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大事にしていること!
一昨年の8月に前職のユニクロを退職する最後の日に、お忙しい柳井会長にお時間を頂き、退職の御挨拶に伺いました。

緊張の中の退職の御挨拶、最後は「頑張って下さい!」と本当に温かいお言葉を頂き、一緒に写真を撮って頂きました、ユニクロ在籍の6年間で一度も見た事が無い柳井会長の笑顔でした(笑)


当初は10分間だけという約束で臨んだのですが、結果的には30分近くもお時間を割いて頂き、独立後はどのような事をするのか?中国での事業の可能性は?など等、熱心に沢山の質問を頂きました。

その中でも一番印象深かった質問は、「中国でVMDというお仕事が成立し、事業としてやって行くことはできるのですか?」というものでした。

柳井会長としては、成熟した日本での起業ならともかく、一般的にビジネスで困難を極める中国での起業を心配されての質問だと感じました。

私からの回答は、「やって見なければ分からないというのが正直なところです、しかし中国アパレル企業の台頭は目覚ましく、勢いが有り、そこで私がアパレルやユニクロで養ってきたVMDのノウハウを活かして行く事ができると確信している事、また日本のアパレル、小売り企業もアジア戦略、特に中国での出店、国内販売拡大戦略として掲げている事から勝機が有ると考えています」と答えしました。

それに対する柳井会長のお答えは「そうですか、非常に難しい選択だと思いますが、内田君がこれまでユニクロで作り上げてきた事、VMDのノウハウを最大限に活かして、諦める事無く相手の身になって考え進めて行く事ができたら事業の成功は可能だと思います。ですが呉々も体だけには気をつけてください」と言う温かいお言葉を頂きました。

起業して約1年半、上海にVMDコンサルティングの会社を設立し約6ヶ月が経ちますが、常に上記の柳井会長からのお言葉を思い出しながらお仕事に邁進しています。ビジネスを拡大させ、軌道に乗せた段階で、柳井会長を正式に表敬訪問をさせて頂こうと考えています。

以前のブログにも書かせて頂きましたが、中国アパレル企業とお仕事をさせて頂く中で、各社の代表の方から、中国で出店拡大をしているユニクロのビジネスのポイントを聞かれる事が数多く有ります、そこで御答えするのはただ一言、「結論として現場にしか答えは無く、その為には常に自ら現場を見て、起っている事実が現実と理解して判断を下す事ではないでしょうか、大企業になればなるほど、トップが現場に足を運ばなくなる、ユニクロは全てのベクトルを店頭/現場基点で考えています」と。。。注目をされているユニクロに在籍していた誇りと、ユニクロで学んだ「商売の心髄」を肝に銘じ、一歩ずつ確実に前に向かってお仕事に取組んでいきたいと思います。

それでは!
 2012/02/27 07:00  この記事のURL  / 



プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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