYが目立つくらい。サウス館(その昔は阪急百貨店)は今どきのブランドを集積しているも、館全体の居抜き感が有り、昔の少しバブリーな百貨店の中に各テナントが入っているという見え方をしています。到底ファションビルには見えず、OPEN景気中はそこそこの集客を見込めるかもしれませんが、その後は集客に翳りが見えてくるのではないか?と感じてしまいました。
OLD NAVYは凄い集客をしていました。ほとんどが子供服のお買い上げだと思われます



10年前も鳴物入りでOPENしたハーバーランド、当時日本全国で流行した「ウォーターフロント」(もう死語かも)ロケーションも、いつの間にか時代の流れで寂れていくいっぽうでした。そして今回はAEON MALLが運営し起死回生といきたいところでしょうが、どうなるでしょうか?
そもそもわざわざ神戸駅から7〜8分近くかかる施設に足を運ぶか?という疑問(今の流行は駅隣接ですからね)、1駅で若者が集まる路面店がある元町が有り、2駅でmintなど施設もある中心地の三宮。更に言えば梅田戦争というべき、商業施設乱立の梅田へも電車で30分足らず。umieはもっと特徴を出さないと弱いと思います。

ただ今後のこのエリアへの集客面だけを鑑みると「アンパンマン ミュージアム」は引き続き週末は多くの家族連れで賑わい、集客装置になる事は間違いありません。年間60万人の入館者を目指すようです。ここに来るお客さんの財布の紐を緩めるかが鍵でしょうね。
JR神戸駅からハーバーランドに行く地下街。子供達に大人気のアンパンマン、町おこしに一役、いや二役かっています


半年後のumieを見ると、今後の優劣、可能性が分かるかも知れません。

それでは!



 2013/05/09 01:50  この記事のURL  / 



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プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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