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上海Sweets事情とSNS!
ご無沙汰しています。

南京西路 久光百貨店の目の前にあるReel百貨店、いつOPENするか首を長〜くして待っています、噂では年内ギリギリではないかとの話しもありますが、本体よりも先の7/25に地下2Fに「Reel Kitchen」というSweets & フードコートがOPENし若者中心に異常な賑わいを見せています。



地下鉄2号線の7番出口/7号線だと10番出口ですが、場所が分かり辛いので一旦久光1Fを出て南京西路の横断歩道を渡り、目の前にある上の店舗案内看板を目指して、その後エスカを地下2Fに降りた方が分かりやすく近いと思います。

Sweets店が20店舗、フードコート20店、全40店舗で構成されています。フードコートでは日本料理(寿司、ラーメン、おでん)、中国、韓国、台湾、香港、ベトナム、フランス風?、イタリー風?、中華では上海名物の焼き小龍包のコーナーもあります。これまでは久光の地下、もしくは梅龍鎮広場地下くらいしか簡単に食べるところがなかったのですが、小腹が空いたら南京西路散策の途中で利用できるフードコートです、OPEN仕立てで環境も綺麗です、支払いは先にプリベイドカードを購入して好きなコーナーで注文する方式



ここの売りは何と言ってもSweetsストリート、全長150Mの通路両サイドに20店が並びます。Sweetsと言えば、徐家huiにある「Metro City」が有名ですが、この「Reel kitchen」も負けていません。



その中でも今ダントツ1番人気なのが、台湾では超有名で全国に40数店舗を構え、上海で2店舗を構える「鮮芋仙」、芋を使ったSweetsが人気で、行列が絶えない人気店となっています。


台湾のURL
http://www.meetfresh.com.tw/index.php

中国では、いま誰もが活用しているSNS新浪微博(weibo)を駆使し人気を煽っています。
http://weibo.com/meetfresh

微博で情報をキャッチアップし、10代の若者達でゴッタ返しています。私もいつかは食べたいと思います。。。


     スタッフが休みなくSweetsを作り続けています



2番人気はその隣に店を構える、シンガポール系の「飢餓吐司」

http://travel.mztdw.com/details.htx&channel_id=4&item_id=763033&act_type_id=7


    1000CC 8元をアピールするPOP、飲食でも分かり易いPOPは大事ですね!

ここはSweetsというよりも、トーストをアレンジした軽食メニューが豊富、中でも群を抜いてお客さんが購入してるのが、超ド級1000CCドリンク8元 (100円少し)、味はアイスティ、アイスレモン、アイス豆乳の3種類、アイスティを飲んだのですが少し味が薄く物足りない感じでしたが、この8元ドリンク、飛ぶように売れていました。。。


    女の子が手に持っているのが1000CCドリンクです・・・大きさ分かりますか?

という事で、微博や切客など流行のSNSでOPEN情報と若者からの投稿で店や味の人気振りを流し、更に人から人へ口コミで広げるという常套手段を用いた集客方法ですが、これからの中国においては衣食住、特に食の分野において活用しないと生き残っていけないと改めて感じました。良い立地に店をOPENさせただけで満足していては、勝っていけないマーケットなんですね。あっ!衣のアパレルも同じでした・・・・。

それでは!
 2011/08/28 19:44  この記事のURL  / 



麻豆儿 Madouer 日本雑誌閲覧サイト!
恐るべし中国。。。

既にご存知の方も多いかと思います、中国で日本のあらゆるファッション誌(レディス、メンズ、キッズ、ブランド品、古着、モノ)が或サイトで閲覧ができるのです!この情報は個人として、人としてもどうか、日本の雑誌関係者の方に申し訳ないと思いながらも、今の中国を知って頂きたいという理由で情報共有させて頂きます。決して閲覧をお勧めしているわけでは有りませんのであしからず。。。

麻豆儿 Madouer(マードウルーと読みます)、日本と中国のありとあらゆるファッション誌をタダで見る事ができます、とは言っても雑誌丸々一冊が見れる訳ではなく、主に表紙から始まり、広告、巻頭、特集・・・と、写真ページはほぼ網羅されています。文字要素の記事ページは省かれています。

     
VIVI日本版8月号  中国版8月号      Scawaii日本版8月号   中国版8月号 


どのように作成されているか?そうです、御察しの通り単純に誰かが雑誌を購入し写真のページだけをスキャンして繋ぎ合わせているだけです。なのでページを綴じている部分はうまくスキャンできておらず、見たい部分が見れないというストレスとなります。

同時に、例えば・・・メンズ雑誌POPEYEが毎号定期的にUPされているかというと、或る月は掲載が無かったりしていて、これもストレスになります(たまたま買えなかったのでしょう、バックナンバーで買って後で掲載してよ・・・と言いたくもなりますが、このサイトそこまでの顧客満足は求めていないのだと思います)

