« 2013年03月 | Main | 2013年05月 »
四川大地震 復興を御祈りします!
今朝四川省雅安芦山県で発生したM7.0の地震、こちら中国の中央電視台の報道では少なくとも136人が死亡、5000人以上が負傷しているという報道。中央電視台は朝からずっと今回の地震報道を行っています。今でも余震が絶え間なく続き、余談を許さない状態。李克強首相も救済活動の指揮を執るために現地入り。先ほど日本の安倍首相も追悼メッセージ送り、一日も早い復興を祈るとの内容。

雅安が平穏無事になりますように、頑張れ!というメッセージがこちらのWechatで国民が一斉に送信しています


淡路島、イラン、そして四川と立て続けの地震発生。こればかりはいつ発生するか分からないのですが、私自身1995年の神戸淡路大震災、2011年の東日本大地震を経験し、被災もした経験から言うと、常日頃から地震対策(非常用持ち出しセット)準備は欠かせないと感じました。

雅安、四川省の皆さん、加油!

それでは!
 2013/04/20 23:20  この記事のURL  / 



これを使うとNG ・・・!
前職からずっとVMDだけでなく、店舗内装インテリアに関わるお仕事もさせて頂いています。
今の時代にVMD業務だけを切り取ってお仕事はできません。売場に関わる事全てを一気通貫、点ではなく面で捉える必要があります。

これまでこのブログで何度か書かせてもらっていますが、アパレルリテイルの基本業務構成、重要要素を大別すると「商品」「売り方」「売場」の3つに分けられると考えます。(アパレルリテイルだけでなく、ジュエリー、雑貨、メガネ等など全てに当てはまると思います)

「商品」とは?
・商品そのもの。企画デザイン力が物を言います。ここがこけると総崩れ、企画、デザイン、生産に関わる人だけで担うのでは無く、「売り方」に繋げるマーケティング部門(プロモーション含む)、VMD部門、営業部門の忌憚の無い意見が商品力を向上させます。

「売り方」とは?
・店舗での販売オペレーションだけを指すのでは無く、本部マーケティング部門がリードする、いわゆる販売促進を如何に仕掛けるか?が重要ファクター。いくら高デザイン、高品質の商品を作ってもそれを売る術が無いと、意味を成しません。「如何に売り込むか?」の方針決めが大事です。もちろん「売場」に繋げる為にVMDの関与は欠かせません。

「売場」とは?
・店舗での陳列表現を言います。「商品」を売り込む為の「売り方」が決まると「商品」を売場の何処でどのように陳列表現し、如何にお客様にアピールするか?ここが我々VMDの力の見せ所となります。過去の数値も理解した上でPDCAサイクル、仮説を立て、時には実際の売場を作成し関係部署と議論し方針決定します。

この「売場」という要素には、広義の意味で言うと「器」である「内装インテリア」も含まれます。内装インテリアデザインが「商品」「売り方」に合っていなかったり、妙に革新的だったり、インテリアデザイナー独自の世界観や単にカッコいいからという理由で突っ走りがちです(言い過ぎかも知れませんが・・・)ここに楔を入れさせていただく、つまり「カッコ良くて、売れる内装インテリア」に仕上げるのが私の重要なお仕事になります。

その為に、海外や日本リサーチの際は売場全体表現、商品構成、陳列方法、ウィンドウ表現/訴求テーマ/訴求アイテム、ウィンドウプロップス、販促手法/POPデザイン、内装インテリアデザイン(ファサード、壁面/中島什器デザイン/マテリアル、FRデザイン/数/面積、レジデザイン/位置/サイズ、ロゴ表現、KEY VISUAL表現)ライティング、マネキン/トルソー媒体、BGM、販売スタッフ制服/着こなし、販売オペレーション、VIP会員登録資料・・・など細部、多岐に渡るチェツクを行います。SR(ストックルーム)も偶然SRのドアが開いていれば覗いてチェックを行います(笑)それは店舗面積に於けるSR面積の割合やストック方法が気になるから、もちろん売場の何処に位置するかもチェックポイントです。

