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2013年 中国上場小売業売上ランキング!
Linkshopによる2013年の中国上場小売業(百貨店、スーパーマーケット、家電店)の売上ランキングが発表されました。以下大きく3つのポイントを説明します。


1.百貨店の売上増長スピードが緩やかに

2013年4月22日、Linhshopが統計した情報によると、61社の百貨店類上場企業(うち年報を公表する57社)その中で営業収入が100億元を上回る企業が16社ありました。大商株式(337.47億)、重慶百貨(302.46億)、豫園商城(225.23億)、王府井百貨(197.9億)、百盛百貨(174.81億)、鄂武商A(168.42)、金鷹商貿(168.3億)、中百集団(164.78億)、天虹商場(160.32億)、銀泰商業(156.92億)、万達百貨(154.9億)、銀座株式(142.18億)、首商集団(120.67億)、茂業国際(113.74億)、華地国際(111.35億)、利福国際(110.5億)。
皆さんがご存知の百貨店グループは幾つ有りましたか?良く聞くところでは、王府井、百盛、金鷹、銀泰、万達、と言うところでしょうか、上の利福国際(百貨店総合ランク15位)?・・・聞き慣れないかも知れませんが、これが上海の久光であり、香港のSOGOを擁する利福グループになります。純益額、伸び率も他社と比較しても素晴らしいと思います(知人が多いため、これくらいで・・・笑)

Linkshopの統計によると、既に年報を公表している57社の売上総額は、4189.79億元、平均増幅6.7%、純益総額は170.26億に達しており、平均増幅は5.4%。去年同時期と比較すると、営業収入TOP10の上場企業はさほど大きな変化はありません。


2.25の百貨店が純利益ダウン

年報を公表する57社中、47社(80%)が去年同時期比較をすると増長しています。しかし、25社は同時期と比較して純益がダウンしています。その中、海寧の皮革城の営業収入は29.95%と大幅上昇、逆に昆百大Aは同時期と比べて35.31%下落しています。中央商場の純益は882.63%増、逆にイオンの中国業務純益は809.77%下落しています。


3.14社のスーパーマーケットの純益下落幅17%

既に上場14社のスーパーマーケット類企業の年報が公表されました。その中の営業収入が100億元を上回る企業が11社ありました。
高(金が3つ)リテイル(大潤發+欧尚 839.58億)、華潤万家(763億)、永輝スーパーマーケット(305.42億)、聯華超市(303.8億)、物美商業(188.86億)、中百集団(164.78億)、華聯綜超(127.48億)、人人楽(127.1億)、歩歩高(113.89億)、卜蜂蓮花(108.81億)、京客隆(104.04億)。
14社中の売上総額3311.83億、評価増幅8.8%、純益総額は56.61億、平均下落幅は17%に達っしており、14社中の13社が同時期と比較して営業収入が増加していますが、1社(人人楽)だけが1.53%下降しています。その中で最大の上げ巾を示しているのが永輝スーパーマーケットの23.73%。純益のデータから見て、9社が純益が下がり、その中の新華都は最大の下落幅244.35%となっています。卜蜂花は去年の損失額を75%回復しています。


総じて言うと・・・
上述の通りで「百貨店、スーパーマーケットの伸び幅が下落している」。逆に今回の資料にはありませんが、コンビニのめざましい台頭も、スーパーが下落している一つの要因であるとも言えます。

また、コスト上昇も大きな足かせ、ブレーキとなっています。中国では小売業だけではないですが、様々な賃料と人件費の伸びが年々大きくなっており、小売業では売上の伸びが鈍化しているにも関わらず、コストを含む支出が大き過ぎると言う事だと思います。
コスト上昇のため、新規店舗出店も大きな影響を受けていると想定されます。


以下は各業態のランキング表です。
なお☆印の万達百貨は非上場企業、貨幣単位は人民元(香港ドルは人民元に換算されています)



それでは!
 2014/04/23 10:05  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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