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続々とOPENする上海の商業施設情報!
このブログでも機会が有る度に書かせてもらっていますが、上海、中国はMALLを中心に既に商業施設飽和状態。それでも今年〜来年にかけても上海では続々と新たな商業施設のOPENラッシュという様相です。

上海ディズニーランドのOPEN、都心の住宅価格高騰による居住区の郊外への広がり、それを受けて地下鉄網(現在は14路線で路線総延長は世界一、将来2020年迄に19路線迄の計画有り)も網の目の様に広がっています。この網の目の各地下鉄駅周辺に新たな商業施設を建設している、という言い方の方が分かり易いかも知れません。

下の図(図をクリックすると大きくなります)は、ここ2年の間に上海市で計画中の主な商業施設(11箇所)になります。主なと言うのは、日本やこちらの日系リテイル企業に知れ渡っている物件、という意味になります。つまりは下記物件以外に日本人、日系リテイルも知らない様々な物件が続々建設中/建設予定という事です。これは正直背筋が寒くなります。既に飽和状態、何処の施設もほぼ同様の品揃え(物販、飲食)で、特徴が無い、記憶に残らない施設が増えている中で更に、と言う状態です。不動産、デベロッパーは建物を建て、テナントを集め、事業がうまくまわれば継続して運営、うまくいかなければパッと売り払う、と言った考えが根底に有ると言う事は、既に周知の事実。日本の様に地域やお客さんと共に施設を育てよう、と言う気持ちは残念ながら皆無。



そう言う中で、リテイル、アパレルは上海や中国の各都市で出店をしていかなければなりませんから、それは容易な事ではありません。常にマーケットを見て、アンテナを張り、関係者との情報交換をする必要も有ります。決して家賃の安さだけに飛びつかず、キチンと各施設を取り巻く、将来の近辺の別施設の進出計画、住環境の整備状態、交通網、人口(世代別)推移、可処分所得、コンペチターブランドの出店済/出店計画状況(売上、客数、客単価など)等もリサーチし吟味して決められるべきだと思います。

上海市内を見ると、商業施設の家賃は区によってピンキリですが、平均すると1日/1平米あたり30元〜80元くらいです。新しく郊外に出来る施設は未だ集客も見込めないため、1日/1平米7元〜というものもありますが、これはテナント集めが目的であり、すぐにOKとは言い難い物件だと考えても良いと思います。

それでは!




 2014/05/26 12:55  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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