私は中国上海をベースにお仕事をしています。これも以前のブログに書きましたが、中国のアパレル企業の皆さんは企業規模の大小に関わらず、欧米のみならず、日本、韓国、香港、シンガポールなどのアジア諸国も積極的にリサーチし、商品、インテリア、VMD、サービスなど全ての分野において。自ブランドに取り入れるべきアイディアを探求しています。ブランド自体の審美眼は肥えていると言えます。

ですので、例えばインテリアデザイン部分で言うと、インテリア会社の方々が日本基盤、日本のマーケットでのインテリア流行傾向を単純に中国のブランドに落としこんだだけでは、目新しさ、斬新さは全く有りません。上述のように海外のマーケットで良いモノを見て来た中国アパレル方々には乏しさすら感じるのではないかと思います。

実例を挙げると・・・
昨年から中国のアパレル、リテイルで非常に多く見かける什器が有ります。それはホテル入口に置いてある、バゲージカート(ラゲッジカート)と呼ばれる御客様のトランクなどを載せて運ぶカートを模した商品展開用可動什器、又はディスプレイ用の什器。中国の1つの百貨店をリサーチすると、メンズ、レディスブランドで最低1つはこの什器が使われています。

これが皆さんも一度や二度目にした事があるバゲージカート

NewYork五番街、バッグブランドのウィンドウディスプレイ。動物達がそれぞれバッグを持ってカートに乗って移動する光景
Tokyo渋谷、某セレクトショップ、リゾートのホテルがテーマ。陳列用として使用
China上海、ドメスティック人気レディスブランド、これも陳列用として使用
China上海、日本のレディスシューズブランド、AG仕上げを施しディスプレイ用として使用
Tokyo新宿、レディスブランド、完全に商品陳列用としてモディファイした可動什器、仕上げ塗装は黒皮仕上げ。
China上海、ドメスティックメンズブランド、カートのR(曲線)を活かし商品陳列用の固定什器製作


如何ですか?これはほんの一握りの写真です。中国内のどこの百貨店、MALLでもほぼ100%に近い確立で中国ドメスティックブランドが、カートそのままの形、またはカートイメージは残しつつモディファイしている什器を使用しています。いままさにこの「バゲージカート仕様ブーム」と言っても過言ではありません。

世の中のインテリアや什器の流行、ウィンドウの演出手法など、日本でプランした物をやれば十分だろう!と思ったら大間違い。上述の通り今の中国マーケットは或る意味、流行モノの模倣も含めた導入スピードは日本以上に早くなっています。
これから中国に進出されようとしているアパレルリテイルに携る、インテリアデザイナー、VMDの方々は、まずは欧米のリサーチと同時に中国リサーチをしっかりとやられる事を御薦めします。NGなモノを事前にキャッチアップする為にも・・・

それでは!






 2013/04/19 01:00  この記事のURL  / 



中国での日本関連書籍販売状況は!
福州路の大型本屋で仕事に用いるVMD、建築/内装インテリア、教育指導等など役立つ書籍、洋書を物色していて気がついた事、日本でも同様かと思いますが目立つのがいわゆる経営学、自己啓発の類いの書籍の多さとそれを販売する面積の広さ。

中でも中国でも人気のピーター・ドラッカー氏と並び、我ら日本人ではこれまた中国でも著名な稲盛和夫氏の書籍もコーナー化され、多くのお客さんが立ち読み、そしてお買い上げしています。
柱巻全てがドラッカーのコーナー
稲盛氏の数々の書籍が平積みされています
これも
これも



下記URLは稲盛氏の微博サイトです。
http://weibo.com/u/2367392191
因に稲盛氏の中国語版ツイッター微博のファン数は驚くなかれ何と497万人、もうすぐ500万人に手が届く多さです。それくらい稲盛氏の経営学に対する親和性、憧れを中国の人たちは感じているのだと思います。

