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UNIQLO上海市内50店舗目がOPEN!
UNIQLOの中国での出店スピードが加速しています(9/21現在で310店舗)そして既に上海市内には何と50店舗目が中山公園兆豊広場に10/1にOPENするようです。

http://www.uniqlo.cn/#

この兆豊広場とは?蘇寧電器と同建物に位置し、2年程前に日系ブランドを集めた某ファッションゾーンだった場所。諸々の思惑が絡み僅か半年足らずで閉店に追い込まれた事は記憶に新しいところです。噂によると日本の著名インテリアリテイルも同館に中国1号店をOPENさせるようです。

目の前(徒歩5分)には上海でも集客では有数の龍之夢購物中心が有り、このエリアの御客さんを一気に集め一人勝ちの館。ですが反対側のこの辺りは電化製品以外ではなかなかビジネス的に困難だった場所です。そこに記念すべき50店舗目をOPENさせるには、出店開発能力に長けるUNIQLOの戦略的考えが有ってのことでしょう。


実はUNIQLOは先述の龍之夢の4階にも標準サイズの店舗を構えており、今回の新店は見たところ大型店のOPEN、いわゆるドミナント出店を仕掛けてきているという事になります。東京で言うと新宿や銀座、池袋には数百メートル圏内に、店舗面積規模に応じて品揃えを変えて数店舗を構えていくのと同手法。カニバリというデメリットも有るも、そこのエリアのお客さんを全て取っていくという事だと思います。
それくらい今後の中山公園エリアは来年に控えたラッフルズのOPENなど、将来を鑑みても可能性の有る場所だという事でしょう。英国のオックスフォード ストリートを歩くと数百メートルおきにH&Mの店舗が有りますよね、あれは非常に目に焼き付きます、場所は違えどあれと同様のやり方です。

企業にとって売れる場所、集客が出来ると判断したエリアにはビジネスと広告の意味合いの戦略が有り、消費者から見ると、いつも人でいっぱいの狭い店舗では無く、大型化された空間、豊富な品揃えの中でゆっくりと買物を出来る利点もあります。そういう意味ではドミナント出店戦略は効果的だと考えます。
言い換えると、UNIQLOの中国での出店戦略のステージは、中国全土の1、2線都市にどんどん出店拡大すると同時に、特に1線都市(上海、北京)で如何に効率良く同地域、同エリアでドミナント出店していきながら、売上、利益をとっていくか?と言う、既に新たな第二ステージに入っているのだと感心させられます。

家の近くでもある、中山公園、兆豊広場のUNIQLOを、今後もチェックしていきたいと思います。


それでは!





 2014/09/22 13:10  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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