今の上海、北京等の大都市では日本版のファッション誌をほぼリアルタイムで購入できる様になりましたが、価格は日本の倍近くして、雑誌に個人で1.000円、1.500円はなかなか使わないと思います。この辺りの事情もこのサイトを産んだ背景にあると思います。

http://www.madouer.com/

では、このサイトを中国の人がどのように活用しているか?ですが、中国の知人何人かに聞いてみました。

●アパレル関係者
@商品企画参考
日本の各雑誌(レディス、メンズ)を定期的に購入しているも、買えなかった場合、もしくは定期的に購入していない雑誌を見て、商品デザイン/企画、コーディネートの参考にしている、雑誌だとカラーコピーかスキャンをするしか無いが、既にデータとして取り込んでいるので、そのままプリントができ便利。

A広告参考
日本の雑誌の巻頭広告やVISUAL等、自社の広告、プロモーションで活用できるネタとして参考にしている。

B特集参考
いま中国では、日本雑誌の中国提携版が数多く発刊されています、VIVI、Ray、Oggi、With、Scawaii、mina・・数え上げるとキリがありません、日本のどの特集を中国提携版にも掲載して、どのように仕掛けようとしているか?をキャッチアップし、自社の商売に繋げている。

補足すると、気に入ったファッション誌があると、彼らからは本物を見たいのでその雑誌を日本で購入して来て欲しいと言われる事も多々有ります。


●一般の人
@日本の流行ファッションの確認
 サイトでアイテム、価格、コーディネートの確認をして各ブランドのECサイト等で購入しています。

A人気モデル/タレントの情報
 各雑誌モデルは中国でもかなりの人気があります、安室奈美恵なども根強い人気があり、
 ファンの人は雑誌も購入するでしょうし、このサイトでダウンロードしています。

Bヘアメイク、美肌保持の参考
この領域は日本でも同じかとと思います、ヘアメイク方法、化粧品は日本の物に対する強い憧れ、安心感があり、かなりの頻度で参考にしているようです。

●私の活用方法(大きな声では言えませんが・・・雑誌社の方々申し訳ありません・・・)
・上海在住で日本に頻繁に帰国できないため、各レディス、メンズ雑誌を閲覧し、クライアント様に商品企画提案の際に使用したり、コーディネートの参考、PR/販促物の参考などで利用させて頂いています。
・もちろん日本出張時に雑誌も購入はしますが、雑誌は非常に重く、何冊も買って帰ると相当苦労します。。。
・CASAは内装インテリアの参考に、FIGAROのNY、LONDON特集等は出張の際に活用しています。

中国だけでなく欧米含め海外に住んでおられる日本人の方も多く見られていると思います。。。

あまり書くと本当に怒られそうなのでこの辺にしますが、このサイト閲覧人数は定かではありませんが、かなりの閲覧者がいると聞いています。
今の中国は日本ファッションの第3期ブームだと私は勝手に思っているのですが、それだけ中国の人が日本ファッション、ヘアメイク、カルチャー、流行もの、こだわり、ウンチク、に凄く興味を持っている事がうかがえます。

誤解を恐れずに書かせて頂くと、ここからはこじ付けですが・・・このサイトに掲載されている日本のファッション誌は、中国の人にも広く認知されていると思われた方が良いと思います(無断掲載という大きな問題はあるものの)、日本ではインターネット、WEBの台頭で活字離れ、雑誌の休刊等が言われて久しいのですが、中国のマーケットへの出店を考えられているアパレルさんは、日本のファッション誌を最大限に活用され、ブランディング、ブランドイメージ、認知UP、特集タイアップ、価格明示など日本の消費者だけに訴求しているのではなく、近くの中国マーケットにも実は大きな影響を与えていると考えられた方が良いと思います、しっかりと日本国内で雑誌との取組みで足場を固められ、いざ中国出店の際には、或る意味日本のファッション誌に投下した時間とお金がジャブとなり、ジワジワと効いてくるのだと勝手に思っています。


それでは!
 2011/08/22 07:00  この記事のURL  / 



最近のお仕事!
ご無沙汰しております。

最近のお仕事を簡単に書かせて頂くと。。。先週は東京で各アパレル/百貨店/GMSのMD、DB、バイヤーの皆様にVMDの講義2コマをやらせて頂き、そこから上海に舞い戻り昨日OPENした某日本レディスブランドの中国初ローンチに関わるVMDプランニング、OPEN VMDのお仕事をやらせて頂いたりと、慌ただしくも有り難い事にお仕事をやらせて頂いております。
余談ですが・・・家内の上海出張も有り、一緒に美味しい中華を頂きました。。。

来週は某日本のブランドさんの来春のSHOP/EC SHOP OPENに向けたキックオフMTG、某中国メンズブランドさんの杭州の新店OPEN準備、某中国レディスブランドさんの売場VMD改革取組みに関するMTGと、本格的な秋冬、来春に向けたお仕事を立て続けにやらせて頂く予定です。