次に書籍としてよく平積みされているのが、大前研一氏、柳井正氏と続きます。
小説の世界では東野圭吾氏、村上春樹氏が人気です。
この本、日本でも多くの方が読まれたと思います
東野圭吾氏コーナー、中国では村上春樹氏と並び著名な作家です
1Q84が平積み、今でもブームが続いています


ホッとしたのは、昨年の例の一件で日中の関係が冷え込み日本書籍の撤去が相次いでいましたが、今年の初め頃から徐々に棚に戻ってきています。また日本への旅行目的での渡航などが激減していましたが、下記のように日本関連旅行本が1Fの一番目立つ場所に置かれていた事。裏を返すと需要があり置かれていると思います。このように少しずつですが日本関連、日本人の書籍が店頭に並び、多くの中国の人が以前の様に日本に興味を持ち続けてくれる事を期待したいと思います。
欧米に並び「攻略HOW東京」の本が見えるかと思います



それでは!



 2013/04/15 00:00  この記事のURL  / 



マニアが集う福州路のフィギュア店!
人民広場ラッフルズでの打合せの後、本屋街の福州路をウロウロ(福州路は東京で言うと神保町のような、大小の本屋や文具店が集まるストリート)。という事で学生達が多く集まる街です。

ラッフルズから福州路をワイタン方面に歩いて3分ほど、路面店ウィンドーに学生達の人だかりが、何だろうと近づいて見ると「Toy manjia」という看板が、ウィンドーを見ると、有ります有ります、ウルトラマン、アトム、ドラえもん、ガンダム、マリオ、BE@RBRICK、モンチッチ、ミッキーマウス等等、日本のアニメキャラクターを中心にフィギュアが飾られています。

通りを挟んで見るとこんな外観
近づくと若い女の子達が記念撮影していました、SNSで友達に拡げていくのでしょう
ウィンドーはこんな感じ、分かりやすく陳列されていると思います



店に入ると意外や意外、非常に奥に長い店舗、あらゆるアニメキャラクターが所狭しとディスプレーされています。中国でも超大人気のワンピースや各キャラクターが明確にコーナー化され、或る意味小さなアニメ博物館の様に綺麗に展示されています。お客さんは90后を中心に、80后、そして欧米人も沢山いて、アニメマニアには著名な玩具店のようでした。
多くのお客さんを集めていたワンピースコーナー、写真で見える価格表示(285元など)は5つ1SETの価格です。掛ける15で日本円になります
同じく中央のケースにもワンピースが展示
ここもワンピース、人気の程がお分かりかと思います
一番驚いたのは店内に100台はあるガチャガチャコーナー、1回2元(30円)です。お父さん、お母さん、休みの日はお子さんとここに行かれてください、「さすが〜パパ!」とお子さんから尊敬されること受け合いです(笑)



ここまでアニメキャラクターが揃っている玩具店は、私は中国ではいまだかつて見た事が有りません。玩具関係者、またはお子さんがおられる親御さん等、是非とも一度足を運んで見て下さい。

Toy manjia(漫佳動漫城)
黄浦区 福州路620号(近 広西北路)

*あの豫園にも支店があるようです。

現実を忘れ、アニメの世界を満喫してみても良いかも知れません。

それでは!




 2013/04/14 00:10  この記事のURL  / 



日経ビジネスオンラインのコラム御覧下さい!
「日経ビジネス オンライン」に私が書かせて頂いているコラム「上海で見つけた このブランドが流行るワケ」をUPしました。お時間有りましたらそちらも是非下記URLからアクセス下さい。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130409/246375/

今回は中国で一大ブランド化している、古巣ユニクロの事を書かせて頂きました。
元社員という立場では無く、一ユニクロファンの立場として「ユニクロが中国に於いて支持されているワケ」を分析してみました。





商品クォリティからくる「ブランド化」が成功しており、他の追随を許していない事などなど、多くの中国の消費者から支持されている理由のアレコレを列挙させて頂きました。
渾身のコラムになっています(笑)

それでは!
 2013/04/13 22:05  この記事のURL  / 



前へ | 次へ
プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

2013年04月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
リンク集

http://apalog.com/uchida/index1_0.rdf
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパログ携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード