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北京 西単大悦城(JOYCITY)の変化!
先週末、約4ヶ月振りに北京に行って来ました、やはり上海と違い反日デモの規模も大きかったせいもあり、どことなく反日感情が根強い印象を持ちました。

さて、今回の北京出張目的はほかでもなく、長春に本部/本店があり、沈陽、ハルビンに支店を持ち、そして今年の9月に4店舗目として北京の西部エリアに何と・・・30万平米という超巨大な館をOPENさせた百貨店さんとのVMDでの取組みのお話。
30万平米と聞いてピンとこない方もおられるかと思いますが、日本の事例で言えば・・・ららぽーとTOKYO-BAYが建築延床面積282,000平米、越谷レイクタウンが393,000平米、阪急西宮ガーデンズが247,000平米ですから、この北京の百貨店単独としての巨大さがお分かりかと思います。

この館、地下1F、地上6Fの7層構造。現段階では正直書かせて頂くと1、2Fのリーシングが揃っておらず進行中という感はありますが、競合が多く無い北京市内の西部エリア、今後飲食、ライフスタイルコンテンツ、エンターテイメンツが揃い、そしてこの規模感と高級指向ターゲットがうまくはまれば、大きく化けるかも知れない施設だと思いました。


美術館か博物館かと見間違える外観です


さて、北京リサーチで必ず行くのが西単 大悦城、国慶節明けのこの時期は通常ですと休みの反動で客足が落ち込むのですが、いやはや何とも、満杯です。特に上層階の飲食フロアはどのお店も長蛇の列。「集客できる施設は、人気の有る飲食店がキーワード!」それをそのまま地でいっています。そのシャワー効果でテナントとして入る、H&M、ZARA、GAP、UNIQLO、その他中国、韓国、日本、香港系の服、雑貨リテイルが大きな恩恵を受けている様が見てとれます、中国で最も成功している館のひとつだと言えます。


吹き抜け周り、最近このように1Fから直接飲食フロアーに行く事ができる長いエスカを導入する館が急激に増えています
この12年秋冬の目玉は何と行ってもsnidel北京初出店、3Fのエスカ前という好立地に店を構えます、昔は確かEランドのサーフカジュアルブランド、W,A,Uだったと思います、それを追い出しても入れたかったブランド。上海、華東地区の好成績を引っさげてのローンチ。日本ブランドとして凄い事ですね
打出し商材は上海地区と大きく変えていない感じです。ただこれからは華東地区と華北地区の気候の差が出てくるので要注意です
今回はsnidelだけではなくピケも抱き合わせでの出店。店舗面積は両方で雄に150〜180平米は有るでしょうか。商品展開エリア、試着エリア、そしてレジエリアの大きく3つの異なるオペレーションをひとつの店でうまく組み合わせた見せ方は流石だと思います



今回のリサーチで驚いたのは、この秋冬で売れるこの時期に大きなリーシングに手を加えていた事。通常だと秋立上がり前辺りの改装なのでしょうが、何かのタイミングが合わず大きくずれ込んだのでしょう。実は私はこの館の建築中から見ていて、今後どのように発展していくのかなぁ・・・と思っていましたが、ここまで集客できる館に成長するとは思っても見ませんでした。その人気の館が今大きな取組みとしているのが、「売れるブランドの集積」「北京に無いブランドの招聘」ではないかと思います。

このような形で、各フロアー仮囲いが組まれ施工中でした


或る意味当たり前の事なのですが、これまではこの館のOPEN当初からテナントとして入り、大きく貢献をしたであろうEランドグループの各ブランドでさえ例外無く上層階へ移動させて、新たなブランドを導入するという大鉈を振るっています。
この決断が今後のこの館にどのような影響を与えるのか?を引き続き注目していきたいと思います。

6IXTY8IGHT、確かH&M系の低価格インナーSHOP、好調のため売場を拡張されていました、売場移動では無く好調店舗は拡張という手法も取られています
アースも念願の大悦城出店、本来は今年の春夏に出店予定でした、半年遅れのローンチ。このテイストの服がどこまで受け入れられるか?乞うご期待です
いつもながら凄い集客のUNIQLO、特に冬が長く機能性防寒素材アイテムが多いUNIQLOと華北、東北エリアの相性、これからが本番です
MUJIもフロアーが変わりました、UNIQLOの隣です。小さな区画を纏め大きな面積にし、大型店を構築してきています
集客ができていないサマンサ、何が要因でしょうか?デザインと素材、プライスのバランス?プライスが中途半端なのかも知れません・・・



今週末は来週10/22から始まる、インターテキスタイル上海に出展されるNAXIS様(ブランドサポーター/副資材企業)のブース設営のお手伝い。バタバタな週末になりますが、その模様もまたブログUPさせて頂きますね。

それでは!

 2012/10/16 02:30  この記事のURL  / 



こんなところまで・・・!
普段使っている天気予報アプリ、かなり前に中国の人に教わりインストール。その後iphone独自の天気予報よりもかなり精度が高いため、ヘビーローテーション。。。
ところが或る時から突然トップページに必ずある画面が出る様になりました。。。

「我が国の尖閣諸島の天気に関心を持ちましょう!」とコメントが・・・。この画面の後にやっと私が知りたい上海の天気予報が見れます。急いでいる時に「イラっ」とすることはご想像通りです・・・


気持ちは分かるけど、現在は誰も住んでいない島。この島の天気、気温を知りたい人がどれだけいるのか?は不明ですが、中国の愛国精神がこんな所にまでおよんでいます。利便性が高い携帯の天気予報アプリって80后、90后世代が沢山使用しています、この世代に自国の領土という事を、このような携帯端末で知らしめる所が中国っぽいと感じます。丁度1ヶ月前頃は確か・・尖閣諸島の山々の名前、川の名前まで決めて、新聞、ニュースで国民に伝えていました。


今回はどうでもよい情報でした。

それでは!
 2012/10/16 00:18  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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