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仮囲いを撤去する瞬間の醍醐味!
ご無沙汰です。
9月に入り、契約させて頂いているクライアントさんのOPENラッシュが続いています。
先ほど明日OPEN予定の某ブランドのOPEN準備を終えて帰って来ました。。。

個人的なお話で恐縮ですが・・・売場編集を終え仮囲い(ご存知でない方のために補足説明します:店舗の改装、OPEN時の施工の際に、施工現場と百貨店やモールの通路とを遮るために簡易的に簡単な壁で囲う事)を撤去する瞬間が気分が高まります。

数日かけて店舗スタッフの皆さんと一緒に作って来た売場を、引いた距離、角度で見る事が出来る瞬間の醍醐味は何度経験しても味わい深いものです。


     某ブランドの仮囲い撤去の模様、日本と違いかなり荒っぽいです・・・

仮囲いが有る空間の中で囲いが無い状況を常に想像しながら、全体的な見え方は?バランス分量感は?導線から商品展開場所/向きは?カラーの並べ方は?ゾーニング/フェイシングは?スタイリングは?マネキン位置/向きは?什器配列は?壁面上のディスプレイは?POP/販促物の場所/向きは?ライティングは?など等、1つ1つ確認を繰り返しながら、売場を作っていきます、言い換えると仮説、仮説の積み重ねで売場が少しずつ完成されていきます。

仮囲いが撤去された後は、上述の幾つかの項目を様々な角度から見て修正を繰り返していき、最終的に御客様視点でどうか?の確認を行い、FINISHさせていきます。

売場を作っていくプロセスの中で、一緒に売場を作ってもらっている店長、スタッフに、何故ここにこの商品を展開するのか?、何故この位置にスリーブアウトではなくフェイスアウトで見せるのか?スタイリングや、レイアウトの考え方等、都度機会を作りコミュニケーションを取り説明をします。

私のような外部委託のVMDが黙々と作業をし幾ら綺麗な売場だけを作っても、そのブランドや店長に日々店舗でやるべき事が落し込めない、これは意味が無い!と言う持論があります。

日々お店のオペレーションをされるのは、店長はじめ、スタッフの皆さんです、その方々がどうして?何故?という売場を作ってしまっては拙いと思っています。
ですので、常に上述の様にポイントポイントで、ここはっと思う箇所は、時間をかけても説明をしています、すると売場作成の理由、根拠がスタッフの皆さんへもストーンと落ちるようです、そうなるとOPEN後に売場が乱れても、自ら再現する方法を理解されているので、根拠の有る、綺麗で、効率も良い売場ができると思います。

この事が一番大事なのだと思います、お店はOPEN時の瞬間的なインパクトも重要ですが、それよりもOPEN後から如何に日々お客さんも御迎えし、そのブランドの良さ、商品の持つ特徴を提案でき買って頂けるか?が勝負ですからね。

こんな考えの元に、これからも続く新店OPEN準備の場面でスタッフの皆さんとコミュニケーションを取りながら愚直に売場を作成して、仮囲いを撤去する瞬間の喜びをスタッフの皆さんと共に味わいたいと思います。

それでは!
 2011/09/11 03:45  この記事のURL  / 




プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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