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今年の1月に社内セミナーと言う名の面談を開催、そして3月から本格的にコンサルティングが始まった杭州の某中国レディスアパレル企業への御指導。 第1クールでは、「業務標準化」に照準を当て社長以下、営業部、VMD部門の方々へのヒアリングと仮説立てを行い、何故業務の標準化が必要か?を3回に分けて説いてきました。同時に標準店と言われている店舗にも入店を繰り返し、講義,議論した内容と現場業務との連携を試みました。目的は・・・如何に「標準」と言う概念が表面的なレベルになってしまっているか?このブランドの皆さんに知って頂きたかったから。3回も標準の事を話せば、嫌がおうでも腹落ちをされたと実感。 そして明日からの第2クールでは、「標準を起点にした細分化」をテーマにして、全3回(3ヵ月)に渡り、議論、講義、店舗入店を繰り返していきます。ここで重要な事は、当然ながら老板(社長)も毎回同席して頂き、経営と営業現場とのギャップを埋めていく事、もちろん完全には埋まることはないものの、現在は多様化している方針、ベクトルを一つにしていく事が、ブランドに携わる全員がストレス無く、目標に向かって、効率良く、スピード感を持って問題解決でき、成果も出やすいと考えているから。 日本以上にワンマン体質、トップダウンの企業が多い中国、上述の様なプロジェクトの進め方は一筋縄ではいかない事は百も承知していますが、わざわざ私をブランド改革に指名して頂いたからには、その期待に応えるべく、遠慮せずに、チャレンジすべき事は意見に沿い支援し、間違いは間違いと明確に意見提言して、邁進したいと思います。 明日からの2日間は相当揉め、議論が二転三転すると想像出来ますが、第1クールでの業務標準化の重要性を執拗に話し、心底理解して頂いていると思うので、結論は出しやすいと思います。 今回はいつになく真面目で、写真が1枚も無い内容となりました・・・笑。でもこうやって、ここ中国に住んで、日々中国企業さんとお付き合いし、苦労もしますが、逆に凄く勉強させて頂いていると実感しています。 それでは! |