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直営店と代理店!
今年2014年は、それまでの中国クライアント50:日系クライアント50という比率から中国70:日系30という様に、中国アパレル、リテイルからの御依頼を沢山頂き、それに対して邁進してきた一年でした。

事実この12月第3週は、休み無く連続でシンセンでの某アパレル企業の指導(3日間)、上海での来年に繋げるアパレル企業対象のセミナー(2日間)、そして今日からは杭州の某アパレル企業の定例指導(2日間)に来ています。全て中国企業、中国人に向けてのVMDを核とするSPA業態構築と言う内容。
SPA業態の定義だったり、SPAは何をすべきか?なぜ週次でPDCAサイクルを回すのか?など、まだまだSPA概念の入口部分に位置する企業が多いのも事実、もちろん3年程前からSPAを導入しSCMを駆使して売上を伸ばしている企業も多く有ります。
シンセンの高級ブランドの実践指導の模様
上海でのSPAセミナーの模様



セミナーを開催すると、日本のUNIQLOやMUJI、そして欧米のZARA等の学ぶべきグローバル企業を中期の目標にして、「何故、これらのブランド、企業は基準高くチェーン店舗展開ができ、商品企画/開発から、生産、物流、販売、売場まで計画性を持って推し進める事ができるのか?」という疑問が寄せられます。

同時に「中国は直営展開を出店施策にする企業は少なく、代理店/加盟形式が多いため、展示会の発注も我々の意志とは違う、自ら売れる商材を勝手に決めて、ブランディングも何もあったものではない。上述のようなブランドは直営形式で進めているところばかりで、我々はこれらのブランド、企業の何を参考にし、何を学んだら良いのか?」という質疑も多く有ります。
つまり、「グローバルブランドを参考にしたいが、実際に何から始めたら良いのか分からない」というのが分かり易い言い方かも知れません。

これに対する私の答えは「まずは直営店舗で標準店(売上規模、立地、面積、イメージ、顧客層、ブランドとして或るべき品揃え)を設定し、そこでの成功事例を創出し、そこから多くの代理店に影響力の有る超有力代理店/加盟店に導入していくべきではないか?」と言う事。

「言うは易く行うは難し」では有りますが、直営店で達成出来ない課題、目標は、相手資本の代理店/加盟店では到底出来るはずは無いと強く感じます。
いきなり難易度が高い先で試すのでは無く、自らの意志でどうにでもなる直営店で愚直に、週次でSPAに関わる全てのPDCAサイクルを回していくしか術は無いと考えます。

それでは!


 2014/12/23 00:20  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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