« 2013年04月 | Main | 2013年06月 »
北京の新しいMALLを見て来ました!
某スポーツブランドのお仕事で今日から1泊で北京に来ています。こちらの昼間の気温は33℃と本当にもう真夏!という感じです。南に位置する上海よりも明らかに蒸し暑さを感じます。

北京マーケット調査の定番「新光天地」をじっくり見た後は、夜ご飯も兼ねて今年の春節時期にOPENした朝陽区東大橋路の「芳草地」(Parkview Green)をチェック。外観からは到底MALLには見えない三角形ガラス張りの建物。中に入るとビックリ!地下2層、地上2層の4層構造。大きな吹き抜けで4層分の空間の全てを一度に見る事ができて、外観とのギャップに驚かされます。
更に、アート性の高いオブジェがそこら中に置かれていて、MALLというよりも巨大な美術館の中に物販店が展開されている様にも見えます。上海でも、これまでの中国でもなかなか見ない作りとなっています。
大きな吹き抜け空間、地下に広がる美術館の様な雰囲気。上層部はOFFICEのようです
COS中国第1号店、既に2号店が天津に、3号店は年内に上海の月星環球港(地下鉄3/4号線 金沙江路駅 隣接)にOPENするようです。プライスはH&Mの1.5倍〜2倍程度
H&Mと違いシンプルな商品をゆったりとトーン&トーンのコーディネートで陳列しています
i.tもOPEN予定です



出店しているブランドで目新しいところを見ると,H&Mグループの「COS」(Collection of Style)の中国第一号店や「STELLA McCARTNEY」「Ted Bakey」。未だOPENしていませんでしたが、香港の「i.t」など。またMALLには欠かせない必須条件の飲食系では、中国初進出の「新宿さぼてん」1号店、ALFRED DUNHILLのレストランバー「Alfie's」、そしてこちらでは集客No1の台湾の小龍包「Din Tai Fung」など充実したテナント構成となっていました。さぼてんでヒレかつを頂きましたが、凄く美味しくほっぺたが落ちそうでした。。。
地下2階に位置します、中国語では勝博殿でさぼてん、と読ませます。入店待ちの行列が・・・皆中国人です
日本人はほんの僅か、今このさぼてんが中国人カップル達の流行の先端だそうです。ほとんどが2人連れです。これは意外でした・・・
メニューから、「やわらかヒレかつ煮膳」72元(約1224円)、決して安くは無いですね・・・
元祖ヒレ巻きかつ盛り合せ膳は94元(約1600円)、日本並みです



北京初、中国初を積極誘致して何とかOPENさせたこのMALL、実は地下鉄駅も遠く不便な立地のため、今後どのように御客様を集客するか?が肝になると思います。


話しは変わり、明後日31日に上海、中国で頑張られている、アパレル、メガネ、雑貨、インテリア、広告業界の方々、総勢30数名に集まって頂き、交流、親睦を図る食事会を主催させて頂きます。これまでの交流会も手前味噌ですが好評を博しているようです。今回もまた良い出会いが生まれる事を期待しています。

それでは!
 2013/05/30 01:20  この記事のURL  / 



6月1日は児童節!
こちら中国では今週の土曜日6月1日は児童節(子供の日)という事で、早い商業施設では先週くらいから様々な催しが企画され実施されています。

本番は今週の土日(6/1、2)の2日間、子供服/玩具リテイル、ブランドはこの期間で年間の相当の売上構成を叩くため、必死に策を巡らせています。それはアパレルのみならず食品業界でも同様で、各百貨店もこの子供関連のピークを商売に繋げる為に、あの手この手で対策を打たれています。

今日見た久光百貨地下では、「児童節コーナー」が出来ていて、キャラクターをあしらったお菓子やお弁当箱など、子供達が来るときっと親に買ってもらえるまで、その場を離れないだろうな〜、と思うくらいのボリュームで売場を構成されていました。
中国でも子供達に人気のキャラクターは、Kittyとドラえもん。この2つのキャラクターはマストアイテム、はずせません
Kittyが山の様に陳列されています。1つ1つのお菓子を見ていると、結局中味よりも容器の可愛さ、どれだけ後々まで身の回りにおいて遊べるか?が重要のようですね
こちらは珍しいペコちゃん。これも上記同様でカンカン入りやバッグタイプが多く、想い出に残るような仕様になっています
こちらはKittyのお弁当箱やお箸、水筒類。近くの公園などに行くと日本同様に親子連れがピクニックに来ている光景を多く見かけます、確かにお弁当箱はKittyでした・・・




明日からは1泊2日の北京出張、目的はスポーツウェアブランドの店舗を児童節に向けて実際に編集する事と、北京の店長の皆さんへのVMD教育。昼間の気温は33、34℃と既に夏日の模様、バテ無いように水分補給をしながら臨みます!