本当に有り難い事だとつくづく思います。
そこで感じたのは、特に中国企業さんと商談をさせて頂くと、これまでの私の過去の業務経験からオファーされている事に気づかされます、何と言ってもUNIQLOでのグローバルでの経験とチェーン店として売場を標準化させてきた経験に集約されます。直営のみならずFC/代理/加盟と様々なチャネル、取り引き形態がある中国、共にイメージコントロールを実行するための企て、その手法、売場を化粧する表面的なVMDテクニックではなく、その背景に有る「商品そのもの」「本質」に意見提言して行く事、商品企画を如何に継続的に売場でプロモーションも絡め表現し、それを週次の商売に繋げ、広大な中国マーケットに抜け漏れなく拡大させていくか?

既に中国で3.000店舗程展開されている某メンズブランドさんは、知名度も売上利益も、人が羨む程あるのですが、次を目指し、また海外でのビジネスチャンスをうかがっています、現状を否定し、更に上を目指す姿勢、夢を夢で終わらせない思考、そこで売場、サービスに関してUNIQLOのように改革をしていきたいので一緒に取組みを!という依頼です。恐らく同じ様な悩みを持たれている中国のアパレルさんが数多くおられると思います。私も微力ながら協業させて頂き、お客さんに喜ばれるお仕事を確実におこなっていきたいと思います。


  浦東正大広場の5Fに8/19にOPENした某レディスブランドさん、丁度ONLYの上になります


  Scawaiiの中国人モデルを使った、店内でのフロアーショーを実施


  こんな感じで全16スタイリングを6人のモデルが着こなし店内をウォーキング


それでは!
 2011/08/20 12:53  この記事のURL  / 



OPEN3ヶ月のラクアと伊勢丹!
かなり間が空いてしまいました、ご無沙汰しています。

昨日より日本に帰国しています。
中国では日夜バタバタなのと、ネット環境が良く無いので、どうしてもブログUPが滞りがちになってしまいます(完全な言い訳ですね・・・失礼しました)
5月にOPENし早いもので3ヶ月を迎えた大阪ターミナルシティの、ルクアと伊勢丹を再び見て来ました。


JR線から御堂筋線乗り換える通路、こちらに向かうお客さんが多いのは何故でしょうか?
大阪キタエリアから、御堂筋線に乗り換え大阪北部、南部へ移動する方が多いから?


8/8(月)夕方6時半、家路を急ぐOLや学校帰りの女子大生、女子高生で賑わうルクア、それに比べて申し分けないのですが、ひっそりと静まり返った伊勢丹、あまりにも対照的な2つの館、伊勢丹は昼間はもう少しお客さんが多いのかもしれませんが。


(ルクア)縦に細長いフロアー地型が回遊をし易くしていて、中島のブランドも含めて各ブランドを認知しながら歩ける空間が心地良いです



(ルクア)各フロアーエスカから降りて来ると、中島のVMDが目に飛び込んできます



(伊勢丹)伊勢丹のエスカを降りて行くと、だだっ広い空間、贅沢さが売りの伊勢丹ですので、これは理解できますが、客数が少ないなか、極めてひっそりとして寂しささえ感じます


(伊勢丹)1Fのストッキング売場も巨大な空間が・・・避難導線規制など有ると思いますが、非常に売場効率が心配になります、大丈夫でしょうか?売場に楽しさワクワク感が無いと思います


しかし新聞の情報によると共に売上予算は達成されているようですね。
このマーケットが厳しい状況下では貢献していると言えます。

今日は盆前で帰省客をチラホラ見えるなか、ルクアを2時間、伊勢丹を1時間をかけてじっくりと秋の売場、打ち出し商品、VMDを拝見しましたが、前回のブログでも書いたのですが、ルクアの館の鮮度が落ちておらず、秋物入荷も相まって充実の品揃え、上層階まで思わず上がってしまうフロアー構成、同フロアーで同じ様なブランドのバッティングが少なく、各フロアー隅々まで回遊し飽きないリーシング、どれをとっても秀逸で素晴らしいと改めて思いました。

一方、伊勢丹は今自分が何処にいるのか?このフロアーは何の売場なのか?が判り辛いように見えます、もう少しフロアー表示を明確にする事、エスカ昇降口の広い空間を効果的に活用したVMDを仕掛ける必要性を感じました

大阪ステーションシティ、特にルクアをまだ見られていない百貨店、SC関係者がおられたら、是非ともじっくり見られて下さい。必ずや自店のリーシング改善施策に繋がると思うのと、アパレルの売場設計関係者の方は、条件規制が厳しい中島での売場内装案のヒントを頂けると思います。

明日から東京入りして、某ファッション人材育成機構のVMDセミナーの最終準備に入ります。


それでは
 2011/08/09 00:17  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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