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賑わう春節休暇最後の一日!<後篇>
さぁ、中国は春節も明け街も仕事モードになりつつあります。先週土日の週末は大きなスーツケースを持った人達で地下鉄が異常に混んでいました。なるほど、帰省先から上海の家に戻るため、虹橋空港や鉄道の虹橋駅からの人達だったようです。

報道によると、今年の春節の長期休暇も終わりを迎え、各店舗はほくほく顔で売上の勘定を始めている!との内容。
中国商務部(商務省)のデータによると、旧暦の大晦日(2月9日)から旧暦1月6日(2月15日)にかけ、重点モニタリング地点となった全国の小売・飲食企業の売上高は前年同期比14.7%増の5390億元に達した。伝統的な年越し商品が主要市場で人気を博し、無くてはならない需要(食品・衣類など)も安定的に増加した。一方で、食べ物の浪費をなくす「完食キャンペーン」の影響で、ハイエンドな飲食消費はやや冷え込んだ。という事でアパレル、小売りなどは春節前、春節期間中はまずまずの集客で売上も好調だったようです。ただ、ここからが我慢の時期、毎年春節明けの2週間近くは、春節の反動、買い控えでお客さんが商業施設に足を運ばないという状況が続きます。この時期はそもそも集客が難しいため、じたばたしても仕方ありません。春物商品のスタイリング勉強会などを本部主導で店舗で行う等、次に向けての準備をするしか術が有りません。私も明日早速クライアントさんのお店で市内の店長に集まって頂き実施します。

前置きが長くなりました。2/26のブログ「春節休暇最後の一日!」の後篇です。
前回は@高島屋AOPA情報でしたので、今回はBK11とワイハイ路の路面店、香港広場近辺→C夜の雲南路火鍋ストリート情報を。

BK11とワイハイ路の路面店、香港広場近辺
まず先にワイハイ路の情報を。久々にパークソンから西藏路近く迄を春節休暇最後の日を噛み締めるべくゆっくりと時間をかけてウォッチング。まずは元偽物市場跡に建設中で年内OPEN予定の香港のAPM MALL、6層分の外壁には何とPRADAの大きなサインとVIUSALの露出、そしてOPENNING SOONの文字、まるでPRADAのビルのようです、その隣はMIUMIUの文字が!いやはや何とも、この地代が超高いエリア、それも交差点の角地、嫌がおうでも目に入る場所。戦略的出店以外の何者でもありません。世界でもこの旗艦店規模の店は無いと思います。まさに上海はワールドカップ戦が繰り広げられている事を実感します。OPENしたらすぐにチェックしに行きます。
如何ですか?目立つにもほどがあると思いませんか?本気度合いが伝わります、こちらでPRADAは過去のブランド、というレッテルを貼られていますが、それをぶち破れるか?期待される所です



次はFRグループが銀座に次いでブランド集積で旗艦店をOPENさせる館。元は国営百貨店、長い歴史に幕を閉じます。上述のAPMとは歩いてわずか5分の距離。この館もFRグループの底力でどのように化けるか?が非常に楽しみです。
まさにこのエリアが今年の後半は上海で一番賑やかで中国、いや世界中の人々が大注目する
区画になると思います。「街は動く」つまり或る商業施設や集客力がある館が出来ると、そちらにお客さんがどっと流れて行き、近くの元々栄えていたエリアが地盤沈下する事を言います。このAPMのOPENでワイハイ東路(ワイタンの近く)エリアが大打撃を受けると予想されます。
ここも好立地。ワイハイ路をそぞろ歩く地元、国内外の観光客が必ず目にする場所です、FRグループ、頑張って下さい!guがこちらの若者にどれくらい支持されるか?見てみたいですね



どんどんいきます。
次はワイハイ路の真ん中あたり、H&Mがあるエリア。ここも改装し違うイメージになったそう(中は見れていません)。数日前にH&Mのウィンドーに車が突っ込んだそうです。当たり年で運が良いやら悪いやら。
外装は大きな変化は無し、今回入店していないのでコメントは避けます。次回しっかり見てまた報告します



それとまたまた驚いたのは、このH&MやZaraがあるエリアにNIKEの旗艦店、adidasの大型店というように、スポーツブランドストリートになりつつある光景。このエリアを牛耳る黄浦区(元は芦湾区)はこのワイハイ路が飯のタネであり、利ざやを稼ぐ唯一の場所。この黄浦区は南京路、このワイハイ路、ワイタン、新天地、豫園など上海の名だたる観光エリアを配下に置く、良く言えば革新的な区として有名です。街の雰囲気に合わなければ契約期間内でも退去命令が出る等、悪く言うとやりたい放題の区です。なのでこのスポーツブランド集積も区が仕組んだもの、今後どのように変化するか見て行きます。
手前からH&M、adidas、そしてNIKEと続きます。この通りを写真の右方向に行くと、FRビル、APMと連なります。街が動き、この辺りが当面ワイハイ路の中心になると思います



そして1/18にソフトOPENし丸1ヶ月過ぎたK11、ドルチェ&ガッバーナ、クロエ、バーバリーがまだまだ施工中で5月頃にグランドOPENという館。地下に日本ブランドも数軒入っていますが、まずまずの滑り出しだと思います。春節期間中はOFFICE街という事で人はまばらでした。2F〜4Fには飲食店も有り近くのOFFICEビルで働くOL、サラリーマンの憩いの場になっていると思います。今後が期待出来る館です。
OPEN時はフロアーの規制で照明が暗かったJINS、明るくなり、客数も増えているようです。見慣れない什器が・・・規制が有る中島区画での什器モジュールだと思いますが、若干什器高が低過ぎて見辛い印象を受けました



最後にアップルストアが有る、香港広場近辺。ラグジュアリーブランド店が軒を並べる超敷居が高いエリア。日本で言えば銀座というところでしょうか。春節最後の日はブランドSHOPよりもアップルストアが集客装置で大賑わい。もしこの アップルストアが無かったら、このエリアの発展は難しかったのではないかと思います。事実、この辺りからワイタン方面に向かう通り、レーンクロフォードが有ったタイムズスクェア辺りは街も暗く衰退の一途を辿っています。わずか3〜4年でこの有り様。まさに「街が動く」を地でいくエリアになっています。賃料が安いからと言って、間違ってもこの辺りの商業施設に店舗を構えないでくださいね。街は日々動いています。
アップルストア対面のCartier、外壁が新年快楽!の赤色一色のネオンで覆われてしまっています・・・



C雲南路火鍋ストリート
今回のブログ、ボリュームたっぷりでしたので・・・火鍋情報は次回に持ち越します。お楽しみに!


さて、今週水曜からはルーチンの寧波出張、春節明け初めての2泊3日の出張、気合を入れて頑張ります。

それでは!
 2013/02/19 01:10  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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