それでは!
 2013/05/28 23:35  この記事のURL  / 



上海は既に「夏」!
少し情報が遅いのですが、10日程前の5月16日に上海は早くも「夏入り宣言」しています。
上海市のマイクロブログ公式サイト「上海発布」によれば、今月11日から15日までの連続5日間の平均気温が22℃を超えたため、気象学上の基準により上海市は5月11日から夏入りしたと判定されたとのこと。これは2009年の5月6日についで、2番目に早い夏入り宣言の記録だという事です。
先週24日にグランドOPENしたワイハイ路の香港系モール「K11」、写真はOPEN前のドルガバの準備の様子、この日は気温30℃近く、店舗スタッフの格好もTシャツ+短パンでした


今週末から早6月、こちら上海でも6月の初め頃からジメジメした梅雨の季節がやってきます。気温も下がり特に女性には羽織りモノ需要が高まる時期でもあります。そして6月10日〜12日は「端午節」という国の祭日で3連休。今年は前売れが芳しく無いアパレルが多いため、ここで早めに夏物部分SALEを実施する所が多いと予想します。中国で販売をやられている日系アパレルの皆さんは、周りの状況を常にウォッチし戦略を組まれた方が良い様に思います。SALE開始も今年は例年の7月初ではなく、6月末から仕掛けて来るところが多いとも聞きますので。。。

それでは!
 2013/05/26 17:15  この記事のURL  / 



南京市場・・・商圏を作るという事!
先々週の土曜日、クライアントさんの出店候補地確認、デベさんとの打合せの為、南京日帰り出張へ。南京は実に1年振り、日帰りと言う事で極僅かな商業施設しか見る事ができませんでしたが、中国で最も裕福な江蘇省、その省都である南京を見て来ました。

南京市の総人口810万人、1人当りの年間小売売上高は全国第5位の3万3358元(53万円)。1人当たりの年間平均消費支出は2万763元(33万円)で、長江デルタ地域において第5位を記録し南京が「消費大都市」である事が分かります。

南京の商圏の特徴は?
「集中」しているという事、逆に上海や北京の大都市では「分散」し幾つかの商圏があります。南京の重要な商圏は「新街口」「鼓楼」「夫子廟」の3つ。全て市中心部に位置していて、新街口を中心に南北に伸びています。
中でも「新街口」は南京最大の大きな商圏、市の小売総額の約13%を占めています。

代表的な商業施設は、徳基広場、金鷹購物広場、東方商城、これに中央商場、大陽百貨、金輪新天地、南京新百、万達広場などが続きます。各商場が十字路の四つ角に有り、丁度上海の徐家フイに似ています。地下鉄2号線が開通、各商場が駅を通じて繋がり、利便性が増しさらに集客増となっているようです。
新街口の商業施設集積地、南京市最大の商圏
徳基広場のsnidel、土曜の午前11時にも関わらず、既にお客さんお二人がお買い上げ中でした。この店の内装はフルオープンにせず、通常のガラス扉とされています。少し違ったイメージにうつります
中国第2号店は徳基広場に
これも徳基広場、アースは週末限定で集客されています



さて、今回のクラアントが出店を決められたのは、最近発展がめざましい「夫子廟」商圏。2008年に福岡のキャナルシティのコンセプトを元に作られた「水遊城」(アクアシティ)がその牽引役となっています。2008年のOPEN前、OPEN後と前職のお仕事で訪れた時は、「こんな場所に出店して大丈夫?」と心配する程、人通りも少ない住宅地だった記憶です。
派手な外観カラーが目をひきます。昔の博多のキャナルシティも同様な感じでしたね
中はこんな感じ、まさに博多キャナルシティそのものです
子供達の絶好の遊び場です。子供が行きたい施設、親も同行するしかないですよね



