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春節前の中国アパレルマーケットは!
来週1月31日〜2月6日まで1週間の春節休暇、という事でこちら上海では国に帰省する人が増え列車駅、空港も凄い人になってます。街もいつもと違う雰囲気、既に休暇気分で仕事が手につかない人も見掛けます。春節につきものの爆竹、花火を売る露店も出始めました(中国では火薬を扱う事で専門店でしか購入できません)。

さて、そう言うなか今週(MD週 第4週)が、春節の売上ピークとなります。上述の通り、春節は来週からなのですが、事前に家庭で使う家電、食器類を買い替えたり、食材を大量に購入したりします。服も同様で昔から新年は新しい服を着て過ごす習慣がある中国、アパレル、小売にとっても年間最大の書き入れ時でもあります。

アパレルの市況を見ると、以下の様な状況です。

@冬物クリアランスSALE
 ・消化策・・・最大50%〜60%OFF中心、一部キャリー品を70%OFFで販売
 ・客単策・・・新品冬物、1枚10%OFF、2枚20%OFF、3枚30%OFF

A春物展開
 ・日本系・・・ブランドにより差はありますが、店舗商品構成で見ると約20〜30%
 ・中国系・・・まだまだSALE消化中で、春物構成は約10〜20%
 ・欧米系・・・H&M、ZARA、GAPなど、春物構成は30%程度

所感として。
昨年2013年の春節は2月9日〜15日と、今年よりも9日ほど遅く冬物クリアランスSALEを、2月まで引き延ばしていた感がありましたが、今年は早い段階でSALE、クリアランスSALEを仕掛けて来る中国ブランドが目立ちました。同時に春新作立上がりも例年以上に早めに実行し、各ブランド共にウィンドウでの春物提案も次々に変更しています。


以下、春物ウィンドウ写真は全て昨日1/22 中山公園龍之夢購物中心にて撮影。







元々中国は「春が短く、商売が難しい!」と言われています。その意味では、今年の様な春節が早い年はSALEを前倒しにして冬物消化を図り、同時に春物の展開を早めにし次々に新商品を投入し提案、売り込んで行く事が不可欠になります。レディスの次のピークは婦人節(3月8日 MD週 第10週)モチベーションを利用した、春物アウター類の早期特売で集客すると言うストーリーが有ります。その次のピークは労働節(5月1日〜3日 MD週 第18週)モチベーション、この時期は華南地区はもちろん、華東地区も初夏の装いに変わりますので、春物類の早期消化を事前に計画し、春物在庫を抱えない様にする施策が必ず必要になります。



龍之夢購物中心にあった某日系ブランドが撤退し、英国の「NEW LOOK」がローンチするようです。2/28に北京、上海、杭州同時OPENとの情報が入りました。今年も続々とリテイルが中国に入ってくる様です!



私は今年の春節は上海で過ごし、春節期間中の小売市況をウォッチし、またブログに書かせて頂きます。

それでは!


 2014/01/23 16:40  この記事のURL  / 




プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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