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梅雨らしい梅雨!
ここ最近の上海は梅雨の長雨で、ほぼ毎日だいたい雨模様、梅雨だから或る意味当たり前の事だが、昨年は空梅雨で雨がほとんど降らず「本当に梅雨?」と感じた事と比べると今年は梅雨らしい梅雨、且つ気温も日々最高で24から25度前後と朝晩は羽織ものが必要なほど肌寒い(ここ最近の日本もそうらしいが・・・)。

6月の始め頃に最高気温が35度を超え、梅雨を通り越して「夏?」と思えた瞬間はありましたが、現在は上述の通りで「本格的な夏はいつ?」という感じです。マーケットを見てみると、アパレル、リテイルは夏物の在庫を抱え、6月の中旬から早くもSALE突入、気温も上がらず、決まって週末のどちらかが雨にたたられ、消化も一向に進まず、既に7月も上旬を過ぎて今週MD28Wから、秋物投入をスタートさせているブランドもチラホラ出てきています。

年間の商売三大ピークはご存知の通り「春節」「労働節」「国慶節」、ということで5月の労働節を過ぎると6月後半の端午節から9月末の中秋節、国慶節まで祝日も無く、商売はたんたんと進んでいきます。
但し今年2015年だけは第二次大戦終戦70周年にあたると言うことで、9/3から9/5まで「抗日戦勝記念日」の三連休となり、アパレルにとっても秋商戦に僅かながらプラスの要因になりそうです。反面2012年の反日運動の時のように、日系企業の商品不買運動など不穏な動きも囁かれているのも事実。日系企業(日系だけでなく外資、中国企業も)にとっては今回の中国株売買停止の異常事態、投資家の自殺者も出るなど、中国マーケットの閉塞感、1ヶ月半後に迫った抗日連勝記念日など、決して楽観視できない局面も考えられるので、きちんとマーケットを見ながら物事を判断をしていく必要があります。

写真はRecord Chinaから


一方で日本のマーケットに目を向けると、昨今の中国人旅行者の日本での爆買いが、今回の中国株バブル崩壊の一件で相当な影響が出ると言われていますが、中国人の日本人ではなく日本というマーケット、モノに対する信仰、信頼、憧れは、中国に住んで周りの人達の話、動きを見ていると、そうやすやすと無くなることは無いと考えます。もちろんこれまた楽観視はできないですが。

梅雨の憂鬱な環境からか、いつに無く9月までのマーケットのこと、今後の中国と日本の関係のことを真面目に考えてしまいました。

それでは!
 2015/07/10 09:40  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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