久々に訪れて驚いたのは「水遊城を核に一大商圏を構成しつつ有る」という素直な感想。
テナントはH&M、Zara、ユニクロ、無印良品などが犇めいています。水遊城は物販、飲食、映画など、エンターテイメント性に溢れる、カップルのデートの場、この地域の人の憩いの場として認知され、多くの人(特に90后世代)で賑わっていました。
しかし、ここに至るまでには様々な苦労があったかと思います。一時はあまりの売上の低迷に撤退していくテナントも有りましたが、デベ側(実は日本の会社が運営面にアドバイザーとして入っていて、マーケティング、プロモーション強化策で客数、売上を伸ばされています)の努力により、ここまでメジャーな施設を築かれたと思います。
一度この施設を見に行かれると分かるかと思うのですが、集客の為に様々な仕掛けが考えられ、実行されています。これらの集客策のPDCAを考えるのは日本、いやグローバルでは当たり前の事かと思いますが、こちら中国ではまだまだレベルは高く無く、「OPENさせればお客さんが来るだろう!」くらいの施設が多く見受けられます。結果、そのような施設は寿命が短く、すぐに閉店、撤退していくのみです。

上述の水遊城は、「水」という分かり易いテーマを設定し、「行くだけで楽しくなる」「ワクワクドキドキ感がある」「ついつい長居してしまう」等、プロモーションの仕掛けが、今は市民に浸透した成功事例だと思います。
水遊城の真横に建築中の水平方、将来的には隣の水遊城と空中廊下で繋がるようです



現在、この水遊城の近くには複数の大型商業施設が建築中。水遊城の真横には別オーナーの商業施設「水平方」が建築中で今年の11月頃にOPENするようです。この施設は水遊城の成功を見つつ、コンセプトを明確(ターゲットを16〜35歳の女性客)にし、南京初進出のブランドを多く集めるようです。

上海から新幹線で約90分の南京、上海にこられたついでに南京まで足を延ばされて、日帰りマーケットリサーチをされることを御薦めします。


それでは!




 2013/05/25 17:40  この記事のURL  / 



淮海路のK11、ついにグランドOPEN!
今年の1月に1階部分を除き先にプレOPENした香港系MALL「K11」が、ようやく今週の24日(金)にグランドOPENします。本当は五一(こちらのGW)に合わせてグランドOPENしたかったことでしょう。

1階には「DOLCE & GABBANA」「MaxMara」「Chloe」「BURBERRY」「BALLY」等がOPENします。各ブランドともに本国からVMDらしき人達も来ていて、準備に取りかかっていました。特に上海初ローンチのブランドは有りませんが、またこの淮海路がラグジュアリーブランド化していく姿を是非とも一度御覧下さい。地下には日系ブランドやスウィーツ店、階上にはレストランが集まっています。
DOLCE & GABBANA、本国からのVMDがカフェで作戦会議をする姿を見かけました。細かい施工が出来ていない事に苛立つ様子でした(笑)ここは中国ですよ・・・
各ブランドの関係者が作戦会議中
トルソー30体が運び込まれる様子。イャ〜この瞬間たまらないですね〜。私自身今でも新店OPEN準備はしびれます



また、このK11から地下鉄一駅の「APM MALL」(13万平米)もようやくその姿を現しつつあります、OPENはいつになるやら。その斜め前に有る「パークソン(百盛)」も1階〜6階が大改修中(7階、8階の家電、レストランは営業中)、恐らくAPMの出店でお客さんを奪われるのに対抗しての施策だと思われます。
APMのOPENによりこれまで地下鉄1号線と10号線を乗り換える際に、一度地上に出なければならない煩雑さが解消される事は画期的で、このAPMに多くのお客さんがなだれ込む事が予想されます。
中国ローカル化したパークソンはマレーシア系百貨店、中国には既に60店舗近くを出店しています。この店が大改修中とは知りませんでした「We are Changing」だそうです。1997に開業し淮海路のシンボル的存在で営業をして来ましたが、APMに対抗し9月リニューアルOPENだそうです
APM、この外観だけを見ると本当に9月末(国慶節)にOPENできるのか?と信じられないのですが、ここは中国、そのあたりはうまく合わせてくるんです



今年の上海市内の大規模な商業施設OPENは、南京西路の「Kerry Center」これはこれで久光百貨、Reel、Plaza66と並び、南京路のラグジュアリーブランド化に拍車をかける事になるでしょう。

それでは!
 2013/05/22 00:05  この記事のURL  / 



| 次へ
プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

2013年05月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
リンク集

http://apalog.com/uchida/index1_0.rdf
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパログ携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード